00:00I thought that was the last word for me.
00:05I want to live with the peace of Assyripa.
00:09I want to live with someone who will fight for a safe place.
00:13I want to be a person who will be able to fight for me.
00:20Like Sophia.
00:25Acha is such a person.
00:29It's true.
00:31If you want to protect your family, you can't live without hiding.
00:36And the words of Assyripa.
00:40Everyone forgets.
00:43The purpose of life is all to be Assyripa.
00:47The story of Assyripa.
00:50The story of Assyripa.
00:54Assyripa.
00:56Assyripa.
00:58Assyripa.
01:00Assyripa.
01:01The story of Assyripa.
01:04The story of Assyripa.
01:07The story of Assyripa.
01:10The story of Assyripa.
01:12Assyripa.
01:15The story of Assyripa.
01:17私たちが近海の有りかを知る老人を探しに行った同じ頃、我々もその老人の情報の出所を突き止めていた。
01:28シロマクルという男で有子力マスの父親だった。最初にキムシプ老人を目撃した人物だ。
01:40見事な彫刻ですね。
01:43我が家に伝わる文様です。陸軍にいる息子のため、アイヌを忘れぬようにと。
01:50有子さん、私たち第七師団は家族同然です。
01:56戦地へ行けば互いに命を懸けて助け合う。
02:00もちろん力マス君に対してもです。
02:04家族同然に心からの信頼が力マス君にあれば。
02:09私たちが老人を捕らえたのは一月も前です。
02:16今頃近海は見つかっているでしょう。
02:19あなたはどうして一緒に近海を探しに行かなかったのですか?
02:24彼らのやり方についていけないと感じたからです。
02:28隠し場所を教えないキムシプ老人に、気の荒い者が脅すような発言をし始めたのです。
02:36近海の場所を教えなければ、家族を探し出して危害を加えるとさえ、私はそれが許せなかった。
02:45和人とアイヌの分断を図る者たちと手を切ったのは賢明です。
02:51宝器の計画を知った以上、我々第七師団は見過ごせません。
02:57全て話してください、有子さん。
03:01日本人として生きる若いアイヌのためにも。
03:06彼らの気持ちもよくわかる。
03:09近海を使うにも、血を流さない方法がないかと協力したが、
03:16特にあの六名は、癖者ぞろいだし関係も浅い。
03:21和人に対する過激な思想という共通点で集まっているだけです。
03:26それを一人の男が、とても巧みにまとめている。
03:31猿川辺りのアイヌは土を食うって本当だったんだな。
03:36知恵と言い。我々が食べる土と言って、昔からずっと食べられてきたんだぞ。
03:41和人に牛だ犬だって馬鹿にされるぞ。
03:46そうだそうだ。
03:48和人にビクビクしてるお前らの方が情けねえべ。
03:51何だだろ、この野郎!
03:53何だやんのか!
03:55知恵と言いは、ケイソードと言って、
03:58物仲間が積もってできた化石なんだよ。
04:01知恵と言いは、アメリカ国の先住民など、世界中で食べられている。
04:06カラフトでは、ケイソードを使ったチカリペという料理が、一番のご馳走だった。
04:13アザラシの油をまろやかにしてくれるんだ。
04:16アザラシの油をまろやかにしてくれるんだ。
04:20本当に物知りだな。
04:24やっぱり、あんたはすごい奴だ。
04:27もういけるな。もっとくれ。
04:29こいつ。
04:30差別は無知から生まれる。
04:35せめてアイヌ同士は理解し合い、一つに。
04:39どこのアイヌですか?
04:43住んでいるのは、ビホロか、ネムロか。
04:48とにかく、カラフト出身のアイヌだ。
04:52男の名前と、ニンソーも教えていただけますか。
04:59お父様。
05:02みんなは、ウィルクと、青い目で、顔に傷がある。
05:08青い目で、顔に傷がある。
05:15やっぱり、また私の人生に関わってきたか。
05:23私は一本の毒矢をウィルクに放った。
05:30ウィルクは、ゲリラである過去を打ち明けていましたか。
05:35彼はロシアでの革命運動の資金として、
05:39アイヌの近海を探しに北海道へ来た。
05:42本人に聞いてみるといい。
05:45しばらく外で様子を見ていると、
05:50アリコシロマクロは、慌てて出て行った。
06:01見失いました。
06:02山見して、こう、暗くては。
06:05あのアイヌ、異常に移動が早い。
06:08銃声だ。
06:14明け方。
06:18瀕死のアリコさんを見つけた。
06:21ウィルクにやられたのか。
06:26いや、あの男は何も。
06:31みんなで殺し合いになった。
06:36ウィルクをかばう者と、そうでない者とが殺し合ったのだ。
06:43ウィルクへの信頼で、過労死で保たれていた金鉱が、
06:49私の払った毒矢で崩壊した。
06:52そして、自分の過去を知る者が追ってきていると悟ったウィルクは。
06:58鶴に注意どろ。
07:05自ら皮を吐いて、他人の生首にかぶせ、自分の死を偽装したのだ。
07:11他に生き残りは?
07:14おい、まだ死ぬな!
07:17アイヌは7人のはずですよね。
07:27誰が遺体をバラバラに?
07:29うん。
07:31と、と、と。
07:33すべての頭部が顔を向かれて、目玉もない。
07:37どうして?
07:38ほら!
07:39あ、ほら!
07:41おそらく中身は入れ替えてあって、その一つは、キムシプだろう。
08:00アイヌは8人いた。
08:03キムシプという存在の曖昧な老人の遺体を使って、自分の死を偽装した。
08:10目玉をくりぬいたのも、自分の目に特徴があるからだ。
08:19全部骨になるまで燃やしてしまえばよかったな。
08:23自分が間違いなく死んだのだと思い込ませたかったのだ。
08:30ウサミは応援の兵士を呼べ、キクタは現場の保護。
08:36私は無威力を追跡する。
08:41どうかされましたか?
08:43お父上の死に俺たちが関わったことを、有子に統率に何と伝えたらよいのか。
08:49言う必要はないでしょう。彼らが仲間割れしただけです。
08:54ダムは仲間割れを期待した作戦だった。
08:58アリコイボプテだ!
09:08自分の顔を剥がすとは何という覚悟か。
09:17あの状況ではウイルクが犯人とされることは避けられないだろうし。
09:23残されたアシリパたちはアイヌ社会でどんな扱いを受けるか。
09:29キロラン家も近海に繋がる自分が死んだとなれば、諦めるかもしれない。
09:36そう計算ができても、自分の顔を剥がすなんてことは常人ならば、三日未満悩んでも実行できないだろう。
09:46だが奴は、最短経路で決断して行動した。
09:56ただ、大きな誤算は追跡者が私だったということだ。
10:03アセカは…そう。
10:33シコシコ近辺には囚人が違法に監禁され働かされる、いわゆる監獄部屋があった。
10:54お前たちの長さは…
11:04犬戸を知らずけです。
11:07犬戸を天国に伝えろ。
11:11約20キロ南でアイヌが7人殺されている。
11:15彼らの近海の隠し場所を知っている男がここにいると。
11:21我々は監獄側とは昔から懸縁の中だ。
11:26犬戸を天国の指示の下、ウイルクは極秘の内に監獄へ移送された。
11:33こうしてウイルクはアバシリ監獄のノッペラ坊となったのだ。
11:40キロラン家ニシパはその頃…
11:44ウイルクを追って例の老人を探していたところ。
11:48トマコマイでアイヌの遺体が7人分見つかったと大騒ぎになった。
11:53ウイルク、ウイルク。
12:02俺も家族を持てばウイルクを理解できるんだろうか。
12:17日露戦争から戻ると、ある噂を耳にした。
12:247人の遺体の中にはキムシプがいたと。
12:29アイヌの男は7人だけではなく、キムシプもいたのだ。
12:34どこかの誰かがアイヌたちを殺したのではない。
12:39そして土方俊三がアシリバを探しに来た。
12:43アバシリ監獄にいるノッペラ坊の噂。
12:47入れ墨の暗号。
12:49ノッペラ坊はウイルクではないのか。
12:53俺にも愛する家族ができたが、
12:57ウイルクと同じ個体にはたどり着かなかった。
13:00近海は極東連邦のために使われるのが、
13:05北海道アイヌを守るためにもなるじゃないか。
13:09引きこもって守ろうなんて弱腰の戦い方では、
13:12帝政ロシアにも明治政府にも勝てない。
13:16やはりあいつが変わってしまったのだ。
13:21ウイルクは群れの中の弱くなったオオガミだ。
13:27かつてのウイルクが憧れていたはずの、
13:32オオカミのやり方で彼を殺してあげた。
13:36引きこもってあげた。
13:43イジカタのジジイたちは、
13:45アシリパを探し回ってる。
13:47戦略2名じゃ心もとないな。
13:50アシリパはあんなに小さいのに、
13:52アイヌの事を俺よりずっと知っているのだ。
13:57アシリパはあんなに小さいのに。
13:59アイヌの事を俺よりずっと知っている。
14:01アシリパはあんなに小さいのに。
14:03アイヌの事を俺よりずっと真剣に考えていて。
14:08俺は恥ずかしくなった。
14:10だから力になりたい。
14:12よし、俺はイポプテに賭けた。
14:13アシリパはあんなに小さいのに。
14:18アイヌの事を俺よりずっと真剣に考えていて。
14:21俺は恥ずかしくなった。
14:23だから力になりたい。
14:26よし、俺はイポプテに賭けた。
14:30全速力で走る準備をしておけ!
14:36全ての現況はどこにあると思う?
14:39ウイルクが身の上を明かしていたら、
14:42七人のアイヌたちは殺し合わずに済んだ。
14:46近海をあてにして日本に渡ってこなければ、
14:50キロランケも、フィーナとオーリガも。
14:59フィーナは私がただの在留法人ではないと気づいていたと思う。
15:05それでも離れなかったのは、
15:08私の愛だけは信じてくれていたからだ。
15:14彼女の死に際。
15:16私は自分の本当の名前を知って欲しくなった。
15:20決して裏切りの告白などではない。
15:24勘のいい妻ならわかってくれたと信じている。
15:28二人の骨も今日まで捨てられなかった。
15:32軍人として失格だ。
15:40家族を愛してしまったがゆえに弱くなったと考えれば、
15:44ウイルクを理解できなくもないが。
15:48話してくれてありがとう、ソフィア。
15:50お礼に。
15:52長年にわたる罪悪感からあなたを解放してあげよう。
15:56これは娘、オリガの頭の中から見つかった弾丸だ。
16:02オリガの頭の中から見つかった弾丸だ。
16:10そう、あなたのベルダンの弾じゃない。
16:14ユルバルスの使った機関銃でもない。
16:18拳銃の弾だ。
16:22秘密警察のスミス&ウェッソン・ロシアンは44口径で、
16:27この弾より少し大きい。
16:30ウイルクが持っていたのは、
16:32シュミットM18227.5ミリ弾。
16:36つまり、私の妻と娘を打ったのは、
16:42ウイルクだ。
16:44オリガとフィーナを殺したのは、
16:46お前の父親だよ、アシリパ。
16:50アシリパ。
16:52アシリパ。
16:58アシリパ。
17:02私の愛する娘。
17:12アシリパ。
17:14愛する娘。
17:16アシリパ。
17:20私の娘。
17:22アシリパ。
17:24アシリパ。
17:26アシリパ。
17:28アシリパ。
17:30アシリパ。
17:32アシリパ。
17:34アシリパ。
17:36アシリパ。
17:38全部恨みだったの?
17:40ウイルクの希望。
17:42私たちの未来、アシリパ。
17:44めちゃめちゃに壊すために。
17:46めちゃめちゃに壊すために。
17:48それが本当の目的なら、
17:52ぶっ殺してやる。
17:58復讐ならば、
18:00カラフトでも、
18:02アバシリ監獄でも、
18:04いくらでも機会はあった。
18:06あくまで私の目的は、
18:08日本国の繁栄である。
18:10南下するロシアや他国の脅威から、
18:14日本を守るための軍資金が必要だ。
18:18我々が進むべき道の傍らに、
18:22小さな小さな個人的な弔いがあるだけ。
18:26満州の戦友たち、
18:29ウラジオストクのフィーナとオリが、
18:32彼らの眠る土地が、
18:34日本の領土になればという祈り。
18:38だがその個人的な弔いだけのために、
18:42道をそらすなどということは、
18:44断じてない。
18:46日露戦争では、
18:58大勢のアイヌの兵が、
19:00勇敢に戦い散っていった。
19:02和人との断絶を画策した、
19:06一部の過激なアイヌだけは尊重し、
19:08日本社会の中で生きることを選び、
19:12地位向上のため、
19:14命を懸けたアイヌたちの魂は、
19:16無視されるのか?
19:20日本の分断は、
19:22軍人として私は許せない。
19:24父から近海を託されたアシリパには、
19:27アイヌと和人の未来を選択できる。
19:31父親の罪を償えるのは、
19:35お前だけだ。
19:40有子力末一等卒。
19:43なんでお前がここにいる?
19:47鶴見注意殿は中に…
19:49誰もいれるなと言われてるんだよ。
19:52やめろ!
19:53ここのことは誰から聞いたんだ?
19:56キクター特務総長等から。
19:59そうだ!
20:00あっちの方で、
20:01不死身の杉本がアシリパを追ってきてたらしいぞ!
20:05な…
20:07あれ?
20:09杉マッター!
20:12キロラン家やウイルクの危機感は、
20:15我々ヤマト民族にとっても、
20:17全く人事ではないよ。
20:21この世界は弱肉強食。
20:23弱いものは食われる。
20:27キロラン家やソフィアたちが画策する 極東連邦国家は、
20:32おそらく大陸に連邦政府が作られるだろう。
20:37しかしそれが帝政ロシアに制圧されれば、
20:40北海道はロシアに奪われる。
20:44では、ウイルクやヒジカタ都市蔵の エゾ共和国は?
20:48国力を上げるには、 他国から移民を募るしかなく、
20:53日本の敵対者が入り込む危険性は大いにある。
20:58これは差別ではなく、確率の話だ。
21:01北海道は日本に貴族意識があるものによって、 統治されるべきだ。
21:10先祖からその国に住み、 故郷を大切にし暮らす人々を愛するものだ。
21:18日本人は結束せねば生き残れない。
21:21極東連邦やエゾ共和国など、 言語道断である。
21:26アシリパ?
21:30この金貨を見たことがあるかね?
21:33殺し合ったアイヌの男たちの遺品だ。
21:36彼らは独立国を夢見て通貨のようなものを作り、 アイヌの結束を呼びかけようと考えたのだろう。
21:46だが見たまえ、このまだら模様。
21:51各地で取れた砂金は金の含有率が違うため、 混ざり合わなかった。
21:57皮肉にも、
21:59互いに結束して一つになろうとした 彼らを象徴するようではないか。
22:06私が思うにね、
22:10全ての元凶はウィルクだけではないと思うんだよ。
22:15アシリパ。
22:16クク。
22:18アイヌの宝物には、 真鍮や鉄で作られたものはあるが、
22:23黄金を使った宝物は一つもないだろう。
22:27アイヌの生活にとって、そもそも黄金は、 必要のない、役に立たないものだった。
22:35それどころか、
22:37砂金を掘ったことで、 皮は汚され、アイヌは飢えた。
22:44全てのものには、 カムイがいると言ったね。
22:49服や小刀、煙草入れや食器、 家などにもカムイがいる。
22:55天才や包装など、 人間を脅かしカムイもいるのだろう。
23:00黄金にもカムイがいるとすれば、 それは、アイヌにとって最悪をもたらす、
23:09悪い神様なのではないかね。
23:12触れるものに無惨な死をもたらし、 どんなカムイよりも醜悪で、凶暴で、
23:19眩いほどに美しく、 黄金色に輝くカムイ。
23:28いわば、ゴールデンカムイか。
23:36次回、イヴォプテ。
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