[ENG] EP.26 Summer Pockets

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2 days ago

Transcript

00:00Fumichun

00:07It's time, right?

00:14I think I should have done it.

00:20My mother can help me.

00:25My mother can help me.

00:30My mother can call me my name.

00:36I'm really...

00:39I'm really...

00:41I'm really happy.

00:46What?

00:48I'm tired.

00:52Fumichun!

00:55You're a mother.

00:58It's a shame.

01:00It's a shame.

01:03It's a shame.

01:05Fumichun...

01:06Fumichun...

01:07Fumichun...

01:08Fumichun...

01:09Fumichun...

01:10Fumichun...

01:11Fumichun...

01:12Fumichun...

01:13Fumichun...

01:14Fumichun...

01:16Fumichun...

01:17Fumichun...

01:18Fumichun...

01:20Fumichun...

01:21Fumichun...

01:22Fumichun...

01:24Fumichun...

01:25Fumichun...

01:26Fumichun...

01:28Fumichun...

01:30Fumichun...

01:32Fumichun...

01:34Fumichun...

01:36Fumichun...

01:37Fumichun...

01:39Fumichun...

01:41Fumichun...

01:42Fumichun...

01:43Fumichun...

01:44Fumichun...

01:45Fumichun...

01:46Fumichun...

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01:50Fumichun...

01:51Fumichun...

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01:58Fumichun...

01:59Fumichun...

02:00Fumichun...

02:01Fumichun...

02:02Fumichun...

02:03Fumichun...

02:04Fumichun...

02:05Fumichun...

02:06Fumichun...

02:07Fumichun...

02:08Fumichun...

02:09Fumichun...

02:10Fumichun...

02:11Fumichun...

02:12Fumichun...

02:13Fumichun...

02:14色々な場所に行って、写真撮って、たくさんの思い出を作って、それを見て昔話をして、何度も夏を一緒に過ごして、私は、ウミちゃんがいない夏なんて、いや、夏だけじゃない、一年中ずっと、ずっと一緒にいたいよ。

02:38もう、お母さんの方が子供みたいだね、つるいよ、我慢したかったのに、私もお母さんと一緒にいたい、もっとお母さんで呼びたい、もっとお母さんに料理を教えてほしい、一緒に遊びたい、まだ、私も、

03:08ずっと、一緒にいたい、お母さん、お母さん、お母さん、大好きだよ、ウミちゃん、ウミちゃん、

03:24お母さん、一つだけ、お願いがあるの。

03:33なあに、なんでも聞くよ。

03:35お母さん、お歌、お歌、歌ってほしいの。

03:41お母さんの歌声、覚えてるから、あの夏よりも、もっと昔に聞いてたよ。

03:49ずっと、聞いていたもん。

03:52私は、すごく愛されていた、とても温かくて、幸せで、もう一度だけ、あの頃に戻りたい。

04:06お母さんに包まれて、眠りたいよ。

04:10あ、そんな、嫌だよ。

04:19そんなこと言わないで、眠っちゃったら、ウミちゃん、いなくなっちゃう。

04:27うーん、もう、無理、みたい。

04:32Hi, Fumi-chan!

04:35My mom...

04:38My mom...

04:40My mom...

04:44You're okay.

04:46You're here.

04:48You're here.

04:50Yes?

04:52Why won't you be here?

05:00Weren't you...

05:02I'm a poet.

05:04I'm a poet.

05:06The music is guided by me.

05:11I'm a poet.

05:12ゆりかごのうたを

05:22こんなふうに抱かれながら、眠りたかった。

05:28お母さんを知らないころ、お父さんも仕事でいない夜、

05:35一人で眠りながらぼんやりと思い出していた。

05:41それは、物心がつく前に、誰かの腕の中で優しく抱かれていた。

05:53まだ開ききらない目で、うっすらと影のように見えるその人を私は見つめていた。

06:03その感触を、そのぬくもりを、私は覚えている。

06:10眩しい空の下で気持ちよく眠っていた。

06:14あの頃みたいに、かすかに覚えている眩しさの中で、その人は笑いながら私を抱いていた。

06:27それで、歌ってくれていた。

06:32私は、いくつもの夏を旅した。

06:36そうして、見つけた。

06:39ねー、ねー、ねー、こー。ねー、ねー、こー、ねー、ねー、ねー、こー。

06:47はぁ。やっとわかった。

06:52これは、失うってことなんだ。

06:55過去を失うんだ。存在を失うってことなんだ。全部、なかったことになって、私は生まれなくて、二度と会えないんだ。お父さんにも、お母さんにも。

07:17でも、いいんだ。それでも私は、私がしたかったことをした。

07:27お母さんに会って、お母さんと、いっぱい楽しい夏を過ごして、それで、最後に、会えた。

07:40お母さん、バイバイ。

07:47海、ちょ。

07:54いっぱい、いっぱい夏を楽しめたんだね。

08:01いっぱい、いっぱい夏を楽しめたんだね。

08:08一生分の夏休みを楽しんで、それを、全部、私に、教えてくれた。

08:14夏の思い出が、あんなにも眩しいものだって、教えてくれた。

08:21もう、あの夏休みは、取り戻せないんだね。

08:24取り戻そうと思っちゃダメなんだよね。

08:29分かってる。

08:30分かってる。

08:31過去に、縛られちゃダメ、なんだよね。

08:36でも、それでも、私は、お母さんに、お母さんに、教えてくれた。

08:40もう、あの夏休みは、取り戻せないんだね。

08:44取り戻そうと思っちゃダメなんだよね。

08:46分かってる。

08:47過去に、縛られちゃダメ、なんだよね。

08:51でも、それでも、私は、覚えているよ。

09:01あの夏休みは、私にとって、一番楽しい夏休みだったんだよ。

09:10ウミちゃんが、私をお母さんにしてくれたんだよ。

09:16全部、覚えてる。

09:25忘れたくない。

09:28ウミちゃん!

09:33昔々、世界には色がありませんでした。

09:46そんな世界に、きれいな羽の蝶々がいました。

09:51羽には、たくさんの色がついています。

09:55蝶々は、いろいろな場所を旅しています。

09:59旅先で、蝶々は、そのきれいな羽の色を、出会う人々にあげていきました。

10:06気がつけば、きれいだった蝶々は、真っ白になっていました。

10:12それでも、蝶々は、旅を続けます。

10:16羽がボロボロになっても、飛び続けました。

10:21もう誰も、きれいだった蝶々だと気づきません。

10:28でも、世界には色があふれ、世界はとてもきれいになりました。

10:34やがて故郷に戻った蝶々は、静かに花の上に横たわります。

10:40蝶々は、たくさんの人と出会えたことに、満足していました。

10:46蝶々は、静かに眠りにつきました。

10:50みんな悲しみ、涙が雨になりました。

10:55あれ?続きがある?

11:01海が教えてくれたキーワードだけだと、さっきのところで終わりなんだ。

11:06でも、なんか寂しい結末だったから、ちょっと付け足してみた。

11:12そうなんだ。うん、いいと思うよ。

11:17雨が止むと、蝶々は大きな虹になっていました。

11:27世界を包むような、とてもきれいな架け橋です。

11:32みんなが見上げて、ありがとうと言いました。

11:37まもなく、鳥城島、鳥城島漁港に到着します。

11:55着眼の際は、船に強い衝撃がある場合もございますので。

12:01鳥城島に来ませんか。

12:04夏休みに入る少し前、手紙が届いた。

12:08会ったことのない母の妹、おばからのものだった。

12:13手紙に同封されていた写真を見たとき、不思議と懐かしかった。

12:20だから、こんなところにやってきた。

12:24祖母の遺品整理ですか?

12:26そうなの。これは、おばあちゃんがいろんな人から預かったものなの。

12:31預かったもの、返さなくていいんですか?

12:35ほとんどの人が亡くなったか、温身不通だからね。

12:39その人たちはまた、どうして預けていったんでしょう。

12:43うーん、アイリ君はこういうことってなかった?

12:48ん?

12:49子供の頃、外で遊んでるときに何か見つけるじゃない?

12:54それを大事にポケットに入れたりしたこと、ない?

12:59おお、ありますね、昔は。

13:03でしょ?

13:06ん?

13:07チャックをして、こぼれないようにして、とても大事にしまったはずなのに、いつの間にか亡くなってるの。

13:18でもね、ふと思い出して、ポケットを探ると、その欠片が残ってたりするの。

13:26欠片?

13:28うん、本当に小さな欠片。

13:32でも、それが何なのか思い出せないの。

13:36この蔵は、そういう場所なのかもしれない。

13:40誰かの大事な何かをそっとしまう場所。

13:44そうして、忘れられた場所。

13:47ポケットみたいな場所、ですか?

13:51うん。

13:53ここから10分ほど港の方に戻ったところに食堂があるから、夜やってるお店といえば、そこぐらいよ。

14:05えええええ!

14:10はぁ…しょうがない。

14:13島をぐるっと回って帰るか。

14:20あれ?

14:22うそだろ!

14:29あっつい…

14:52ん?

14:53ん?

14:54ん?

14:55どうしたの?

14:56え?

14:57ううん。

14:58さっきの…

14:59おぉ…見ない男の子ね。

15:01観光客じゃない?

15:02そっか…

15:03どうしたの?

15:04知り合い?

15:05ううん。

15:06ううん。

15:07ううん。

15:08知らない。

15:09それより…

15:10愛との約束の時間、急がないとすねるよ。

15:11あ、そうね。

15:12行きましょ。

15:13あっ…

15:14ん…

15:15おぉ…

15:16おぉ…

15:17ん…

15:18おぉ…

15:19おぉ…

15:20おぉ…

15:21…

15:22おぉ…

15:23…

15:24おぉ…

15:25おぉ…

15:26おぉ…

15:27おぉ…

15:28おぉ…

15:29おぉ…

15:30おぉ…

15:35そうね。

15:36行きましょ!

15:37あっ…

15:40ん…

15:42今日からお手伝いします。

15:44え?

15:45I'm going to help you from here.

15:47What?

15:48I'm here for you. I don't want to do anything else.

15:53Please.

15:55Please.

15:57What should I do?

16:00I'm going to put a label on the best place.

16:05What are the best place?

16:07I'm going to put you in the right direction.

16:10Uh, um…

16:12とりあえず、やってみます。

16:15λに積み上げられたガラクタを、どこの誰がどんな思いでここに託していったのか、俺が知るはずもない。

16:24それでも、俺なりに整頓していく。

16:28そうしているうちに、ガラクタの一つひとつの由来がぼんやりと見えてくるようで、

16:35言ってみればそれは、時の地図ともいえるものだ…

16:39Time map.

16:45Time map.

16:51Time map.

16:57Let's do this.

17:05Hey.

17:09What do you want?

17:11Do you have any recommendations?

17:13Hmm...

17:15...

17:16...

17:17...

17:18...

17:19...

17:20...

17:21...

17:22...

17:23...

17:24...

17:25...

17:26...

17:27...

17:28...

17:29...

17:30...

17:31...

17:32...

17:33...

17:37...

17:39...

17:40...

17:41...

17:42...

17:46...

17:47...

17:48...

17:49...

17:50...

17:51It's delicious!

17:55Hey, how are you making this flavor?

17:59Eh?

18:03It's a secret

18:05Thank you so much

18:07Thank you

18:16It was a strange girl

18:21Wow, it's beautiful

18:25How about

18:27How can I make this place?

18:31I can't do it

18:33I can't do it

18:35Oh?

18:36Eh?

18:37Kyoko?

18:39Oh

18:43Oh

18:51Oh

19:01Eh?

19:03Oh

19:05Oh

19:07Oh

19:09Oh

19:11Oh

19:13Oh

19:15Oh

19:17Oh

19:19Oh

19:21Oh

19:23Oh

19:29Eso

19:31Oh

19:33Oh

19:34Oh

19:35Oh

19:36Oh

19:37Oh

19:39Oh

19:41Oh

19:42Oh

19:43Oh

20:07Hey, come on

20:09Are you okay? I was nervous, but...

20:14No, no...

20:16Whatever...

20:39Thank you, Hayley. Thank you so much for your help.

20:44I'm so proud of you.

20:47I'm so proud of you.

20:48I'm so proud of you.

20:50I'm so proud of you.

20:53Why...

20:55Why...

20:57Why...

20:58I'm so proud of you.

21:01That's weird.

21:03I'm so proud of you.

21:05That's right.

21:09Let's go.

21:11Come on.

21:13Yes.

21:20Hayley?

21:22Do you want to do it?

21:27Yes. I'll do it.

21:30Yes.

21:35You had a good...

21:39It was amazing.

21:41...

21:42...

21:43...

21:44...

21:45...

21:46...

21:49...

21:51カトさんのところに来ている

21:59確かカトさんのところに来ている

22:03婆さんの遺品整理で来てたんだ

22:05あらあんた

22:07何だ知り合いか

22:10ううんちょっと見かけたくらい夏休みの始めくらいかな

22:15そうだ俺らはこれから山に行くんだが来るか

22:21山で何を?

22:22マーチャンだ

22:24いや俺もう帰るんだ

22:31そうか

22:32まあ夏休みも終わりだしな

22:35誘ってくれてありがとう

22:37じゃ

22:39またな

22:44また

22:51また

22:53また来年があるわよ

23:03うんわかってる

23:05よし

23:06来年はもっとクオリティを上げるの

23:10すっごい驚かせてみせるんだから

23:12はいはい

23:14ひひひ

23:15たくさんわがまま聴いてくれてありがとう

23:17そうだ洞窟のおかりのスイッチチェックしておいてね

23:22あれそっちゅうつかなくなってるから

23:24今も何度も僕は夏の思いを

23:31ねえそれ熱くないの?

23:33もぎゅう

23:34そのぬいぐるみ熱そうよ

23:37大丈夫ですよお友達ですから

23:41さあお友達なのね

23:44そういえばあの灯台あなたは何があるか知ってる?

23:49灯台ですか?

23:51むきー

23:53私はよく遊びに行きますが特に何も

23:57遊びに行くの?

23:59鍵持ってますから一緒に行きますか?

24:03いいの?

24:05ありがとう

24:06いえこちらこそ声をかけてくれてありがとうございます

24:10うぅー

24:15ん

24:28あっ

24:37その行き先を知っている

24:39I thought I was wrong...

24:41I thought I was wrong...

24:43But I can't say that...

24:45I can't say that...

24:47I'm not afraid of...

24:49... but...

24:51...

24:53...

24:55...

24:57...

24:59...

25:01...

25:03...

25:05...

25:07...

25:09...

25:11...

25:13...

25:15...

25:17...

25:19...

25:21...

25:23...

25:25...

25:27...

25:29...

25:31...

25:33I don't have to do it!

25:41Well...

25:56I...

25:58It was delicious!

26:04Oh...

26:06Yes...

26:08So...

26:14Tell me how to make it!

26:21Huh?

26:23Huh...

26:28Huh...

26:34What?

26:37It's good...

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