生駒市議会 議員定数・報酬削減について市民グループから意見聴取

  • 13 年前
生駒市議会の議員の報酬と定数の削減を求める条例改正が請求された生駒市で、22日、市議会が議員の報酬と定数について議会に意見や要望を出している市民グループから意見を聴く会合を開きました。

生駒市では、市民グループの「見張り番生駒」が、市議会議員の報酬を今よりも30%、定数を現在の24人から18人に減らすよう求めて、市に条例改正を請求していて、市は、条例の改正案を来月の定例市議会に提出する予定です。生駒市議会は22日、議員の報酬と定数について議会に意見や要望を出している4つの市民グループから意見を聴く会合を開き、「見張り番生駒」を除く3つのグループの代表が出席しました。

このうち、「生駒市議会議員の定数と報酬の削減を求める会」は、「同じ規模の自治体に比べて報酬も定数も多すぎる」と、削減に賛成の意見を述べました。

これに対し、「学研高山開発反対・病院実現・くらしと福祉を守るみんなの会」は、「市民とのパイプを細くするべきではない」と反対の意見を述べました。

さらに、「市民の輪いこま」は、「議員の活動を市民にわかりやすくするなど、議会改革をしてから報酬と定数を検討すべきだ」と、現時点では削減に反対する意見を述べました。

生駒市議会では、出された意見を参考にして、市内各地で順次、市民との意見交換会を開いて、結論を出すことにしています。

お勧め