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  • 16 年前
平成21年(2009)8月26日開催の生駒市議会臨時会で、「生駒市病院事業推進委員会」の委員のひとりとして山下・生駒市長が推薦した徳洲会専務・増田道彦氏を不同意とした。これは生駒市議会の3分の2を占める守旧派が医師会利権を擁護するためにあからさまに反対したものである。「生駒市民が安心してかかれる生駒市立病院」の早期開設を待ち望む生駒市民の期待を、生駒市議会が無残に打ち砕く瞬間の映像である。山下・生駒市長は閉会挨拶にあたり無念の思いがこみ上げ、言葉少ないものとなった。

徳洲会は新設予定の生駒市立病院の指定管理者候補であり、徳洲会の経営陣の委員会参加は市立病院の開設には必要不可欠であり、また増田氏は勤務医を勤めた後、徳洲会宇治病院の経営者としてのノウハウを有していることから、他の医療関係者にはない知見を得ることができる、というのが生駒市長の推薦理由であった。反対議員たちは「徳洲会はまだ指定管理者として決定されていないので委員とするべきでない」という珍妙な理由を並び立てている。生駒市議会の暗黒時代はまだまだ続くようだ。

なお、生駒市議会の反対派は、自民党・保守系、公明党、民主党、草創会派の議員で、24名中16名を占めている。

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