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  • 3 months ago
Soul Land Btth
perfect World

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😹
Fun
Transcript
00:00赤木は?
00:10大分落ち着いたみたい。少し休めば大丈夫だって。
00:15神里は赤木のことをどう思ってるんだ?
00:19何?急に。
00:21赤木ってちょっと心配になるくらい真面目だろ?
00:24誰かの力になりたいからって看護師を目指して、ボランティア活動にも積極的でさ。
00:29絵に描いたような優等生。最初は全部ファッションなんだと思ってたけど。
00:35ファッション?
00:36いるでしょ?自分を飾るためにいろいろやってる風の人。
00:41でも結局本人は空っぽで、それをごまかすための自慢話をして名刺とか配る人。
00:48だけどイクミは違う。ひけらかすためのものでも、マウントを取るための活動でもない。
00:55本当に誰かの助けになろうとしてて。
00:59時々気持ち悪い。
01:02千春が戻ってこいってうるさいから行くけど。
01:07どうぞご自由に。
01:09イクミのことは任せていいの?
01:12神里の助けが必要だったら、さっきみたいに赤城がまた自分で連絡するだろ。
01:17本当に面倒なことは頼んでこないから聞いたの。
01:21太陽の後に照らすともいる。
01:32少し一歩に。
01:33ちなみに。
01:35過程が好きだった。
01:36後ろを覚えてる。
01:39転がった秒針と。
01:45Ohイケットにも孤独に埋まれた
01:51部屋に響くインター音
01:57このままじゃダメだとして
02:02でもこのままであるように
02:08Don't get away from the others
02:12Give it up!
02:15I want to teach you
02:18I want to be here
02:22But I don't know what it is
02:24I want to be here
02:26I want to take a listen
02:28I want to be happy
02:30I don't see what it is
02:33花のように枯れないもの
02:40騙して
02:45彷徨って
02:50生きる
03:03赤城 入ってもいいか
03:06うん
03:11手伝おうか
03:14神里を呼び戻すんでもいいけど
03:17分かった お願い
03:20降ろすぞ
03:26ありがとう
03:28あと 手伝うことは
03:31これ以上のことは サキを呼ぶ
03:33着替えるから こっちに来ないで
03:43さっきのあれ 病気ってわけじゃないよな
03:46子供の頃に見た心霊番組みたいでしょ
03:50ポルターガイストって言うんだっけ
03:53時々怒るの
03:55でも気にしないで
03:57どうすれば治るかは分かってる
03:59分かってるのに まだ解決してないってことはさ
04:02その方法が簡単じゃないってことなのか
04:06そうだね 簡単じゃない
04:08梓沢君を忘れるのは
04:11は?
04:15本当に簡単じゃない
04:18自分は関係ないと思ってた
04:20なんで僕なんだ?
04:23やっぱり あの日のこと覚えてないんだ
04:27はぁ
04:29今のは思わせぶりでうさいか
04:32ねえ 一つ勝負をしない?
04:35私が梓沢君のことを忘れるのが先か
04:39梓沢君があの日のことを思い出すのが先か
04:43僕に何のメリットがあるんだ
04:46梓沢君が思い出してくれたら
04:49私のこれ
04:50思春期症候群はきっと治る
04:53言っておくけど
04:55思い出すのは結構得意な方だぞ僕は
04:58やる気になってくれてよかった
05:00梓沢君が勝てば
05:02私はもう
05:03夢見るに頼る必要はなくなると思う
05:06どういう理屈だ?
05:08赤城が夢見るの書き込みを見て人助けをするのは
05:12僕を忘れて思春期症候群を治すためって
05:15言いたいのかよ
05:17だから
05:19梓沢君に何を言われても
05:21私はやめられない
05:23赤城が勝った場合
05:25僕は何をすればいいんだ
05:27何もしなくていいよ
05:29その時私は梓沢君のことを忘れてる
05:32だから
05:33私の人生にもう関わらないで
05:35今からスタートね
05:38よーい
05:40トン
05:45じゃあ
05:46私フリーマーケットに戻らないと
05:48ああ
05:53お兄さーん
05:59よかったです見つかって
06:01遅いからみんな心配してたんですよ
06:04ごめん
06:05カノさんにまで面倒をかけて
06:07ああ
06:08いえ
06:09今の
06:10イクミ先輩ですよね
06:12カノさん知ってたんだ
06:14私高校も一緒だったので
06:16短い期間でしたけど
06:18体育祭の準備でお世話になったんです
06:21赤城って高校ではどんな感じだった
06:24赤城って高校ではどんな感じだった
06:25どうと言われても
06:27あっ
06:28先にカエちゃんにお兄さん見つけたって連絡しますね
06:31私が入学した春までは高校で生徒会長をしていました
06:36イクミ先輩地域ボランティアにもすごい積極的で
06:41昔からそうなんだな
06:43
06:44今もボランティア団体を自分で立ち上げて
06:47不登校時の学習支援なんかをしているらしい
06:50イクミ先輩らしいですね
06:52そういう誰かがやってくれないかなって思うようなことを
06:56いつも率先してやっている人で
06:59すごいなってみんな言ってました
07:01赤城は充実した高校生活を送っていたわけか
07:05違うの?
07:09ここからは噂話ですけど
07:12いいですか?
07:14飲む?
07:24いただきます
07:26赤城さんには会えたの?
07:30赤城、高校の頃年上の恋人がいて
07:34その人の部屋から学校に通ってたらしいです
07:37家には全然帰らなくて生徒指導の先生に何度も呼び出されたりとか
07:43それって赤城さんから聞いたの?
07:46いえ、単なる噂話だそうです
07:50サクタの話していた赤城さんのイメージとは違うわね
07:54はい、だからますます赤城のことがわからなくなりました
08:06それ、双葉の大学のだろう?また受験する気か?
08:10塾の教え子がね
08:12その教え子って、もしかして国見の言ってた後輩?
08:16そう、笠井虎之介くん
08:19死亡の理由は聞いたか?
08:21なんとなくだって
08:23うーん
08:25そういえば、ポルターガイストは思春期の不安定な心が引き起こすものだって説が昔からあるね
08:32思春期症候群はいつの時代にもあったってことか
08:36でも、今の話だけじゃ何も言えない。曖昧なことが多すぎる
08:41体に異変が起こるのは、カエデのケースが一番近いよな
08:45でも、彼女の体に痕跡があったわけじゃないんでしょ?
08:49背中に、肩甲骨のあたりに痒くて引っかいたような跡はあった
08:56見たの?
08:57着替えを手伝ったときに
09:00背中のファスナーを下ろしただけだからな
09:03それ、桜島先輩に言える?
09:06秘密にしてもらっていい?
09:11ここでたまらないでほしいんだけど…
09:15ま、双葉にわからないんじゃお手あげだな
09:19ただ、彼女の話に嘘がないなら、一つだけ言えることはあるかな
09:24さすが双葉
09:26らしくないね。気づいてないんだ
09:29何が?
09:30アズサ川のことが好きだったんでしょ?忘れたいくらいに
09:35赤城とは何にもなかったんだぞ
09:37世の中にはチョココロネ一つでコロッと育女子もいるらしいよ
09:42双葉が言うと説得力あるな
09:45彼女に取り付いた幽霊に襲われる前に、早く思い出してあげなよ
09:50いらっしゃいませ。お好きな席にどうぞ
10:11そいやコガー
10:15何?
10:16ハッシュタグ夢見るって知ってるよな
10:18先輩今更?
10:20未来予知の先輩として、どう思う?
10:23なんかやだなって思ってる
10:27もしかして、コガも経験済みか?
10:30私じゃなくて、ナナちゃんの夢がその通りになったの
10:34私が海で男子に声をかけられるっていう
10:37で?
10:39ナナちゃんが付き合うことになった
10:41は?
10:42ナナちゃんと同じ中学の男子だったの
10:44米山さんに先を越されたのがそんなにショックか
10:48そ、そんなわけないじゃん
10:50焦って変な男と付き合わないようにな
10:53え、先輩これ
10:57合格祝い
10:59私まだ合格してないよ
11:01指定校推薦で出願は済ませたんだろ?
11:04そうだけど
11:06推薦取り消しになるようなこと
11:08やらかす予定でもあるのか?
11:10そんな予定ない!
11:11じゃ、コガも晴れて女子大生だな
11:16開けていい?
11:18うわー!これ欲しかったやつ!
11:20高かったでしょ?
11:22ズッキーに話したらくれたんだよ
11:24もらったのが余ってるからって
11:26後輩の合格祝いだって言ってある
11:29ありがとう、先輩!
11:31ともべさん
11:35さくたくん、久しぶり
11:38かえでの様子見に来てくれたんですね
11:41近くまで来たついでにね
11:44かえでちゃんを見ていると、私も元気をもらえるから
11:48ともべさんのおかげですよ
11:50さくたくんは大学はどう?
11:53毎日普通に過ごしてます
11:56大学で赤城いくみさんに会わなかった?
12:00は?なんでともべさんが赤城のことを?
12:05赤城さん、まだ知り合って日は浅いけど
12:08とても真面目で正義感の強い子よね
12:11そんな風に見られていることに
12:14あいつちゃんと気づいてますよね
12:16そうね、むしろそんな自分にやりがいを感じているようにさえ見える
12:21彼女が立ち上げたボランティア団体を
12:24先月から少し手伝うことになったのよ
12:27それで彼女から出身中学のことを聞いて
12:31赤城、僕のこと何か言ってました?
12:34大学で何かあったの?
12:36いえ、特に
12:38ただ最近少し様子がおかしいって赤城の友達に言われたんですよ
12:43赤城が何かに悩むとしたらどんなことだと思います?
12:48一番ありそうなのは誰かに恋をしているとか?
12:53他にありませんか?
12:55あとはそうね
12:57僕が何か?
12:59会いたくなかったんじゃないかしら、サクタ君に
13:02多分サクタ君を救えなかったことが赤城さんにとって一番の挫折だったと思うから
13:11それを後悔して今でも引きずってるんじゃないかな
13:15あの、友部さん
13:19一つお願いがあるんですが
13:21いくみ先生、さようなら
13:26いくみ先生、さようなら
13:28気をつけてね
13:33見学希望者がサクタ君だってこと?黙っていてごめんなさいね
13:38いえ、友部さんが悪いわけではないので
13:41そう?それじゃあ、あとは二人で大丈夫?
13:45はい、今日もありがとうございました
13:48また来週ね
13:57赤城、怒ってる?
13:59私たち、今勝負しているんだよね
14:02アズサガワ君にちょろちょろされたら
14:05忘れたくても忘れられなくなる
14:08このあと用事か?
14:12アズサガワ君って目ざといよね
14:16横須賀で迷子の女の子を保護するのか?
14:19それとも踏切事故を止めるのか?
14:21あとはチャリの盗難っていうのもあったな
14:24調べたんだ
14:26もしかして、全部行くつもりじゃないよな
14:31あと何人助けたら赤城の後悔は消えるんだ
14:37何か思い出したの?
14:39中学の時、僕を助けられなかったことを後悔して
14:43今も引きずってるのかと思って
14:46私は…
14:50FUCK
14:56赤城?
15:01またこんな時間から…
15:05赤城…悪い…
15:07I'm sorry, but I don't have to say anything.
15:12...
15:18Tell me...
15:20...
15:22...
15:23...
15:24...
15:26...
15:27...
15:28...
15:29...
15:30...
15:31...
15:32...
15:33...
15:34I don't want to talk to you.
15:35I...
15:41I don't want to talk to you.
15:44I'm sorry.
15:45I don't want to talk to you.
15:47I'm sorry.
15:49I'm sorry.
15:57You...
15:58...is that Azusa川君?
16:00I don't want to talk to you.
16:03I had a year ago.
16:05I didn't want to talk to you about it?
16:07I didn't want to talk to you about it.
16:09I saw it, too.
16:11I wanted to talk to you.
16:14I just want to talk to you about it.
16:17I'm not sure how to discuss it.
16:19How did you get out?
16:21I did your career.
16:25I did a lot to talk to you about it.
16:27採用試験を50社受けて全部落ちてさ
16:31その間彼女はずっと俺を支えてくれていた
16:35部屋に来てご飯を作って面接用のシャツにアイロンをかけてくれて
16:41面接に出かける時も頑張ってなんて一度も言ってこなかった
16:47プレッシャーになると思ったんだろうな
16:50今のところ別れる理由が思い当たらないんですけど
16:54余裕をなくしてた俺はそんなイクミを鬱陶しいと思ってしまったんだよ
17:00しばらく放っておいてくれって気づいたら口にしてたんだ
17:05なかなか最低ですね
17:07自分でもそう思う
17:10それでそんな元彼さんがどうして今になって赤城に会いに
17:14彼女のSNSに書いてあったんだよ
17:18障害事件を起こして警察に捕まる夢を見たって
17:22赤城が
17:23噂になってるだろ夢見るって
17:27これを見て不安になったんだよ
17:30イクミを一人にしてはいけなかったのかもしれないって
17:33彼女は誰かを支えることで自分を支えているところがあるから
17:39大人が信じるような話じゃないよな
17:42それ日付はわかります
17:4511月27日ってある
17:48中学の同窓会
17:53土曜なのに大学で何してるの?
18:02赤城に何をしたんですか?
18:08私はプレゼントを配っただけ
18:11誰が欲しがったプレゼントを?
18:13サンタクロースってポルターガイストも扱ってるんですね
18:17何それ?
18:18彼女の思春期症候群はそんなんじゃないよ
18:22夢見るも霧島さんの仕業なんですか?
18:25誰だって将来のことは心配なんじゃない?
18:29だから夢で未来を見せるんですか?
18:32私が見せたわけじゃない
18:34みんなが勝手に見てるだけ
18:36じゃあもう一つ
18:39電話番号を教えてください
18:43君は大学で何の勉強してるの?
18:46統計科学です
18:47じゃあちょうどいいかも
18:49理系男子なら数字は得意よね
18:533、2、1、0
18:56はい終わり
18:58もう一度お願いします
19:00チャンスは一回だけ
19:02お邪魔虫も来たみたいだし
19:06お待たせ
19:07舞さん、補修お疲れ様
19:10補修じゃなくて振替授業よ
19:13サクタ、誰かと話してなかった?
19:15見ての通り、霧島トーコさんと
19:19いたの?
19:21うう
19:23赤城さんの方はどうだったの?
19:26いろいろあって赤城の元彼に会いました
19:29なんで?
19:30話すと長くなるんで
19:32じゃあ、帰りながら聞かせて
19:35あ、それなんだけど
19:37赤城のことで確かめたいことがあるから
19:39実家寄ろうかと思って
19:41だったら、横浜駅でビーカーのプリン買っていきましょう
19:44え、舞さん、うち来るの?
19:47春に一度お伺いしたきりだし
19:49ほら、行くわよ
19:51こんにちは、ご無沙汰してます
19:56あ、どうもこんにちは
19:58なんだ、舞さんも一緒だったのか
20:01母さん
20:04すみません、突然お邪魔して
20:06いいのよ、サクタもお帰り
20:09ただいま、これお土産
20:12ありがとう、ご飯食べていくでしょ
20:16おかず増やしてお米もセットし直さないと
20:19いや、すぐ帰るから
20:20手伝います
20:21そう? でも、いいのかしら
20:25お母さんの味付け、教えてください
20:28もう、なんだかサクタにお嫁さんが来てくれたみたいね
20:33そういう朝、父さん赤城って覚えてる?
20:37中学の時一緒だった
20:39ああ、覚えてるよ
20:41確か、お母さんが保護社会の役員をしていたな
20:45弁護士をされてたんじゃなかったかしら
20:48お仕事もしながらだったのに、立派な方で
20:51でも、どうしたんだ急に
20:54大学が一緒でさ、僕は全然覚えてなかったから
20:58どんな奴だったかなって
21:00ああ、なら、ちょうどよかったかもしれないな
21:08ほら
21:10なんで?
21:12冬物を出していたら、出てきたんだ
21:14引っ越しのゴミに入ってたのを
21:16業者の人が気づいて、父さんのところに持ってきたんだよ
21:21小学校を卒業する際、私はアルバムの文集に
21:27人の力になれる大人になりたいですと書きました
21:311年次はクラス委員を務め、体育祭と文化祭の準備や運営を
21:37先輩方と協力して行ったりと、2年次の思い出は、やはり生徒会です
21:41初期として携わる生徒会の仕事は、どれも新鮮でやりがいがありました
21:463年次の私は、どれも新鮮でやりがいがありました
21:503年次の私は、何もできませんでした
21:54だから高校では、今度こそ人の力になれる大人になりたいと思います
22:00やっぱり赤城は後悔してたんだ、僕を救えなかったことを
22:06中学の卒業文集に、自分が何て書いたか覚えてる?
22:11だって、いつか優しさにたどり着きたいって…
22:14え?
22:17あ、あ……
22:21あ……
22:22中学の卒業文集に自分が何て書いたか覚えてる?
22:25だって、いつか優しさにたどりつきたいって…
22:28優しさにたどり着きたいって書いてあったから
22:31そんなのどこにも書いてない
22:33私はね咲太君
22:36人生って優しくなるためにあるんだと思っています
22:40あれは翔子さんから聞いた言葉だ
22:43この時の僕はまだ翔子さんと出会ったことをはっきり思い出してなかった
22:47だから書けるわけない
22:50もしかしてあいつ
22:53ずっと嘘みたいなうろぼえの歌
23:00ふとととつ覚めた夢
23:04ずっと泣いてなかった
23:07空伝のない世界
23:10そっとほどく君の腕
23:14言葉離れ離れ
23:20引き裂かないで
23:25寄せて
23:27返して
23:28返して
23:29傲慢なんだ
23:33水平線は僕の古傷
23:38まだ青く溢れるモノログ
23:43僕はこのまま
23:46肩取られてくだけなの
23:49それじゃいっそ
23:56さすがあずさ川
23:58豚野郎ね
24:00寄せて
24:02情勢させない
24:03あれ、世磷駅
24:04河野郎
24:05河野郎
24:06河野郎
24:07河野郎
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