00:00チキンの年 江戸時代の庶民は何を食べて生き延びたのか
00:09薄曇りの田んぼ 稲は実らず風に揺れるだけ
00:15人々のため息が重なる 東北の寒村
00:19変名3年 1783年の夏
00:24今年もダメか
00:2617歳の東吉と妹のおはるは ただ生き延びる方法を探していた
00:35兄ちゃんお腹すいた
00:38もう少し我慢してくれ
00:40キキン氏など当時の記録では 天命のキキンは江戸時代最大級のキキンの一つで
00:49特に東北地方で深刻な被害をもたらしたと言われている
00:54浅間山の噴火による 例外 長雨 中外が重なり
01:01多くの人々が上に苦しんだと伝えられている
01:05東吉の家族は6人
01:08父 母 祖母 東吉 妹のおはる
01:13そして幼い弟 米倉は空 村のゆいは弱り 子供の鳴き声も消えていく
01:22これも残り少ない
01:24母上 これも食べられます
01:26ありがとう 煮て食べよ
01:29家の中では祖母が 干からびた大根の皮を煮直している
01:35かまどの火が弱く 鍋の底が見える
01:39東吉 つまないね
01:42大丈夫です きっとなんとかなります
01:45藩からの救済はなく 米価は上がり 商人は売り惜しんだ
01:51村人たちの顔は痩せ細り 目に光がない
01:56はぁ 今年の年貢はどうやって収めればいいんだ
02:02貴金氏など当時の記録では 貴金の年でもレングは免除されないことが多く
02:09農民たちは二重の苦しみを 味わったと言われている
02:14休校食として 雑穀 山菜 木の皮 草の根などが食べられたと伝えられている
02:23ある日 祖母が衰弱して倒れる
02:28おはるも力が入らず 立つこともできない
02:31うーん もうダメかねぇ
02:34お母さん
02:36兄ちゃん 立てない
02:38おはる しっかりしろ
02:40その夜 父が東吉に告げる 重い決断だった
02:46東吉 もう連れて行くしかねぇ
02:49神類の村へ
02:51神類の村へ
02:52ここにいても みんなで死ぬだけだ
02:56おはるだけでも 助けてやってくれ
02:58わかりました
02:59キキン氏など当時の記録では キキンの際には
03:05口べらしとして 子供をよそへ送ることがあったと言われている
03:10神類を頼ることもあれば 都市部への方向に出すこともあったと伝えられている
03:17しかし 林村も飢えていた
03:21神類の家も食料がなく 東吉たちを受け入れることができない
03:27すまない うちも食わす分がない
03:30わかりました ありがとうございました
03:32東吉は山へ向かう そこで 休校食を探すしかない
03:38これなら食べられる
03:40よもぎやわらびを摘み 水にさらしてアクを抜く
03:45木の皮を剥いで アク水につけて柔らかくする
03:50これも食べられるはずだ
03:52これ食べられるの?
03:55アクを抜けば食べられる
03:56どんぐりを薄で砕き アク抜きをする
04:00竹の筒で水を運び 稲子を煎って乾燥させる
04:06これも貴重な食料だ
04:08それでもおはるは弱っていく
04:11顔色が悪く 歩くこともできない
04:15いつも歩けない
04:18おはる しっかりしろ
04:20俺は何も守れねえのか
04:22キキン氏など 当時の記録では
04:26キキンの際には
04:28さまざまな休校食が 食べられたと言われている
04:32よもぎ わらび ぜんまいなどの山菜
04:36どんぐり 栗 木の皮 草の根
04:40稲子などの昆虫も 食料とされたと伝えられている
04:45山で力尽きた二人を救ったのは
04:50隠れ里の男 八七
04:52隠れ里は 急行作物の知恵に富む村だった
04:57おい 大丈夫か
04:59助けて 妹が
05:02すぐに村に連れて行く ついてこい
05:04隠れ里では さまざまな急行食の 加工が行われていた
05:11石薄で芋をつぶし クズの根を砕いて
05:15沈殿させて粉をとる
05:18これがクズ粉だ 栄養がある
05:20こんなものが食べられるんですか?
05:22ああ 芋のつるを編んで縄にもする
05:25山菜を塩で揉んで保存する
05:27全部生き延びるための知恵だ
05:29おはるには暖かいクズ粉の 粥が与えられる
05:34湯気が顔を包み 少しずつ顔色が戻る
05:39おいしー おはる よかった
05:43行きたいか なら学べ 助けを待つだけじゃ冬は越せねえ
05:48俺は家族も村も救いてえ
05:51なら 教えてやる
05:53貴金師など当時の記録では 山間部の隠れ里では
05:59独自の急行食の知恵が 受け継がれていたと言われている
06:04クズ粉 どんぐり粉 山芋などの加工技術は
06:09貴金を乗り越えるために 不可欠であったと伝えられている
06:15隠れ里には同年代の娘 おさきがいた
06:21彼女も貴金で家族を失い やしちに助けられた
06:26はじめまして おさきです
06:28とうきちです 妹のおはるです
06:31妹さん かわいいですね
06:33おさきはとうきちに 急行食の作り方を教える
06:38どんぐり粉で団子を作り クズ粉を干して保存する
06:43こうやって団子にすれば 保存もできます
06:47すごい こんな技術があるんですね
06:50芋を吊るして干すと 凍結乾燥できます
06:54灰で芋の垢抜きもできます
06:56全部覚えます
06:58とうきちは おさきから多くを学び 心の支えを感じ始める
07:04とうきちさん がんばってますね
07:06おさきさんのおかげです
07:08急行食の加工技術は 女性たちによって受け継がれることが
07:15多かったと言われている
07:17どんぐり粉 クズ粉 山芋の加工は
07:21重要な生活技術であったと 伝えられている
07:25ある日 隠れ里では 野草団子を囲んで
07:30皆で笑う 稲子を佃煮にし
07:34子どもたちが凍った芋をかじる
07:37甘い おいしいね
07:40こんな幸せな時間があるんだな
07:43やしちはとうきちに 芋の植え付けを教える
07:47間隔 土寄せ 鶴返しの描写が続く
07:52間隔は30センチ 土寄せは月に一度
07:55鶴返しは必ずやれ
07:57はい 覚えました
07:59兄ちゃん 私も手伝う
08:01お晴れ 元気になったな
08:03よかったですね
08:05生活の知恵は 何よりの救いだった
08:10妹は少しずつ元気になり 笑顔が戻ってくる
08:15さつまいもは 急行作物として重要視され
08:19基金対策として 各地で栽培が
08:22推奨されたと言われている
08:24栽培技術の普及が 多くの命を救ったと
08:29伝えられている
08:31数週間後 陶吉は決意を固める
08:36この知恵を村に持って帰りたい
08:39ヤシチさん この知恵を
08:41俺の村に持って帰りたい
08:43戻れば藩に怪しまれるぞ
08:45隠れ里は表に出てはならぬ
08:48それでも見捨てられねぇ
08:50陶吉さん
08:52尾崎さん 教えてくれてありがとう
08:54この知恵で村の人たちを救いたい
08:57兄ちゃん 私も一緒に行く
08:59一緒に帰ろう
09:01分かった だが気をつけろ
09:03芋のないと道具を持って行け
09:05ありがとうございます
09:07急行作物の栽培技術が
09:10村から村へと伝わり
09:12多くの命を救ったと言われている
09:15農民たちの助け合いの精神が
09:18基金を乗り越える力となったと伝えられている
09:22しかし村では状況が悪化していた
09:28食料巡りの争い
09:30倒れた家が増える
09:32商人の蔵を巡る揉め事
09:35その米は俺のだ
09:37違う 俺が先に見つけた
09:40藩の取り締まりが厳しくなる
09:42役人が村を巡回し
09:44休校食を勝手に取ることを禁じる
09:48休校食を勝手に取るとは
09:50身分をわきまえろ
09:52でもこのままでは村の人たちが死んでしまいません
09:56規則は規則だ
09:58従え
10:00私は持ち帰った芋の苗と道具を怪しまれる
10:04役人が質問する
10:06これはなんだ
10:07どこで手に入れた
10:09山で見つけました
10:11怪しいな
10:12隠したでもあるのか
10:14そんなことはありません
10:16基金の際には盗難や争いが増え
10:20藩は取り締まりを強化したと言われている
10:23休校食の採取にも制限がかけられることがあり
10:28農民たちは苦しんだと伝えられている
10:32家に帰ると状況はさらに悪化していた
10:37父は弱り母は疲れ果て家は崩れかけている
10:42陶吉、おはる、よく帰ってきた
10:46父上
10:48陶吉
10:50その夜、おはるが再び高熱で倒れる
10:54せっかく元気になったのにまた弱ってしまう
10:58兄ちゃん、苦しい
11:00おはる、しっかりしろ
11:03俺は全部救えると思ってた
11:05俺は間違ってたのか
11:07夜、陶吉は山道に座り込む
11:11絶望が心を覆う
11:13俺には何もできない
11:16翌朝、おはるが弱々しく呼ぶ
11:21兄ちゃん、行かないで
11:24おはる
11:25兄ちゃんが教えてくれた今、増えたい
11:30おはる
11:31陶吉の心に光が戻る
11:35妹の言葉が希望を取り戻させる
11:39そうだ、諦めちゃいけない
11:41翌朝、陶吉は村人を集める
11:45朝日が村を照らし、新しい希望が芽生える
11:50皆さん、芋を植えよう
11:52どんぐりを粉にしよう
11:54今できることを全部やるんだ
11:57芋なんて、今から植えても
11:59間に合います、俺が教えます
12:02最初は半信半疑
12:05しかし陶吉は芋の苗の植え方
12:08野草の見分け方
12:10くずこの沈殿製法
12:12保存食の作り方を実践してみせる
12:17間隔は30センチ
12:18こうやって植えます
12:20なるほど
12:21これはよもぎ
12:22水にさらしてアクを抜けば食べられます
12:25こんなものが食べられるのか
12:27どんぐりも
12:28アクを抜けば粉にできます
12:30団子にして食べられます
12:32陶吉がどんぐり団子を作って配る
12:36子どもたちが食べて笑顔になる
12:39おいしい、うまい、もっと食べたい
12:43村に希望の根が戻る
12:46人々の顔に笑顔が戻り活気がよみがえる
12:51休耕作物の栽培と
12:54休耕食の加工技術が広まることで
12:58多くの命が救われたと言われている
13:02農民たちの知恵と助け合いの精神が
13:06基金を乗り越える力となったと伝えられている
13:11数か月後、芋畑が青々と育つ
13:16村の子どもが芋をふかし笑っている
13:20おいしい、お腹いっぱいだ
13:24役人も村の変化を認める
13:28厳しかった顔にわずかな笑みが浮かぶ
13:32悪くない働きだな
13:34ありがとうございます
13:36陶吉は空を見上げる
13:38青い空が広がり希望があふれる
13:42生きるってのはこういうことなんだな
13:46隣に立つおさき
13:48彼女も隠れ里から村に来て
13:51陶吉を手伝っている
13:53陶吉さん、がんばりましたね
13:56おさきさんのおかげです
13:58村には久しぶりのあたたかい湯気が立ちのぼる
14:03芋の味噌汁
14:04家族が囲む食卓に笑顔が戻る
14:08さあ、食べましょう
14:10いただきます
14:12貴金の年、人は知恵で生き延びた
14:16どんぐり湖、くず湖、山菜、木の皮、そして
14:21急行作物のさつまいも
14:24それは現代にも残る生活の力なのかもしれない
14:30俺は学んだ
14:32生きるってのは知恵を使うことだ
14:34助け合うことだ
14:36諦めないことだ
14:37そして希望を持つことですね
14:40ああ、希望があれば人は生き延びられる
14:44翌年の春
14:46村には新しい芋畑が広がる
14:50陶吉とおさきは結ばれ
14:53新しい家族を築く
14:56来年はもっと広い畑にしよう
14:58はい、子どもたちにも教えましょう
15:00私も手伝う
15:02貴金師など
15:04当時の記録では
15:06天命の貴金では
15:08多くの人々が亡くなったが
15:10急行食の知恵と
15:12急行作物の栽培によって
15:16生き延びた人々も多かったと言われている
15:20特にさつまいもの栽培は
15:22貴金対策として重要視され
15:26各地で普及が進んだ
15:28どんぐりこ、くずこ、
15:30山菜の加工技術も受け継がれ
15:33貴金を乗り越える力となった
15:36貴金中、江戸時代の庶民は
15:40大きさまな急行食を食べて生き延びた
15:43よもぎ、わらび、ぜんまいなどの山菜、どんぐり、栗、木の皮、草の根、稲子などの昆虫も食料とされた
15:55急行作物としてさつまいも、じゃがいも、そばなどが栽培され、多くの命を救った
16:04農民たちは助け合い、知恵を共有し、貴金を乗り越えた
16:11陶吉たちの物語は、人間の強さと生きる知恵の大切さを私たちに教えてくれる
16:20生きることは戦いだ、でも諦めなければ、必ず道は開ける
16:26陶吉は畑を耕し続ける、その姿に希望の光が差し込む
16:34ご視聴ありがとうございました
16:54ご視聴ありがとうございました
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