EIGHT-JAM 2025年日9月28日 デビュー40周年突入!! 久保田利伸特集
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00:00今夜の8ジャンは日本R&B界のレジェンド久保田俊信特集久保田といえば?
00:28これまで番組で多くのプロたちが歌唱のすごさを絶賛!
00:57動き出したメロディー
01:37あの歌唱の秘密を直撃!
01:398ジャムという番組でございます
01:45久保田俊信特集ということでスタジオにはゲストで森大輔さん
01:51そしてダイスの花村さん
01:53そしてシラップさん
01:55おさん方がいらっしゃって久保田さんのすごさ、魅力というのを皆さん事前にたっぷり伺っております
02:03ありがとうございます
02:05よくみんなありがとね
02:09こちらこそです
02:11こちらこそです
02:13テレビでなかなか久保田さんがテレビにお出になって音楽的な話をするっていうのをあんまり正直僕ら見たことないなぁとはちょっと思ったんですけれども
02:25そういう場面がないですテレビに
02:27基本は
02:28やっぱり歌うかおもろい話かみたいなことを求められるので今日は
02:34でもこの場面みたいにちょっとそこもっと突っ込んで
02:37そんなこと話していいんですかみたいなところまで行っていいだろうと
02:42あの僕じゃなくて他の人が出ているときを見てもねそうなので
02:46まあ話しちゃいますよ
02:49ぜひご質問されるかにもよりますけども話しちゃいますよ
02:52ありがとうございます
02:53じゃああのいろいろ質問
02:56いいふりでしょ話しちゃいますよ
02:58グッて見てる人が来るよね
03:00すいません
03:02ここでためようとかって考えてると
03:05歌にはなんないですよねえすごいギターの音にしてもベースにしてもそれからもうストリングスにしてもえっと声でそれをコピーするまねするほうほうはあっていうのがううううううううううのが近いなとかへへすすごい
03:24日本人でR&Bをあんなかっこよく歌う方っていうのは久保田さん以外にもなかなかパッと出てこないぐらいそしてやっぱり私たちの世代はドラマの主題歌でララララブソングを聴いてもう全部あの曲を聴けば思い出すっていうようなそういう名曲ですよね。
03:52久保田さんと一緒にちょっと特番ださせていただいてコント一緒にやったんですよコントやる時の久保田さんはね謙虚でしたよ全部言われたとおりやるんで言うて言ってくださいみたいな今回のゲストDICEの花村は実はプロになる前から久保田のようなアーティストを目指していたそうでへえ
04:20オーディションでグランプリもらった時に久保田さんみたいな歌手になりたいですってインタビュー出てて状況をそのあと1年後ぐらいにした時にいつ道端であってもいいようにずっとMDを自分の音源のMDを持ってお会いしたらレッシュにしてくださいって言おうと思って持ってたんですよ。
04:50まずは歌唱編ということでこちらのVTRをご覧ください。
04:58プロが選ぶ久保田俊信の名曲裏迫のアクセントやしゃくりなどすさまじいテクニックが最高にしびれる名曲うーん
05:11音楽
05:32Oh
06:02Bメロの好きにそっと見守られてるようなのラレだけを裏迫アクセントにすることでグルーヴを最大に感じられる箇所
06:13さらにサビ頭の裏迫にしゃくりを入れることでストレートでキャッチーな歌の中にもクロートが最高に痺れるアクセントを自然と入れてくれる
06:25聞いていてクーと鳴ります
06:32音をこすり出す
06:34二人で落ちた
06:36込みの魔法をスペシャルライディ
06:39スペシャルライディ
06:40消えないで
06:41消えないで
06:42月にそっと見守られてるようなのラレだけを
06:47柔らかにずろうのキャラ
06:51未来のシワに刻まれそうな
06:55物語継ぐわ
06:58このまま君の胸で飛び込んだまま
07:07この月にそっと見守られてるこれ普通に歌うと月にそっと見守られてるようなって歌うんですけど普通がうまいから分かるやん
07:19そこに
07:21月にそっと見守られてるようなちょっと後ろにこう
07:27月にそっと見守られてるような
07:31ここを入るだけでこの曲が普通のポップソングじゃないんだよっていうのが分かる
07:37その一部分2文字で
07:39このまま君のっていうこのやっぱこうドラマの主題歌なんで一番こうパンチを出さなきゃいけないサビの部分は頭にちゃんとアクセントあるんですけどその後ろに裏迫でアクセントをつけることで
07:54ホップR&Bの象徴されたような曲やなっていう
08:01このままではなくこのまま
08:04あのしゃくりで音程を下の音から上に上げていく技術なんですけどこのまま君らって歌うからこうパワーがあふれるなっていう説明する時かっこよすぎるやっぱりあんな即興で歌いたいもんほんとさらに久保田の歌のリズム感そのすごさが分かるという曲が2003年リリースアワークリスマスの曲が
08:34回転するようなリズムの取り方が本当にすごすぎる
08:43さらに久保田さんの特徴でもある変則的なリズムを一瞬入れることで
09:02バラードなのにリズミカルな歌になっています
09:07これもめちゃくちゃかっこよくてなんかもうずっと回転してるように回転のリズムって何ですか?
09:15なんかね3連符が流れてるんですけど4拍子の曲らしくてリズムがより取りにくいんですよ
09:24ダンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンメリークリスマスフォーイユー
09:33振り出す銀のしずくってこう
09:37えっハマってる?これ?みたいなこの尺の中にハマってるんですか?っていう感じに捉えられるんですけどちゃんとリズムにはハマっているっていうこれすごいなでこの後もなんかこうAメロで街に降りた天の川っていうところが来るんですけどもこの歌詞を置く位置も素晴らしくてへえその部分がこちら
10:07立体感があるのってやっぱ歌詞をどうぞ。
10:37どこに置くかっていうのはすごく重要で
10:39街に降りた
10:42でちゃんと置きに行って
10:44天の川を渡る冬の恋人たち
10:53呼吸染めてくこの想いはまたあなたを辿る
11:04気持ちいいんですよこの立体感を僕もすごく自分の楽曲に落とし込んでたりするへえそうかへえでは花村から久保田へ歌唱に関するこんな質問
11:34それともしっかりと頭の中で決められているのでしょうか花村聡太さんからの質問なんですけれども裏迫のアクセントの付け方とかしゃくりだったりとかリズムの取り方とかそういうプランというのは歌いながらフィーリングで出てくる自動運転ですかそれともしっかりと頭の中で決められているのでしょうかという。
12:01質問のフレーズがいいですよね自動運転ですかって自動運転ですか
12:09まあでもこれは答えから言っちゃえばあの全く考えたことないですよねどういうふうに歌うかとかどういうリズム感で乗せていくかっていうのは全く考えたことなくってそれでまあ歌ったりレコーディングしたりするわけでそれをプレイバックするとき自分の歌をプレイバックするときに
12:29ここちょっと癖強すぎたかな花村君の言葉を借りればしゃくりすぎたかなとか
12:37っていうことは聴くときに出てくるかもしれないけど歌ってるときっていうのはゼロですね
12:45リズムの乗せ方も含めて
12:47あんまりこうこういうふうに乗せようとかここで
12:53ここで溜めようとかって考えてると 歌にはなんないですよね
12:59えーーーすごい 勉強になります
13:03成長しましたね 本当に
13:05完全にこう自分の中からトラックに合わせてこう出てくるそのメロディみたいな
13:09トラックに合わせてってよりもトラックに乗るだけです
13:13トラックってリズムじゃなくてこうその曲曲が持っているグルーヴなのグルーヴなので
13:19一曲一曲を通してのグルーヴなのでその曲のグルーヴをつかんだらそのまま乗っかってるだけで
13:26乗っかりながら声出していったらそれが多分あの歌その曲のパフォーマンスなので
13:33そこを歌いながらどう乗せようかなって考えてたら逆に歌いにくいんじゃないかなって思いますけどね僕の場合はうんうん今成長しました今からレコーディング知り行きたいし上陣離れしたリズム感について花村からもう一つ聞きたいことがこの卓越したリズム感はどこでどのように身につけたのでしょうか?
14:01これは天性のものなのでしょうか?もし練習法とかあればお聞きしたいですっていうようなことなんですけれども
14:09なんかね質問を一生懸命考えてくれてますよね
14:12なんかねただねこういうことに関してはどこで習得した身につけたもしくは練習これはね分からないしリズムの練習なんかはするはずがないですよ
14:26でもえっと小さな頃によくあの大人に怒られたんですよあの盆踊り大会でしかも自分ちの裏でやってたので
14:42子供の時間と8時過ぎから10時くらいまで今度大人の時間っていうのはその5時間ずーっと僕は盆踊りを盆踊りのトランス状態でやらせてもらってノンストップでそろそろやめなさいと忍ぶ
15:00人によっては盆踊りなんだからそういうノリはやめなさいってどういうことって言って
15:06だからこうこう普通じゃないですかここにこういうなんか裏とかバッキリとか入って
15:14久保田さん子供から始まってたんやなもうなんかね漫談みたいになってるやんか
15:20その癖があったので多分小学校に入って運動会の人がありますよねその時によく盆踊りとかってあったんですよ
15:26あのちっちゃな子の癖があるんでなんとか音頭つってみんなで一緒に踊るんですが
15:31あの時も怒られましたね体育の先生が真面目にあれ久保田その時は腰が入っちゃうらしいんですよ
15:38ステップのところでステップ踏んでこう出るものをこうこう腰が
15:46なので僕は多分盆踊りっていうのはグルーヴのグルーヴの基本の一つの要素に僕の中に
15:55僕の中では入っているんじゃないかなと探せば
16:01で一人だけリズムの取り方違うんですよ
16:04後ろ行ってたんですよ
16:05後ろ行ったんですよ
16:07後ろ行ったんですよ
16:08後ろ行ったんですよ
16:09後ろ行ったんですよ
16:10後ろ行ったんですよ
16:11聞いたことない
16:12金河さんどうですか
16:13いやもう回り回ってあんま参考にならない
16:16すごすぎて
16:19もうなんかシラプさんも途中でもう勉強になるとか
16:22今もすでに成長した感じがすごいありますけどいっぱい聴けてやっぱそうなんだとか自動運転もそうですけどやっぱりこう5時間踊ってるんでやっぱもう音楽って楽しむものじゃないですかってよく言われるですけどその時間がすごい長いんでしょうね。
16:36過去に年間マイベスト10でも選出されたシンガーソングライターシラップ。R&Bを主体とするシラップは久保田との忘れられない出来事があるそうで。
16:54僕がデビューして今年8年目ぐらいなんですけどほんと1年目のちょっとなんかイベントしようと思って自分の事務所で40人ぐらいのイベントをやったんですけどそこにもう来てくださってたんですよ。
17:05YouTubeで僕の曲聴いてなんかそのほんと40人ぐらいのイベントなんですけど事務所に電話して予約して来てくれたんです。
17:13いやホントにすごいっすねあんなやっぱり大御所なのにこんな若造ディグって来てくれるなんてホントに感動しましたそんなシラップが選んだのは久保田にしかできないフェイクがすごい曲!
17:30この曲めっちゃ好きなんですよ。
17:37久保田さんのすごさの一つは自分のフェイクを持っているということ。
17:49実は自分なりのフェイクを持つことは結構難しいことで例えばピアノをやっている人だとピアノっぽい音階になったり決まった音階の似たようなフェイクが多い気がします。
18:04でも久保田さんは誰とも違う独自の音階のフェイクを持っているそこに試行錯誤をめちゃくちゃやってきてるのでは?と感じ尊敬しています。
18:20コーランスが後ろでフライユーアーって流れてるんですよバーって流れてる中でいろんな可能性があるんですよねそこでどうやってメロディーを動かすかこれが決まったメロディーの中でフライユーアー!って流れてるんですよバーって流れてる中でいろんな可能性があるんですよね。
18:44そこでどうやってメロディーを動かすかこれが決まったメロディーの中でフライユーアー!みたいな動きをしてるんですけど下がってるんですよ個人的な好みで言うとフライユーアップなのに下がるんですよそこがめちゃくちゃいいなとかあとそのアー!みたいなの中にもやっぱそのさっき華丸さんが言ってたみたいなが入ってくるんですよねちょっとだから追っかいにストレートに入ってくるんですよ
19:14カクカクカクとはなるんですけどその間の音もいっぱい入ってるんで常に何回もフェイクをいろんな可能性をやっぱりスタジオとかセッションとかでやってきたから体に入っているんだなっていうのがすごいなとは思った。
19:29そしてシンガーソングライター森大輔自身の活動のほかディズニー映画WISH日本語吹き替え版の音楽演出舞台演劇ミュージカル音楽なども手がける売れっ子音楽家さらに久保田の楽曲を多数アレンジ十数年代の先輩後輩の間柄!
19:57そんな森が選んだのがまるで楽器のように自由自在な歌唱この曲は久保田さんの歌とサックスの掛け合いがすごい。
20:27活発的なアドリブ力メロディ感覚の豊かさが端的に分かる曲です。
20:34コール&レスポンスのようなスキャット。
20:36楽器がこう来たら自分はどう返すかというインスピレーションの掛け合いが面白いです。
20:43すごいな。
21:22楽器の中で鳴ってる人なんだっていうのがあの部分の歌を聴いているとこんなにアイディアがボンボンボンボンボン出てくるんだっていう。
21:29アイディアだけじゃなくて実際思い浮かんでもそれを形にできるフィジカルの強さっていうか喉もやっぱり音域が広くないとできないしリズム感も良くないとできないしっていう。
21:39シンガーとしての何かあらゆる要素がそろって初めてできるパフォーマンスっていうところであの曲選びました。では森とシラップから歌唱に関するこんな質問。
21:53久保田さんの歌は楽器的な感覚で喉を鳴らしているように感じるのですが楽器のように歌う感覚っていうのはどのように身についたのでしょうか。
22:03さすがね森くんはやっぱり近いところにいて作業も一緒にやってるからまたね感じるところが違うんだろうね。
22:10ちゃんと褒めてくれる。
22:12スボンする人一応全員褒めてくれる。
22:14優しい。
22:15多分それって僕楽器が下手なので触れますよ。
22:21でも人前で披露するような実力もない。
22:24だからイコールその楽器音楽を聴いてそれをピアノとかその楽器自体で音を真似するとかじゃなくて全て声で。
22:36ギターの音にしてもベースにしてもそれからストリングスにしても声でそれをコピーする。
22:43マネするストリングスの響きとか当然リズムのドラムのノリとかっていうのを声で完璧にそれをやってみる。
22:53弾けないんだからしょうがないですよ。声でやるしかない。でそれをずっと確かに昔からやってたので歌も楽器?本来歌声で出すものじゃないところも一生懸命マネしていたんじゃないですか。
23:12何かアーっていうところじゃなくてアーアーっていうのが近いなとか。でプルルーじゃなくてプルルーってやった方がエッジが出るなとかっていうことを思っていたの。
23:29こもらせ具合とかねこうあってこもらせる具合とかおーじゃなくてうんってこもらせた方が空気が揺れるなとかっての方が今聞こえてる音に近いなとかって思ってたんじゃないですかねそれを昔からやってたんじゃないですかねうんうん続いてシラップからの質問久保田さん独自のフェイクは一体どのように身につけたのでしょうか?
23:55これねちっちゃい時からブラックミュージックしか聴いてない。
24:01ああそうなんだ。
24:02しかもそれしかというかそればっかりを一日中聴いてる。で歌真似をする。全部歌ってみるっていうことをやってたらあのいろんな人のフェイクアドリブパターンっていうのは体に入ってくるし。
24:20まあ僕が生まれる前のものを含めれば560年70年代分のソウルミュージック
24:27R&B を聴いてるんですよ。昨日発売されたものも含めて。
24:33あの時代時代によって歌い方とか癖いろんな人のがどんどん変わっていくので。
24:40他のジャンルってあんまり動かないんですが。この時代は何がかっこいいとか何がこう心にくるとかっていうのがどんどん変わっていくので3ヶ月ごとにくらい。
24:50誰かと誰かのものが混ざって自分の癖になるとか。
24:54この時代とこの時代のものが混ざってここに入ってるとか。
24:59っていうこともあるんじゃないかなって。
25:02そんなことを聴いてくれるならあるんじゃないかなと僕は思ったりします。
25:07ご自身の中でそれはその歌いながら勝手に出てくるものなんですか。
25:12絶対に歌いながら勝手に出てきます。
25:15体に入ってないものはレコーディングの時に絶対に出てこないですから。
25:19よくディレクターの人で、
25:23もう一回うまく歌って、
25:26歌ってって言うけど、そんなの絶対に良くないですよ。
25:30そういうものを頭を使って歌おうとして歌っていいフレーズになんかならないですから。
25:37本人が自然に歌えるすごいもの、特徴的なものが出たらOKで。
25:44僕もそうです。だから人によると思うんだけど、でも考えてやるものじゃない。本人ができるもの。
25:53自動までたどり着くまでにほんといっぱい音楽聴いて踊って歌ってきたんですよね。じゃないとあれ言えないですよね。
26:02僕らもやっぱりこう確かにレコーディングブース入る時はこう自動運転というか多分うちから出てくるものだと思うんですけどそれと多分レベルが違うんだろうなっていうのは本当に今あのお話聞いてて感じました。フェイクとか結構言われますよね?いや何か僕は結構3回しか撮らないみたいなルールに徐々になっていって自分が。でフェイクももう何か3、4回適当に撮ってあとは何かいいとこに撮って。
26:30あとは何かいいところを使うみたいなのもあるんですけどでも多分違いますよね先生は違いますよね絶対そして久保田といえば歌のすごさが注目されがちだが作詞作曲アレンジも自身で手がけており楽曲提供なども多数共同アレンジを手がける森は久保田の作曲術について
27:00よくマクボスはファンキーという言葉作られるんで僕もご一緒するまではなんかファンキーな曲作りの仕方なのかなってなんとなくノリでいこうよみたいな感じで作ってらっしゃるのかなと思ってたんですけど
27:30で僕はいいのできたなと思って変えるんですけど久保さんは多分それでもまだまだまだっていうのをまだ違うって思ってたりして夜中に何か思いついたって言って森君ちょっと明日もスタジオ入れる?って言ってまた全然違うアイデアを試すみたいなこともあったりします。
28:00コード進行に救いを感じる一曲
28:03久保田さんの音楽に共通しているのは常に救いがあることです どれだけ重く苦しいテーマの曲も絶望したまま終わらない
28:24それを端的に表しているのがこの曲のサビの終わり方です
28:30ピカルディ終始と言われるマイナーで終わる予定の曲調の中で最後だけがメジャーの明るい響きに置き換わるというこの技法は
28:43久保田さんの他の楽曲にも時折見られます
28:54ではサビの最後のコードに注目してお聴きください
28:58久保田さんの音楽
29:28これ曲をもう皆さん聴き慣れてるからこういう曲やと思って僕も聴いちゃうんですけど
29:42ピカルディ終始がなかった時には
29:44言葉よりも本気だ
29:48ラララララララ
29:50本当は
29:54こういうキーで曲が展開してきてるんですよ
29:57でもご存知の通り
29:59ララララララララララ
30:01っていう
30:04ここで明るい響きに急に変わることで
30:07曲がバッて華やかに広がっていく感じだったりとか
30:11ラブストーリーだったりすると
30:14ハッピーエンドなのかなっていう予感だらけで予感です
30:18そういう久保田さんの曲にある明るさっていうか
30:22絶望的な歌詞の曲とかもあるんですけど
30:26やっぱり音楽になってるからこそ
30:29そういう絶望的な感情を受け止めて聴けるっていうようなところが
30:33久保田さんの実は大きな音楽の魅力なんじゃないかなって
30:37ではプロたちから作詞作曲にまつわるこんな質問
30:43そもそも作曲はどのように行っていますか
30:47シンプルに聴いたいですね
30:48聴いてみたい
30:49曲作りは僕の場合は
30:52ずっと何年も変わらず
30:55ビート感をまず決めます
30:59何もできてない
31:00ただビート感だけこれでいこうかなっていうのを決めます
31:03それはまだ頭の中にあるビート感です
31:06その次にそれのノリで
31:10何かの楽器を使いながらのコード進行を決めます
31:14そうしたらば簡単なトラックを作ります
31:18リズムと進行だけで
31:21それを聴いて4つ目にサビを作ります
31:25ビートコードトラックフック
31:32その後1曲にAメロ含めてしていくということにします
31:37先に歌のメロディーとかっていうのが
31:41いつもサビから作られることが多い
31:44大体そうです
31:4590s R&Bにそういうやつが結構いたなと
31:52俺の作り方それにそこの時代結構影響強いのかなと思うんだけど
31:57R&Bって一般的に聴くと
32:00結構もう初めから最後はずっと同じノリで
32:03メリハリもないし
32:05普通にAメロから始まって
32:07サビに行っても
32:08あれこれサビ?
32:09確かにコーラスいっぱいついてるからサビ?
32:11みたいなものが結構世界中の
32:13R&Bのスタイルなんですよ
32:15でもやっぱしみんなに
32:18グッと入り込んでほしいので
32:19キャッチーなサビ
32:21キャッチーなフックにしたいんですね
32:23そうすればAメロも自由に行けるし
32:26こいつがドスンとあれば
32:27なのでここが大事で
32:29僕の場合は特に
32:31最近の超最近のR&Bって
32:33フックほとんどないので
32:35あんまり世の中にも浸透しにくいんですよ
32:38その代わりスタイリッシュ
32:39ものすごいスタイリッシュなんですけど
32:41もうちょっとフックをフッキーにすりゃ
32:43いいのになぁなんて思いながら
32:45最近のものを聞いてますけどね
32:47フックをフッキーにですね
32:48森さんがですね
32:49久保田さんは作曲でこれ
32:51というアイデアが生まれるまで
32:53永遠とトライアンドエラーを繰り返して
32:56曲作りへの執念が凄まじいんです
32:59っていうお話されてたんですね
33:00やっぱりそれだけこう
33:02自分を相当追い込んで
33:04やっぱり曲作り
33:05今はされてることが多いんでしょうか
33:08森くんは余計なこと言ったね
33:10やっぱりね
33:14ファンキーファンキーのイメージの方が楽ですからね
33:17でも実際のところは
33:20特に森くんとやる場合なんかそうなんだけど
33:22森くんって願いを叶えてくれちゃうんで
33:26自分がAがいいかなBがいいかな
33:30C、Dかもしれないって
33:32いろいろアイデア浮かんで
33:33それをいちいち試すんですよ
33:35で、すべての試しごとに
33:38あ、おもろいかもしれないですね
33:40っていちいちやってくれ
33:42丁寧にやってくれ
33:43そうすると
33:44やっぱこれ違うなとか
33:45もうちょっとやると
33:48見つかるかもなみたいな
33:50何曲もトライアルエラーをして
33:54最終的にはそこで煮詰まって
33:57諦めて
33:58ダメだこりゃ
34:00ろくなもんできねえや
34:03ってなった後の
34:05夜中の3時の
34:06お風呂ですよ
34:08そこに
34:09そこで?
34:10え?って
34:12それでよかったんじゃん
34:14何このアイデアやっていう
34:16こう、ぷわーって
34:18おーおーおー
34:20おーねーおーねー
34:23おーねーおー
34:25え?それでいいじゃんって
34:30これにね
34:31何度も何度もやられちゃうんですよ
34:34じゃあ始めからお風呂で作りゃいいじゃん
34:36これが違うんです
34:38追い詰めて追い詰めて
34:40もう泣いちゃった後じゃないと
34:42お風呂さんが助けてくれる
34:45じゃあ今まで何度もお風呂から生まれた名曲はあるってことなんですか?
34:49すごくあるんですこれが
34:51えっと、ママうどんごって曲があって
34:54WOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOішja
35:10ってかけ合いするヤツなんですが
35:11こんな単純なこと
35:13アフリカのグルーヴだけちょっとやろうかなと思いながら
35:16どうやってこうそれっぽい?
35:18何か?とか
35:19R and B のくせにアフリカみたいな
35:21なんてやってたんですが
35:23でも何だかなつまんねえ曲だなでもあの時シャワーですけどもニューヨークでしたシャワー見てうわうわって誰かが歌うんですよお風呂であれあれこれだみたいなことがあったりとかえっと最近森君とやった曲なんかも商業は無常とか最近の商業は無常っていうのは最近の曲だよねあれなんかもすごいシンプルなサビなんだけども。
35:48あっこんなもうポップスでいいんじゃんポップスのメロディー歌詞も一緒になってくっついてきちゃってへえみたいなのもあるあでも最近の曲がほとんどそうですねお風呂ですへえへえへえ続いては森から作詞はどのようになさっていますか?
36:16歌詞を書く前に簡単なすごく簡単な壁はね思ったよりもいっぱいありました。
36:32作詞についてちょっとお伺いさせていただきます。
36:36森さんは作詞は久保田さんがどのようにやられているのかというのは実は僕はほとんど知らないんですっていうようなお話をされていたんですよ。
36:45なのでそもそもの作詞どのようになさっていますか?
36:49島田の作詞での苦労なんかあれば教えてください。
36:53デビューした頃よりも最近の方が歌詞を書くのはより大事になってきた。面白くなってきた。
37:03やっぱりあのサウンド思考洋楽思考みたいな感じで子供の頃からなので歌詞を日本語でクリエイトするっていうのがそんなに経験がなくて無理やり作っていた時代があるんですがどんどんどんどん言葉が大事になってきて面白いなって。
37:19いう風になってきた頃から歌詞を書く前に簡単な、すごく簡単な、鉛筆一本でいいんですけど、絵を描きます。
37:29えー。
37:31この曲の風景これだ、この曲の部屋はここだ、もしくは見えているものはこれだっていうのを簡単でいいんですけど、描きます。
37:40で、それを見ながら勝手にフレーズ、曲のどこに入るかわからないけど、フレーズを何フレーズも描きますノートに。
37:51で、空の青さが眩しいからなんちゃらなんちゃらみたいなそのワンフレーズを10個20個くらいの。
38:02でそれを見て絵とそれを見て1個のフレーズ歌詞でいうフレーズをちょっとパズリングしながら最後曲歌詞という形に。
38:461993年にいち早く活動拠点をニューヨークへ。
38:5395年にはサンシャインムーンライトで全米デビュー。
39:04ソウルやファンク界のレジェンドアーティストやエンジニアとも多数コラボ。
39:102004年にはR&B歌手なら誰もが憧れるアメリカの老舗音楽番組ソウルトレインに日本人ボーカリストとして初めて出演する快挙を成し遂げた。
39:25すごっ。
39:26そんなアメリカでの活動について菅はどうしても聞きたかったことがあるというジャパニーズアーティストとして何のバックアップもなくアメリカに行きクラブ周りから活動を始めたと聞きましたが一番この壁だけは破れなかったという経験があったら教えてください。
39:46壁はね思ったよりもいっぱいありました。 Music is universal languageですから音楽さえあれば言葉の壁なんか関係ねえのはそれはそのとおりなんです音楽があるから。
40:02だけど、あの、そうですね。
40:09いや、いっぱいあるよ。 いろんな人がいて僕の音楽を聴き出してくれ。
40:15巷で、ストリートで、それからいろんなメディアで、もしくはこの曲を聴きたいって言って寄せてくれる人もいるっていうことが見えてきても、壁はそこでやってくれるスタッフの本気度でした。
40:40向こうから見れば外国人ですからそこまで本気でやってくれる人が限られてくる。
40:50巷はこんなに待ってるのにっていうそのちょっとした歪みというかがストレスフルでしたね。
41:00でもそれが現状だったらしょうがないと思ってでもだからその分スタッフとのコミュニケーションは日本にだけいる頃よりもスタッフとのコミュニケーションをよく取るには癖はつきましたけどもでもそれでもなあそこに時間がかかるんですよものすごく時間かかるんですねなので人でしたね。
41:25ちなみに最後にこんな質問も。
41:33日本のR&Bのアーティストで今注目している方はいらっしゃいますか?
41:39これね言いますけど言わないですね。
41:46やっぱし近しいシンガーもいるしなかなか言わない。でもシラップが効くならね。
41:53シラップですよ。
41:55いやそれは。
41:57っていうかだって俺デビュー前後のアーティストを見いっけたって言って見に行ったのはシラップくらいですからね。
42:06マジか。
42:07だから、奴の独特のフローがあるのに柔らかいんですよ。
42:16あいつのフローって。
42:17あれって転生的な何かじゃないとできないので、それはその部分の別格ですよ。
42:24ちなみにR&Bとか関係なくても注目しているアーティストとかそれはあんまりあれですかね。
42:31日本だとR&Bに限らずいろんなものを聴くので逆に。
42:37そうすると、あいみょんっていいアーティストだなーって。
42:44全然音楽的には違うところにあると思うんだけど。
42:47いいアーティストだなー、いいこともいいし、曲もシンプルだなーって。
42:51説得力あるなーみたいな。
42:53バウンディかっこいいなーみたいな。
42:55才能ありありだなーみたいな。
42:58のあります。
42:59同じことは俺やらないしやれないだろうなと思うけど、才能ありありだなーみたいな。
43:05何か態度もいいなと思いますね。
43:40自分たちなんか注文とかが何もなく、すごいパッションで楽しかったみたいな感じに言ってくださったのを覚えてて。
43:50やっぱりそういうパッションで情熱で生きていらっしゃるけども、なんかその久本さん自身のそういうロジックみたいなのがあって。
43:58音楽活動されてんだなっていうところまで今回知られたので、なんかすごい面白かったですね。
44:03ドラゴマンシャー売れ始めてた時だったんで、僕たちにレコード会社とか声かけてくれた。
44:09こういう…
44:14今週もテナサTVerで配信。
44:18次週、リップスライムが登場。
44:21彼らをよく知る先輩後輩が魅力を語る。
44:24ミスキル作ってて、あれこれ海谷さんっぽいとか結構思ったらしい。
44:28嬉しそう。
44:30さらに同世代の盟友たちとの交流も。
44:33プラゴマンシュのツアーに帯同させてもらって。
44:36え、帯同したの?
44:37見た時にめちゃくちゃすごくから。
44:39すぐに楽屋行って、どっから来たの?みたいな。
44:42どっから来たの?
44:43急にだから、ねえ、そう、闇から。
44:47早送り
44:49早送り
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