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  • 18 hours ago
Transcript
00:00スカーレット!
00:08あられお兄様。
00:13ごきげんよう、ジュリアス様。
00:15事の経緯は逃げてきた貴族の諸君に聞かせてもらった。
00:19その上で問おう、なぜこのような暴挙に及んだのだ。
00:23訳があったのだな、スカーレット。
00:26この方々は、口に出すのもはばかられるような罪を犯しました。
00:31そしてそれを反省するどころか、あまりにも傍若無人に振る舞ったもので、私自らが制裁を。
00:38もっと端的に言ってくれ。
00:39ムカついたので全員ぶん殴りました。
00:42うっふっ!
00:44ついに本性を現したのだな。
00:47初めて会話した時から、いつその拳を解放するのかと待っていたのだが、
00:52はぁ、愚か者どもが容赦なく蹂躙されていく様はさぞ見物だっただろうな。
00:59私がいない場で見せるなんてずるいぞ。
01:02人聞きが悪いですわね。これは不可抗力です。
01:05これでまた我が家の評判が。
01:08ここ10年は平和だったというのに。
01:11あぁ、父上と母上に何と説明すれば。
01:15あら。
01:17レオ、安心せよ。
01:19スカーレットがこの件で罪に問われることはない。
01:22ですが、この後のか。
01:24お二方の声が遠くに、それに力が。
01:28スカーレット!
01:35スカーレット!
01:37スカーレット!
01:42God
01:46人とは何か違った
01:52歪んだ感情
01:53仮面の中
01:55抑えられない衝動
01:57リアルとフェイクブック
01:59壊したくて
02:00図枯れた霊夢を超えて
02:02運命は再び出会うから
02:04世界の飛んだ桃のより
02:07高ぶる愛が広報する
02:09言葉じゃ伝わらんお馬鹿様 ゴングなんて待ってよしない
02:15我が愛しの惨のバッグ 手加減できない
02:21身体を巡るこの地 ふっと地燃え上がる
02:26誰かが言いた言葉 流されないで生きる
02:31負ける気なんてしない この御口よくはって
02:36捧げると誓ったから 誰でもないあなたに
02:41戦場の花まで美しく咲き誇る 助けなんているなかった
02:48あなたに出会うまでは 負ける気なんてしない
02:53この御口よくはって 捧げると誓ったから
02:58誰でもないあなたに
03:01バッグとキスのように 消えないこの愛もずっと
03:06聞き慣れた鐘の音が聞こえます
03:17これは時の神 クロノワを祀る教会の鐘
03:23ああそう 私はクロノワの加護の力を
03:28使いすぎてしまったのでしょう
03:29あなたは誰?
03:41スカーレット カッコン!
03:46コラナイフを人に向けては危ないでしょ
03:51何だ今の重天王は大丈夫かスカーレット
03:59おはようございますレオお兄様
04:03丸三日も起きてこないと思ったら何をやらかしているんだお前は
04:12ああ医者に見せても原因が分からないというしもう目を覚まさないかもしれないと思ったではないかこの馬鹿者めごめんなさい無茶なことをしたと反省しておりますどうかお許しくださいませそうかではもう誰も殴らないと誓えそれは無理です食い気味に即答するんじゃないようやく眠り姫がお目覚めのようだな
04:41具体とあなたの婚約解消を王家は正式に取り決めたあなたの父上にもすでに了承は頂いている
04:54そうですか
04:56今回の騒動でカイルの拝着が決まった第二王子派もとより奴隷の不法所有や人身売買など様々な容疑があってなこれを機に一斉に取り締まることになったのだ
05:10私へのお咎めは咎めなどするものか我が王家にとってあなたを失うことは絶対にあってはならないからな
05:21あなたには悪いが国内の情勢が落ち着くまでは独り身でいていただこう
05:28貴族霊場としての幸せは遠のいたかもしれないが悲観的にならないことだ
05:34その代わり別の得がたいものを手に入れることができたのだからな
05:39得がたいもの
05:42あなたの大立ち回りが姿勢でも語り草となっているらしい
05:48散々私服を肥やしていた悪徳貴族どもを拳一つで牢獄にぶち込んだ英雄
05:56帰り地を浴びて一人佇むその姿は恐ろしくも美しく
06:01ついた二つ名が
06:03鮮血姫
06:05せっかく狂犬姫などという物騒な二つ名が忘れ去られたというのに
06:13さてこれからこの国は忙しくなるぞ
06:19摘圧された貴族たちの中には定例議会に参加していた要人も少なくない
06:24多くの人員は入れ替わるだろう
06:27それと
06:29第二王子派の馬鹿どもをまとめていた最初
06:32ゴドウィンベネ・カーマイン
06:35彼を何としてでも処罰しなければならん
06:39国王陛下とジュリアス様はカエル様と第二王子派の裏には黒幕がいると考えた
06:46そこで汚職にまみれた者どもを一掃する計画を立てられたのだ
06:51その計画のために作った機関が応急秘密調査室だ
06:56レオニは現在そこの室長として働いてもらっている
07:00お兄様のお顔が以前より険しくなったのは
07:03ジュリアス様のお側にいらっしゃったからというわけですか
07:07人気の悪いことを言うな
07:09むしろあなたがことあるごとに何かしでかすのが原因だろう
07:14あなたたち二人のせいですよ
07:16そうだ
07:17最初の件を暴いた功労者を紹介しよう
07:20第二王子派の内情を知るために
07:25調査室から潜入させていたものだ
07:28あなたも見覚えがあることだろう
07:30シグルド4グレイブだ
07:33スカーレット様ご機嫌うるわしゅうございます
07:37まああなたが
07:39申し訳ございません
07:40スカーレット様にたびたび
07:42無礼な振る舞いをしてしまいました
07:44全く気にしていませんでしたが
07:47てっきりシグルド様は
07:50カイル様に絶対の忠誠を誓っていらっしゃるのだと思っておりました
07:55誠に見事な演技でしたわ
07:57騎士様には役者の才能がおありですのね
08:00申し訳ございません
08:03スカーレット
08:04コイツの仕打ちを根に持っているのならば
08:07今ここで生産してもいいのだぞ
08:09ジュリアス様
08:10殴ってもいいのですか
08:11スカーレット
08:13その拳 甘んじてこの身に受けましょう
08:15シグルド
08:16いい覚悟です
08:17良い覚悟です
08:19はい これで全部チャラです
08:33は?
08:34あなたには助けていただいたことが何度もありました
08:38カイル様以外の方がこのお方に触れるのは許されていない
08:42それは騎士として当然のことで
08:45それとこれとは話が…
08:47ダメ…ですか?
08:49それ…それは…
08:54舞踏会でのことはおそらく学院にいる友人たちにも伝わっているでしょう
09:02きっと心配していますわね
09:05今度きちんと説明しなくては
09:08これからは彼女たちと過ごせる時間は好きなだけあります
09:12こんな日が来るなんて
09:15やっぱり皆様を殴ってよかった
09:18ですが…
09:20まさか西将様が黒幕だったとは…
09:22ということは…
09:26ということは…
09:28おそらく…
09:29今朝私を暗殺しようとしたあのメイドの裏にいるのは…
09:33あ…
09:36あ…
09:40あ…
09:42あ…
09:43ぐぅ…
09:44Pardon me.
09:46Sit down!
09:47There's no reason NE.
09:50My own love.
09:52You can't ignore it.
09:53You can't consider it, you can't no longer argue.
09:56And you can't believe a man's dream.
10:02I'm just going to let you talk to him and tell him to be a pirate.
10:09If you want to say that you want to be a man's face, then you'll be a man's face.
10:14If you want to be a man's face, you'll be a man's face.
10:23Oh, you...
10:25You were a man's face, right?
10:28What's that? I'm going to kill you!
10:31I can't do that to me!
10:34That's a man's face.
10:37He's a man's face.
10:39He's a man's face.
10:41That's why you're a man's face, is it?
10:44What's that?
10:46If I can be a man's face, you'll be a man's face?
10:52If I can do it, I'll just do it.
10:55If I can do it, I'll tell you what to say.
10:58The contract is complete.
11:01You're a man's face.
11:04You're a man's face.
11:07You're sorry.
11:08No, you're a man's face.
11:09What's that?
11:11I didn't know you're a man.
11:13You'll be a man's face.
11:15I know you have a man's face.
11:20人は、数多存在する神様のどなたかに祝福されて、この世に生を受けます。
11:28ほとんどの人は、自分がどの神様から祝福されたのか気づくことなく、その一生を終えるもの。
11:36けれど時より、自らが授かった祝福を自覚し、神々の力を発現できるものが現れます。
11:45その力のことを、加護と呼ぶのです。
11:51うまくいったようですね。
11:53ドレーモンが消えた…
11:55正確には消えたのではなく、元ある形に戻しただけですけどね。
12:00時の神、クロノワの加護、祖皇の力。
12:05これが、王家が私をこの国に繋ぎ止めておきたい理由です。
12:10でも実際には色々と制約があり、生命力を消費するので、短時間に使いすぎれば死に至ります。
12:18舞踏会では、アクセラレーションを使ったせいで、意識を失ってしまいました。
12:25時間を遡る力!?そんなものが存在するの!?
12:31秘密、ですからね。もし行ったらお仕置きですよ。
12:35分かっている。助けられて奴隷から解放までしてもらったんだ。
12:40獣神族は恩は絶対忘れないし、秘密は必ず守る。
12:44では、話してくださるのですね。
12:48僕の雇い主は、ゴドウィンベネッカーマインだ。
12:52やはりそうでしたか。
12:54我が息子ハイネを殴ったスカーレットを八つ先にして殺せ、と指令された。
12:59ハイネ?
13:01舞踏会でお前が殴った貴族の一人で、第二王子カエルの取り巻きだったやつだ。
13:08まあ、気づきませんでしたわ。
13:10それから、僕が潜入していたのはお前を暗殺するためじゃない。
13:14バンディミオン公爵家での重宝活動が目的だった。
13:18ゴドウィンは本当に狡猾な男だ。
13:22あらゆる貴族の家に僕のような重宝員を潜入させ、弱みを握り、奴隷を売買させたり、
13:30賄賂を受け取らせたりして自分の陣営に取り込む。
13:33そうやって思い通りになる人間を増やしているんだ。
13:39よし、決めました。
13:41ゴドウィン様をぶっ飛ばしに参りましょう。
13:44は?
13:45善は急げですわ。
13:46あ、待て待て!ゴドウィンは常に多くの護衛をそばに置いている。
13:50おとなしくお前の兄は第一王子に任せた方が…
13:53それじゃ、私が楽しめません。
13:55お兄様たちがゴドウィン様を捕まえる前に、何としてもボコボコに殴らないと。
14:01何なんだお前のその殴ることへの執念は!
14:04ムカついた方を殴る。これは淑女のさしなみですわ。
14:09おぉ…そんな淑女がいてたまるか…
14:13はぁ…
14:15ゴドウィンは月に一度奴隷オークションに姿を見せる。
14:19月に一度…
14:21私、そんなに長い間、自分の衝動を我慢できる自信がありませんわ。
14:26次のオークションは一週間後だ。
14:29開催場所は分からないが、僕なら奴隷賞に渡りをつけられるだろう。
14:34だから…
14:36一緒に連れて行け!
14:40元雇い主を裏切ることになりますよ。
14:43元より奴隷門で無理やり言うことを聞かされていただけの関係だ。
14:48一族を騙し奴隷にして売り裁くような男に復讐できるなら、喜んで裏切ろう。
14:55一人でやるつもりでしたが、気が変わりました。
15:01共に参りましょうか。
15:04王とグランヒルデー。
15:06あ…
15:07あ…
15:19見てください。ナナカ。先ほど物売りの子供から金貨一枚でミスリルの鉱石を買いましたの。こんなくすんだ色初めて見ましたわ。
15:29初めて見ましたただの石ころだぼったくられたんだよ
15:34ところでなぜあなたがご一緒なのですか
15:38ジュリアス様ゴドウィンと繋がりのある奴隷賞を炙り出しに行くんだろう
15:43そうですがジュリアス様ならばもっと別方面からゴドウィン様を追い詰めることができるのでは
15:50社会勉強はい学院を卒業したら私は帝王学を極めるため王宮に缶詰にされる
15:59だから自由に動けるうちに自分で見ておきたかったのだ
16:06この国の現状
16:09私はお飾りの王になるつもりはない やるからには徹底的に私が理想とする国家を作り上げる
16:17そのためにも国の安部に触れようとしているあなたたちに同行する必要があった
16:23それで本音はこんな面白そうなこと一枚噛まないでいられるか
16:28あなたたちの話を偶然小屋の外で聞いた時には胸が躍ったぞ そんなことだろうと思いました
16:35この方々は噂に聞く圧巻という輩ですね
16:44なぜ嬉しそうなんだ
16:46待てまだ殴るな少し話をする お話が通じるような方々とは思えませんけれど
16:52仲介屋のジャンクという男を探している 紹介してくれたら霊は弾むぞ
16:59ジャンク?知らねえな
17:01知っていたとしても教えねえよバーカ 霊なんざ全部分取れば済む話だ
17:07そこらの屑石に金貨払った馬鹿なお嬢様がいるって聞いてきてみりゃ
17:12お月がこんなチビと名よっちい男だけどか 美味しすぎるぜ
17:16教えてくれたあのガキには感謝しなきゃな
17:20ああ そのガキ袋にして金貨までパクった奴がよく言うぜ
17:25ケッスどもが
17:27勉強料だよ勉強料
17:29このスラムじゃ弱いやつは食い物にされるだけだ
17:32は?
17:34ああ せっかく買ったミスリルが粉々になってしまいましたね
17:39これはまた買い直さなければなりませんわ
17:43ほらお前ら さっさとやってしまうぜ
17:45ガキはぶっ殺して そこの坊ちゃんと女は生け残りだ
17:49身体強化
17:54拳の味を教えて差し上げますわ
17:57もちろん勉強料はきっちり支払ってくださいな
18:01クロノアの籠 アクセラレーション
18:04うっ
18:06うっ
18:07うっ
18:08うっ
18:09うっ
18:10うっ
18:11うっ
18:12うっ
18:13うっ
18:15うっ
18:16うっ
18:17うっ
18:18うっ
18:23うっ
18:25ううっ
18:27うっ
18:29うっ
18:31うっ
18:35うっ
18:36確かあなたは弱いものは食い物にされる
19:05だけとおっしゃっていましたね
19:09あなたの言葉通りなら
19:12私より弱いあなたは
19:14私にどんなひどいことをされても仕方ないということになりますね
19:19ガキから取った金なら返す
19:21だから許してくれ
19:23そうやって許しをこうた人を
19:26あなたは今まで一人だって許してあげたのですか
19:30他人に踏みにじるなら
19:33他人に踏みにじられる覚悟もして叱るべきです
19:36待て!仲介屋のジャンク!
19:39そいつらはこの先にある酒場でかくまわれてる
19:43教えてくださり感謝いたします
19:47そこの金髪の殿方は
19:54私が戦っている間何をしていらっしゃったのかしら
19:58一応いつでも援護できるように様子は見ていたが
20:02手を出してもよかったのか?
20:04ダメです
20:05だろう?
20:06今、自分がどんな顔をしているか分かっているか
20:12殴り足りないというぶっちょう面だ
20:15そんな顔しておりません
20:18スカーレット、自分を偽らなくていい
20:21なぜなら今のままのあなたが
20:25最高に面白いからな
20:28さて、ジャンクとかいう男
20:32そいつの口を割る役目は私に任せてもらおうか
20:36は?
20:37もともとゴドウィンの手下だったナナカは
20:40顔が割れている可能性がある
20:42万が一のことも考えて
20:44ここは私が行くべきだ
20:46安心しろ
20:47私はそこの貴婦人と違って一切暴力は振るわない
20:52待たせたな
21:01奴隷賞の名前と居所が分かったぞ
21:05どうやってジャンクを履かせたのですか?
21:07腕を折ったのですか?
21:08それとも足を?
21:09どこも折ってなどいない
21:11少々揺さぶりをかけただけだ
21:14お前が顧客の情報を別の業者に横流ししているのは分かっているぞ
21:19とな
21:20そんな情報を掴んでいたのか
21:23よくもまあそのようなデマカサで言いくるめられたものですわね
21:27えっ
21:32ジュリアス様には詐欺師の才能がおありなのでは?
21:36私に用えない才能があると思っていたとは
21:39随分と過小評価されているようだな
21:42少なくとも人をいたわる才能は欠如しておられますわね
21:47さて次は
21:49どうやって奴隷オークションに潜入するか
21:55それについてだが僕に考えがある
21:58愛愛愛を奪い合いたい
22:13張り合いないとつまんないし
22:17ないないない混ぜ合い感情
22:20嫉妬嫉妬そう
22:22嫉妬嫉妬そう
22:23嫉妬嫉妬戦亡
22:24その綺麗な顔歪ませてみたい
22:28眉間のシワの数まで数えたい
22:31セリフは用意していけるから
22:35交換しや
22:37こういう関係
22:38誰とのリズムに合わせてばかりで
22:40ステップ合わせてばかりで
22:42ステップ合わせても連れて
22:44乱れてゆく心拍
22:46おうしさまにもなりたいな
22:49ダーリー
22:50いつらも愛されたいな
22:53ダーリー
22:54足りない感情
22:55バイバイに味わってね
22:59悔しいくらい
23:01どこまで落ちたら
23:03どこで弱れんで
23:05慣れてあげるから
23:12愛情たっぷりのハートに
23:19ギザギザ線を引いてあげましょう
23:23ご視聴ありがとうございました
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