Ganbare Genki 10. Bölüm(Japonca)

Eglence Zamanı Dostum

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Transcript

00:00ホッホッホッと声がする

00:13シュッシュッシュッと風が鳴る

00:20ジンジン白い朝の道

00:26青春の夢が駆けてゆく

00:32燃える拳に全てをかけた

00:38ひとりぽっちの瞳が熱い

00:44降参の道キラキラの道

00:50チャンピオン目指し駆けのぼる

00:56元気元気風になれ元気

01:02元気元気雲に乗れ

01:09元気元気風になれ元気

01:15元気元気雲に乗れ

01:35あっお母さん

01:39ゆうちゃん

01:41お母さん

01:45お母さん

01:48お母さん

01:50お母さん

01:51バイバイ

02:01元気

02:11元気

02:12가자

02:41先生

02:49先生の貸してあげるわ

02:51でも先生のが

02:53先生はもう一本あるわ

02:55それとも赤い傘で恥ずかしい

02:57いえ、借ります

02:58さよなら先生

03:01さよなら

03:02とっても似合うわよ

03:11どんな人だったのかな

03:17僕の母ちゃん

03:19ママ、ほら、ママに来てよ

03:22あれじゃない

03:23おそいですね、元気ちゃん

03:39高村が行かんのだ

03:41迎えに行く時間をお待ちがいを

03:43もし行きちまいでもなったら

03:45元気ちゃんはずも抜けて

03:47お父様、お母様

03:54木桜ちゃん

03:57みんな

03:58あ、お嬢様

04:00僕だよ

04:03お嬢様

04:04すいません

04:06歩く方があんまりお嬢様に似てらしたもんですから

04:09つい

04:09お嬢様って

04:11僕の家庭のこと

04:13さよでございます

04:14おもん

04:14おかえりなさい

04:16元気ちゃん

04:17やっぱり高村の車は行かなかったんだな

04:20私

04:20冬月はお風呂に入れて

04:22そんなに濡れてないよ

04:24僕

04:24濡れた時は体を温めるのが一番だ

04:27お抱き

04:27あ、はい

04:28申し訳ありません

04:36旦様

04:37馬鹿者

04:37元気が風邪をひいたらお前の責任だぞ

04:40おじいちゃん

04:41僕が悪いんだよ

04:43今日は裏門から出ちゃったから

04:45裏門から

04:46うん

04:47高村さんが迎えに来ることを忘れてたんだ

04:50ごめんね、高村さん

04:52お坊ちゃん

04:53お坊ちゃまはお優しいんですね

05:05なんのこと

05:06小学校の裏門はずっと前から閉じたままですよ

05:12高村さんのことか

05:14私もお嬢様にはずいぶんかばってもらいましたっけ

05:18母ちゃんに

05:19はい、田舎育ちの私は失敗ばかりして

05:24こんなお茶が飲めると思ってるのか

05:27ごめんしていける

05:29あなたの言葉は

05:31このうちでは標準語を調べりなさい

05:33お坊ちゃん、ちょっと

05:35あ、いや、ちょっと

05:37あの、なんでしょうか、お嬢様

05:40なんでもないわ

05:42え?

05:43お父様は怒るとして来いから

05:45気にしないほうがいいわ

05:46あ、明るかったんだね、母ちゃんは

05:57はい、その上思いやりがあって素晴らしい方でしたよ

06:01おたき?

06:02あ、はい!

06:03じゃあね、また母ちゃんの話聞かせてね

06:07やっほー

06:10そうか、おたきが美奈子の話よ

06:19ええ、それもとっても興味深そうだったそうですよ

06:23父ちゃん、父ちゃんと

06:25あの男のことしか言わなかった元気が美奈子のことをな

06:29それだけ気持ちが優しくなってきたんですよ

06:33この調子でいけば

06:34ボクシングは諦めるかもしれんぞ

06:37そうですとも

06:38もともと元気ちゃんにはあんな野蛮なスポーツは向いてないんですからね

06:43ん?

06:43うーん、アイちゃん、こうなったらあれを見せよう

06:46あれをですか?

06:48ちょうどいい機会だ

06:49すぐ用意しなさい

06:51はい

06:51電気ちゃん、こっちよ

06:56いいものって何?

07:03いいから見てごら

07:04みなこ、さんさん

07:12カーディアの小さい時だね

07:15ええ

07:16これが小学校へ入学した時よ

07:20どうじゃ、かわいいだろう

07:22そりゃもうかわいかった

07:24おとなしくて、素直で、美人で

07:28わしらの自慢だった

07:30ほんとに

07:32小学校よね

07:33今の元気と同じ年頃だ

07:37さっき元気ちゃんが先生の傘借りて帰ってきた時、私は美人が帰ってきたかと思いましたよ

07:44わしもだよ

07:45元気ちゃんはだんだん美人に似てきて

07:55僕の母ちゃんだからね

07:57お前は母親にだ

07:59目のあたりがそっくりだぞ

08:01そうですよ

08:02ネキサブラちゃん

08:04あ、ねえ

08:06母ちゃん、テニスやってたの?

08:08ああ、高校の時にな

08:09体が弱かったからやめろと言ったんだろうな

08:12ここの卒業屋敷だ

08:25あ、いちまったな

08:27涙もろい、とっても優しい子だったのよ

08:30足川先生に、どっかにいてるな

08:36先生より美人だぞ

08:38うん、うん、とってもきれいだ

08:41あ、これは大学入った時ね

08:46え、母ちゃん、大学まで行ったの

08:48ああ、体は弱かったが成績は良かった

08:51元気ちゃんが成績がいいのは美奈子に似たからよ

08:57すごいな

08:59母ちゃん、持ってたのね

09:02もろんだよ

09:03あんな良い娘はいなかった

09:05わしらの自慢の種だったんじゃ

09:11あれ、これでおしまい

09:13父ちゃんとの結婚式の写真なんか

09:15こ、この後

09:28父ちゃんと知り合ったんだね

09:30あの野郎

09:41わしらがあんなに

09:43あんなに愛して育てたったからものの美奈子

09:47サブローちゃん

09:48いや、元気だってもう分かる年頃だ

09:51このアルバムを見れば

09:53お前の母さんがどんなに幸せだったか分かるだろう

09:56それをあいつがぶち壊したんだ

10:00体の弱い美奈子に苦労に苦労を押しつけて

10:06殺してはやがった

10:09ガナをきっと生まれつけよう

10:19ゴンキ

10:21ゴンキ

10:22ゴンキ

10:24ゴンキ

10:26違うよ

10:29父ちゃんは違うよ

10:33僕の生まれる前のことだけど

10:36父ちゃんはカイタを苦しめたりなんかしなかった

10:38僕にはわかるんだ

10:40違うもんか

10:42三郎ちゃんの言う通りよ

10:44僕さんなんて野蛮な男は

10:47美奈子は人知れず泣いていたに違いないんだ

10:50元気じゃんどこ行くの

10:54秋川先生に借りた肩を返してくるんだ

11:03母ちゃんは泣いてなんかいない

11:05父ちゃんと母ちゃんは貧乏だったけど

11:07幸せだったんだ

11:09やー元気ちゃん

11:16こんにちは山谷さん

11:19どうしたんだ赤い傘なんか持っちゃってさ

11:22え?これ?

11:24あ、わかった

11:24可愛い子ちゃんから借りたんだなその傘

11:27そ、そんなんじゃないよ

11:30赤くなった赤くなった

11:32でもな元気ちゃん

11:35強いボクサーになるためには

11:37女は失勢の邪魔だよ

11:39え?

11:41その点俺なんか強くなる要素あるな

11:43もっとも向こうから寄ってこないんだけどさ

11:47あら

11:49あ、元気ちゃんあのちょっとその傘

11:55山谷さん

11:56これと同じ傘だ

12:02この傘がどうかしたの?

12:034、5日前雨が降った日にね

12:06キラッとしか見なかったけど美人だったな

12:20なんだか泣いてるみたいだった

12:23山谷さんの通っているジムのそばで

12:27きっと誰かを待ってたんだよ

12:30もっとも子供じゃなかったから

12:31この傘の持ち主とは別人だろうけどね

12:34おっと

12:35油売ってると親父にどやされちゃうから

12:41じゃねー

12:42おっとあぶりー

12:43じゃねー

12:45その人は足川先生だ

12:52先生はどうして泣いてたんだろう

13:07普通の避け方じゃない

13:20普通の避け方じゃない

13:32あの人はボクシングをやってるんだ

13:35足川先生はボクシングのことに詳しいし

13:40ひょっとして

13:41先生が泣いてる

14:03いつも明るい足川先生が声を上げて泣いてる

14:07いってきまーす

14:25ケンキちゃん車は?

14:27いいんだったわ

14:28ああそうだ

14:29な、なに?

14:31母ちゃんもさ、ボクと同じあの学校へ通ってたの

14:35そうよ、それがなにか?

14:39うん、それだけ

14:42じゃあ行ってきまーす

14:43キサブローちゃん

14:46ケンキちゃんにミナコのアルバムを見せたのは

14:48よかったんでしょうかね

14:50それとも

14:51よ、よかったに決まっとる

14:53やっぱり

14:59足川先生は昨日何かあったんだ

15:01一体

15:03あいつは何者だろう

15:04先生だぞ

15:08え?

15:09え?

15:13ごめんごめん、先生寝坊しちゃって

15:17えっと、昨日のワリちゃんの練習問題だけど

15:23先生、1時間目は国語ですけど

15:26はっ、行けまーす

15:29やらねえ、やら

15:31何だよ

15:38みんな、あの雲に向かって胸を張って飛ぶのよ

15:42いつもと変わらないよ、足川先生

15:45昨日は僕の勘違いだったんだ

15:53やったー

15:54またあった

16:12これだ

16:15いたー

16:21母ちゃんだ

16:22母ちゃんだ

16:26人気者だったんだな、母ちゃん

16:40西瀬田小学校、田沼美奈子

16:43すごいな、母ちゃんは

16:46母ちゃん

17:02トイちゃんのために泣いたなんて嘘だよね

17:05幸せだったよね母ちゃん

17:08トイガチくん

17:16やっぱりここだったわね

17:18やっぱりって

17:19これでも君の担任よ

17:21この城跡行きそうな時はピンとわかるわ

17:24そんな顔してたかな僕

17:27そうそう母さんわざわざ返しに来てくれてありがとう

17:30聞かれちゃったみたいね先生が泣いているの

17:37苦労に苦労を押し付けて殺ししまやがったんだ

17:46あの先生一杯飲もうよ

17:53この間で味を占めたんじゃないでしょうね

18:03飲みたい気分なんだ

18:04こいつ生意気言って

18:07おじさんこの子堀口元気く

18:09未来のボクシング世界チャンピオンよ

18:11ほう世界チャンピオンね

18:14そうだ私が後援会長になってあげる

18:16頑張れよ

18:18ごめんなさい

18:20なんだなんじゃこれは

18:26ねえそれはダメ

18:28わかったわかったぞ

18:29飲みたい心境はこれが原因だな

18:32ち違うよ

18:33誰だこれは美人だぞ

18:35うーん堀口くんに好きな子がいたのか

18:38ほら詳しく話せ

18:41こういう問題ならうんと相談に乗ってあげる

18:44それ母ちゃんの写真なんだ

18:47あらそう堀口くんのお母さん

18:51図書室でアルバム見てたら

18:53急に欲しくなっちゃって

18:55抜き取っちゃったんだ

18:57そう

19:00先生の好きな人もボクシングやってるんでしょ

19:03あああ

19:04こないだ先生のアパートのそばで

19:07なんだ知ってたのか

19:12今度紹介するわ

19:15会いたくないよ

19:16はあ

19:17なぜ

19:18先生を泣かせるような奴は大嫌いだ

19:21先生僕の母ちゃんに似てるんだもん

19:26先生が幸せにならなきゃ嫌だよ

19:28違う父ちゃんは母ちゃんを泣かせるようなことはしなかった

19:44母ちゃんは絶対幸せだったんだ

19:46ああああ

19:58お坊ちゃまあら

20:02お坊ちゃま

20:04どうなさったんです

20:06旦那様と奥様が心配なさっていますよ

20:09おたきさん

20:11おたきさんの知ってる母ちゃんのことを話してよ

20:13え

20:15その代わり、旦那様には内緒ですよ。

20:18実は、お嬢様が心配になって、こっそり東京へ行ったことがあるんですよ。

20:24やっとのことで訪ねあてたアパートのあまりのひどさに、私はお嬢様がおかわいそうになってね。

20:32聞きたくない、そんな話。でも、お坊、邪魔。

20:45はい。

20:55パジャマ、ここへ置きますよ。

20:58それからさっきの。

21:00もういいよ。

21:02いろいろお話しするより、この写真を見ていただいた方がいいと思いましてね。

21:09はっ。

21:09東京へ行ったとき、お嬢様からいただいたんですよ。

21:23母ちゃんのお腹の中にいるのが、僕だね。

21:26お坊ちゃんに差し上げますよ。

21:29ありがとう、お嬢さん。

21:31父ちゃんと一緒の母ちゃんの顔は、今まで見に行ったどの写真よりも幸せそうで綺麗だった。

21:42そして、僕もちゃんと写ってるんだ。

21:44堀口くん、あなたにとって初めてのライバルね。

22:026年生の檜山くんは、ボクシングジムに通い、本格的に練習してるのよ。

22:09元気くんのお父さんのことで、2人とも本気で殴り合うことになるなんて。

22:12先生、心配だわ。

22:15次回、頑張れ元気。

22:17初めてのライバル、お楽しみに。

22:20街が静かに目覚め、カタカタ鳴る夜明けの窓。

22:39白い僕の部屋に、思い出が駆け巡る、ふるさと、懐かしい顔。

22:55でも、僕は、振り返らない。

23:01父さんも見た夢がある。

23:08真っ白なリングへ続く道、一人走り続けるだけ。

23:16今日も、明日も、今日も、明日も。

23:27", 頑張れ元気。

23:31髮の部屋に淹れ Χも。

23:35ご視聴ありがとうございました。

Kategori

Döküm

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