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00:00月をもっと自由にBS12 12日
00:05本日のゲストはビート清さんです
00:08ようこそいただきました
00:09よろしくお願いします
00:10いやお兄さんね久しぶりよ
00:12そうですよね
00:14いつもテレビでは見てるんだよ
00:16ツルビさんも
00:17ありがとうございます
00:19竹志さんにお世話になっております
00:21俺知らないわ
00:23知らないなんて言っちゃいけないんだけど
00:25長いこと言ってないでしょ
00:27会ってないんだから
00:29去年かな
00:31去年浅草で会って
00:33漫才したんですか去年
00:35いや漫才しないけど
00:36会うとね
00:37やっぱ同じ舞台立っても
00:38照れちゃうんだよね
00:40なんか不思議で
00:41うちの相方も
00:42何かこうやると
00:44照れるよなとか言って
00:46だから照れて漫才二人やった
00:49元々は
00:50ライブやろうとか行ってね
00:53やるじゃないですか
00:55もう漫才なんかならないですよ
00:57そうやろね
00:58もう遊びばっかり
01:002人で笑ってるだけなんなもん
01:02若い頃はひどかったですよ
01:06あのしゃべっくり
01:08息もつかないように
01:09バカバカバカバカッと
01:10しゃべってくるんですよ
01:11弾丸のように
01:12早口でやらしたもんね
01:14すっげえ早かったですよ
01:15今より
01:16そんな時に僕がこう何か言い落とし
01:19して被っちゃうとね
01:21お客さんが分かんなくなっちゃうので
01:23しゃべれないのよ
01:25で間に突っ込む言葉が
01:27よしなさいやめなさい
01:29いいかぎにしなさいしかないんですよ
01:31お母さんみたいな
01:32もう
01:33僕ら漫才組んでね
01:35やってる時にもう怒られてばっかりて
01:37俺は絶対売れないだろうなと思ってたんですよ
01:40誰か大兄さんをやってて
01:42昔の師匠連中っていうのはこう筋を切ってね
01:45まあまあそうですね
01:46お家があるわけですよ
01:48うちらの漫才なんて
01:50言いたいことをバカバカ言っちゃってね
01:52息もつかさないんでバカバカ喋ってるんですよ
01:55じゃああれですか
01:57そのネタ合わせって
01:59稽古したりそういう風にして
02:01作り上げていったんじゃないんですか
02:03最初は稽古してたの
02:05稽古してたの
02:06稽古はしてた
02:07もう全然ウケないんですよ
02:10稽古して出来上がったものは
02:13それでねお客さんが
02:15お前らの漫才見ると疲れるんだよ
02:18それはどこでこうやって
02:20聞くだけ一生懸命になって
02:23もうあれなんですって
02:25余裕が何にもないから
02:26だから疲れるとか
02:27ある時にね
02:29酔っ払いのお客さんがいて
02:32お前ら漫才やめてよ
02:34飲み行こうよって言い出したのよ
02:37うちの間の酒好きだから
02:39飲み行こうよって言ったら
02:41うちの相方が
02:42いや金あんの?って言ったら
02:44ほらあるよって
02:451万円出したんですよ
02:46そしたら
02:47パパパパッと客席が下りてた
02:49何しに行ったんだろうって
02:51その金パッと取ってね
02:53飲み行かなくていいから
02:54この金くれよって
02:55もうそんなんで
02:57しっちゃかめっちゃかだったんですよ
03:00それが逆に受けた
03:02受けて
03:03それで何か悪口とか
03:06そういうのを言い出したのが
03:08きっかけなんですよね
03:09養成所入った途端にですよ
03:13映画の仕事あるから
03:14すぐ行けって言われて
03:16芸能活動の始まりは
03:19なんと役者
03:21現場に行ったんですよね
03:23着てるものを脱いで
03:24パッと一丁になってくる
03:25え?
03:27それで一発で
03:28はいOKだ
03:29演技も何をしてる
03:30こんなんでいいのかなと思って
03:32さらに
03:34布団の下から
03:35デバプチを出して
03:36おい 漫才やるんだから
03:37指つめろもんにやろうって
03:39こうだよ
03:40そして
03:41独絶漫才で
03:42お茶の間を沸かせた
03:43昭和の爆笑
03:452ビート誕生の裏側
03:48何か面白かったから
03:50こいつ何とか引っ張り出そうと思って
03:533ヶ月ぐらいくどいて
03:55それでコンビを組んだ
03:57豪快すぎるスター
03:59ビートたけし伝説も
04:01酒飲んでる舞台が上がってくるんだから
04:04たけしさんが
04:05ベロベロなってもう漫才始まるって
04:08このブス漫才ベロとかって始まっちゃうのよ
04:11ハハハハハ
04:13鶴瓶ちゃんと沢子ちゃん
04:18昭和の大先輩とおかしな2人
04:22人の楽器持って出てきたら
04:26もうしっちゃかめちゃうのよ
04:28一曲いきましょうとか
04:30歌っとってギターも弾けないしさ
04:32適当なんだろう
04:34第3次吉田内閣が誕生し
04:40プロ野球がセントラルと太平洋の
04:432リーグに分かれることが決まった
04:45昭和24年
04:49雪国山形県で生まれた
04:52ビート清さん
04:55そもそも山形のご出身で
04:58そうですそうです
04:59親父はね
05:00鉱山に勤めたんですよ
05:02火薬係の国家知見とって
05:04それで火薬係やってたみたいな
05:07葉っぱっていうのかな
05:08あの
05:09あの
05:10ダイナマイトは葉っぱ
05:12それをうちに持ってきたらしいんだ
05:15怖い
05:16そのダイナマイトはどこに置いたか分かんなくて
05:20探してるうちにお袋がふんざけちゃって
05:22バカアウトしちゃった
05:23ええ
05:24ええ
05:25ほんとですよ
05:26アホみたいでしょ
05:27いやいやいや
05:28本当に飛んだんだよ
05:30飛んだ
05:31僕はね
05:32お母さんが
05:33生まれてすぐですよ
05:34お父さんどうしたんですか
05:36親父は妻であれだから
05:38親父はなんともないけど
05:39お家にいなかったんですか
05:41いたんじゃね
05:42どっか離れてたとこ探してて
05:44もうたまたま
05:46探してた
05:47バーンって
05:48お母さんがここにあったよ
05:49足飛んで
05:50もうダメだと思ったらしいですよ
05:51みんな
05:52ええ
05:53だけど
05:54それ助かって
05:55うん
05:56で退院してきて
05:57義足はめてね
05:58田んぼとか畑をやるんだけど
06:00義足で
06:01ええ
06:02それで僕ら
06:03男ばっかり3人兄弟なのに
06:05食い盛りじゃないですか
06:07それを一生懸命育ててくれた
06:10きょうしさん何番目なんですか
06:12僕2番目
06:13中の真ん中の
06:14こんな
06:15そうなんだよ
06:16だから一番ろくでもないよね
06:17平気に言うから
06:19普通の話かな
06:20普通の話かなと思ったら
06:21えらい話ですよ
06:22考えたら
06:23そうなんだよ
06:24だけど
06:25いつも思うことは
06:26おふくろですよ
06:27いまだに
06:2895歳で生きてるんですよ
06:29まだ
06:30えっ
06:31えっ
06:32それをさっきに
06:33いない
06:34そうなんだ
06:3595歳
06:36ずっと
06:37じゃあ義足で
06:38今も
06:39そうです
06:40びっくりしたでしょ
06:41あんだけ売れた
06:42田舎だから
06:43よかったねと
06:44あんたのところの息子さんテレビ出てるよって
06:49お前に何来たんかなと思うと
06:51そういう話で来るらしいんですよ
06:53だからテレビ出れたっていうのは
06:55親孝行で来たなっていうのは
06:58どうして芸人になろうと思ったんですか
07:00いやあの田舎はさ
07:03うちなんか貧乏で
07:04もう何もないから
07:06おいお前なんかうちに入れないんだからね
07:08学校卒業したらさっさと東京出てけ
07:10ああまあ長男以外は全部家出れよって
07:13それでもう僕は育ってきたもんだから
07:16ああ東京出ていかなきゃいけないなあ
07:18だけど東京出てってどうすんだろうと思いながら
07:22まあ田舎で車の修理工をやった仕事を行ってたんですよ
07:27子供のときに学芸がいたとかいろんなことをやって
07:31そういうのがすっごい楽しかったんですよ
07:34で芸事が好きであるとき週刊誌を読んでたらね
07:38タレント募集って出てたんですよ週刊誌に
07:42ほらちょっとこれに応募してみようと
07:45応募したらさ
07:47検事が来たわけですよ
07:49あなたは第一次審査合格しました
07:51第二次審査東京で面接ありますか来てください
07:55それ要する
07:57いくつのときですか
07:58それ18歳
07:59高校卒業したとき
08:00卒業してない
08:01高校なんかほとんど行ってないの
08:03あそう
08:04だって駅まで行くのに1時間ぐらいかかって
08:07駅から1日2本ぐらいしか電車出てないわけですよ
08:12乗り遅れたらもう行けないじゃないですか
08:15だからほとんど行かないで
08:17タレント第一次通過して
08:20第二次に東京に来いと
08:22来いって通知したから
08:24これ良かったなと
08:26でおふくろに
08:28当時ですよ56年前
08:30おふくろに2万くれって
08:32ほら
08:34言って
08:35一生懸命
08:36ようそんなこと言いましたな
08:39そんな普通人出ていくねや
08:41そんな規則でしょうか
08:43最初から
08:44何笑ってんねんさっきからにさ
08:45笑ってるって
08:46だって俺は俺で
08:47なんか芸能界のチャンスだと思ってね
08:492万ですよその当時の
08:51そうなんだよ2万
08:52当時の2万
08:53今で言うたら
08:54もう10万は始末でしょ今の
08:56で親父が帰ってきたら
08:57絶対それがもう取んなくなっちゃうから
09:00親父が会社から帰ってくる前に
09:02おふくろに何とか2万くれっつって
09:05でおふくろは何すんだそんな2万もん
09:08いや俺は東京行ってスターになるんだ
09:10って
09:11バカかお前って怒られてね
09:12だけど何とか金もらって
09:14よくくれたなそれ
09:16ボスタンパッコ1個持って
09:18夜行列車ですよ昔
09:20冬雪降ってる時夜行列車乗って
09:23上京したって
09:24チャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッ
09:26そうそうです
09:27東京放映って養成所だったんですよ
09:29面接ですからいろいろ役者さんが
09:32バーッといていろいろセリフとか言わされて
09:36だからあれあなたは山形なのに
09:38名前にないですね
09:40本当に名前になかったのよ
09:42だからちょっとある
09:44あれ要覚え方じゃなくて
09:46いやいやこれね本当に俺は東京行かなきゃ
09:49いけないって言うんで
09:50標準語を一生懸命勉強しながら
09:52しゃべつん
09:53えー努力家なんですね
09:55それでやってて
09:57その養成所入った途端にですよ
10:00映画の仕事あるからすぐ行けって言われて
10:03うわー田舎から出てきて
10:05映画の仕事が来たって喜ぶわけじゃないですか
10:07そうそうよね
10:08タイトルも聞かなきゃ何も聞かない
10:11役も聞かないで現場に行ったんですよね
10:14俺どんな役ですかって聞いたら
10:16お客さんの役だって
10:18ちょっと支度してくれ
10:20支度してくれって
10:22俺何も聞いてないのに
10:24どうしたらいいんですかって言ったら
10:26いやあの着てるもの脱いで
10:28パンツ一丁になってくれ
10:29えっ?って言って
10:31いやパンツ一丁
10:32でもお客さんでしょって言ったら
10:33そうだよお客さんだよ
10:35パンツ一丁になってくれ
10:38何だろうと思って
10:39やっぱりパンツ一丁になって
10:41着いてったら
10:4280くらいの部屋に
10:44真ん中にダブルベッドがバーンと置いてあって
10:47周りに監督から照明から音響から
10:50ボーっと2、30人くらいいるんですよ
10:52その中にね裸の女性が寝てるわけですよ
10:56そのお客さんの役なの
10:59そういう映画だったの
11:01そうだな
11:02今でいうポルノなんだけど
11:04昔はピンク映画って
11:06ピンク映画
11:07でどうしたんですか
11:0818歳ですよ
11:10田舎で女性と一緒に歩いたこともないし
11:13手温つないだこともないの
11:15それがいきなり裸じゃないですか
11:18ほんと震えたんですよ
11:19ほんと震えたんですよ
11:20ほんと震えたんですよ
11:21いやーっと思って震えてて
11:23ホンバーンって言われて
11:24もう震えてたの
11:25そしたらその相手がね
11:26いやそんな震えなくて大丈夫よ
11:28かわいがってあげるから
11:30っていうセリフだった
11:32セリフだったんですか?
11:33そういううぶな男の子をお客さんにした
11:38女の人の話なわけ
11:39そう
11:40それで一発ではいOKだ
11:42一発でOKって
11:44演技も何をしてる
11:45こんなんでいいのかなと思って
11:47そしたらそれから仕事がバンバン来るのよ
11:50いやちょっと待ってよ
11:53ちょっと待ってよってこっちから言いたいわ
11:55そんなもん
11:56どういうことなのかいうの
11:58調べていくでしょって言うわ
11:59いやだけどやっぱり田舎もんだからさ
12:02映画の仕事って言ったら喜ぶじゃないですか
12:04それはよろしいわ
12:05バンバン来たのは全部ピンク映画だったんですよ
12:07ピンク映画
12:08ピンク映画専門で
12:09ピンク映画今でも残ってまんなそれ
12:12いやあるんじゃないかなわからんけど
12:15それである時
12:18カーセックスのシーンでね
12:20俺を引っ張ってくんだ女が
12:22カメラがこっち車の窓からこう覗いてるでしょ
12:26普通だったらアップってすごい嬉しいじゃないですか
12:29だけどねその時
12:31この映画が田舎行って
12:33同級生とか親が見たらどう思うんだろうなと思って
12:36もっと前に思いながられて
12:38そうでしょ
12:40そんな時に思うのかい
12:43アップが来ちゃったからね
12:45それで顔が映らないように映らないように
12:47こうやって顔を隠しながらやりましたよ
12:50その後もバンバンの
12:52若松浩二さんが独立プロやってる頃ですよ
12:55あの監督は
12:56うち行こういうち行こういうち行こういって
12:58さんざっぱら誘われたんだけども
13:00いや俺裸嫌だなと思ってね
13:03いやいやだったんですけど
13:04だんだん楽しくなってきたとかそういうことはなかったんですか
13:06そういうのなかったね
13:08まだもう18、20歳前だから
13:12それでその養成所の先輩が6歳行ってたんですよ
13:15なかったら遊び来いよって言われてて遊び行ったんですね
13:19だからお前あれだよって
13:21ここ入りたかったら入りたげるよって言われたんだけど
13:24裸が嫌で違うことをやろうと思っているの
13:27ここはまた裸じゃないですか
13:29そうか
13:31裸のせいじゃんだと思う
13:33だけどな
13:34お前ここから売れたコメディアがいっぱいいるんだよって
13:37長戸勲さん、狭山俊二さん、厚見さん、厚見さん、厚見さん、厚見さん、厚見さん
13:45全部深見さんと絡んで売れていったわけですよ
13:49で最後にあのコント55号の金ちゃんが
13:55まだ売れてなかったんですよ僕が入ったときに
13:58学校屋口からぼぼぼぼってエラストに入ってくるからなんだこいつって思ってた
14:03バカやろ今ねコント55号ってコンビ組んで演芸場出てるから見に行ってこいって
14:08見に行ったら面白かったんですよ
14:11うわ面白いなと思ってあっという間に売れましたよね
14:15坂上二郎さんとのコンビで
14:17そんなんであの ピンク映画をやめて
14:21でも生活は東京出てきて
14:23食べれたんだ 生活はできてたんですか
14:25できない
14:26えっ? だって金ないんだもん
14:28金ないって言うとピンク映画出たら何本かもらえるでしょ
14:31何本かってたから知れてるからね
14:34で養成所の時代も
14:36養成所の連中5、6人ぐらいいつもタンブルしてね
14:40賭けをするんですよ
14:42で女ナンパシってきてここ何人集合って
14:47新宿の王城って記者店あったんですよ大城みたいな
14:50で女連れてこれない奴が金払うんだぞ
14:53えー
14:54そんなんからナンパシーになっていったんだね僕
14:57僕? 僕ナンパシーになったんですか?
15:00ナンパシーになったんですよ
15:01だから飯を食いたいためにナンパシーになっちゃったっていう
15:04どういうふうに声かけるんですか?
15:06どういうふうにってそんな照れていないけど
15:10口読くのもやっぱりいろいろ勉強するんですよ
15:14そうでしょうね工夫しなきゃね
15:162人連れの女性なんか声かける時は
15:19絶対綺麗な方の女性に声かけちゃダメなんです
15:23違う方の女性は
15:25もう私は相手にされないと思うから
15:27行こう行こうって女性を連れて帰ろうとするわけです
15:30だからブスの方
15:33ブスって言っちゃ悪いけど
15:35今時
15:36そっちの方を口読くんですよ最初
15:39へぇー
15:40口読かれたことないからちょっと行ってみようよって
15:43その
15:44綺麗な人も誘って
15:45誘うわけです
15:462人で来るわけですよ
15:472人で来るでしょ
15:48いい方の女に乗り換えていくって
15:50頃
15:52かわいそう
15:54何の話してたの
15:56だいぶナンパしたんでるかそれは
15:58それであのあとね
16:00飯屋の女
16:02食堂って言ったら結構でかくて
16:04レジ係とかいるじゃないですか
16:06それじゃなくて小さいあの食堂
16:09定食みたいな小さいところ
16:11そうそうそう
16:12だから自分でこう運んできて自分で会計するような
16:15ところの情勢を狙わなきゃダメなの
16:18何のこと
16:19それでくどいて
16:21うまくやってこれるわけじゃないですか
16:23ただ
16:24ご飯作ってくれるわけ
16:25あそこで福井行くと金取んないで
16:29金取んないにする
16:31よっぽどテクニックだよなそれ
16:33生きる道ですね
16:34生きる道
16:35だから一箇所だけやってると
16:37そればっかり食わなきゃいけないから
16:39何人も
16:41そう何箇所かの女性
16:43食堂の方々を何人ぐらい
16:45いや3人ぐらいいたね
16:473人ぐらい
16:48じゃあ今日どこに行こうか何ぐらい
16:50ちょっと待ってただでそんなんやってくれないでしょ
16:53いや昔はねそういうやってくれたんですよ文句も言わないで
16:57清志さんは母性本能をくすぐるっていうか
17:00女性がこう守ってあげたい
17:04オーラ出してらっしゃるんじゃないの
17:06わからんけどなんか年上の女性が多かったです
17:10いくつぐらいですか自分が
17:11母性本能が
17:12自分が18やったら向こうは
17:14向こうは23とか
17:1624でもちょうどいいぐらいですやんか
17:18何やってんのとか言われてどうするんですか
17:21芸能界で売れたいんだけど
17:24まだ売れてねえから金もないし
17:26飯食えないんだよね
17:28ほらね上手そう
17:30そうすると
17:31じゃあいいから
17:32暇の時おいでよとか
17:34暇やん
17:35暇
17:36暇
17:37暇もやったことあるよ
17:39録画入ってる時もそうだったから
17:41金は甘いものだって
17:43国民的アニメとなった
17:47サザエさんの放送が始まり
17:50人類初の月面弱陸に成功した
17:53昭和44年
17:58スター芸人が多く在籍した
18:00浅草ロック座での
18:02ビート清さんの活動が始まります
18:07何をやってたんですか
18:08ロック座では
18:09ロック座では
18:10だからコメディアンっていうか
18:1240分の軽演劇の芝居と
18:17踊り子さんのショーをやるじゃないですか
18:20一人一人セットが変わるんですよ
18:23踊り子さんの
18:24セットをチェンジしてる間に
18:27幕前でつなぎのコントってやるんですよ
18:31本当に短い時間
18:33そうです
18:34一人で?
18:35いやいやいや
18:36役者連長が組んでやるわけですよ
18:38だからいろんなやつと
18:41こうコンビニ組んだりしてるわけですね
18:44ロック座が経営者が変わったんで
18:48深見師匠と一緒にフランスが変わったんですよ
18:51そしてそのフランスにうちの相方が入ってきた
18:54深見師匠にまずのがついた
18:57深見師匠っていうのはもうすごかったですよ
19:01近寄りがなかった
19:03浅草キッドで大泉洋さんが演じているのが深見師匠だけど
19:09あんな優しくない
19:11もっとガラッパッチでね
19:13昔の芸人の上の人って入った空気ちゃうねんもん
19:16そうなんですよ
19:17どんな感じなんですか
19:18ビリビリするって
19:19喋れない雰囲気ですよね
19:21近寄れないんですよ
19:22挨拶はするんですよ
19:24でも挨拶してる
19:28本も言ってくれないんですよ
19:30教えてくれるとかいうことは
19:32僕らのところは教えてくれないんですよ
19:34舞台出るじゃないですか
19:35剣劇の千葉やって
19:36舞台出ると
19:38舞台で怒るんですよ
19:40本番中にお客さんの前で
19:42てめえバカ野郎って
19:43何やってんだこの野郎
19:44でどうしたって
19:45そんな怒られて
19:47どうしたって言われたって
19:48次セリフ出ていかないじゃないですか
19:50そんなだったですよ
19:52だからすごい怖いってイメージがあって
19:55うちの深見師匠はね
19:57指が4本ないんですよ
19:59戦争行きたくなくて
20:01一本指を落とそうと思ったら
20:034本を出しちゃった
20:05そんな間違いがある
20:07それでここ
20:094本ないの
20:114本ないのこうやって
20:13包帯して舞台出てるんですけど
20:15うちの相方が
20:17フランスさんの時が
20:19楽屋来て
20:21あら指が頭の中に入っちゃったとか
20:23やるのよ
20:25俺もなんだこういうと
20:27ロックザム師匠見てて
20:29すっごい怖い人なのに
20:31師匠据えなんかしないでしょ
20:33なんで俺だって
20:35据えするぞバカ野郎って
20:36いや師匠さ
20:37平泳ぎすると
20:38こうやって曲がっていっちゃう
20:39そういうことを平気でやってたのに
20:42師匠はどう反応なさってたんですか
20:44いやその時に
20:45ジュセコの野郎って言いながらね
20:47そんなあれ嫌がってなかったね
20:49そのフランスはいて
20:51ずっとやってたんだけど
20:53フランスはいて
20:55ずっとやってたんだけど
20:57フランスはいたってしょうがないなと
20:59なんとかここから抜け出せないかなと思って
21:01ある時ね
21:03そういうところに見に行ったら
21:05そのダブル検事師匠って
21:07ダブル検事師匠って
21:09すっごい売れてたんですよ
21:11いやなっちゅうの
21:13あれ?
21:15この売れてる人がこの舞台出てんだから
21:17なんとかこの舞台出たら
21:19フランスはテレビに近いんじゃないかな
21:23これコントだと
21:25紛争したり
21:27行動服で金かかるから
21:29漫才だったら
21:31スーツ一つあれはいいなと思って
21:33じゃあ俺は漫才やるわ
21:35そこから漫才なんですよ
21:37それでその時に
21:39ホープいるじゃないですか
21:41コムパッチンの
21:43新宿モダンアートっていう
21:45ムード劇場で
21:47手伝い来てくれって言われて
21:49行った時にホープと一番最初はあったんですよね
21:51あっそうですか
21:53そうもらいそうですよ
21:55俺漫才やるよって言ったら
21:57ホープがいい相方いるから
21:59紹介してるよって言うからね
22:01紹介してくれたのが
22:03レオナルド・クマの弟子だったんですよ
22:05クマさんの当時のレオナルドさんとは半端じゃなかったですよ怖かったですよ怖いっていうかだって頭おかしいんだもんじゃ
22:15すると話題はB時吉さんよりも大先輩の時代の話に割とポンチ多かったですよね多かったですよだから僕の先輩たちロック座でもはいはい
22:29バーッとしゃべりながらもうこっちへこう出てきてここで弟子が持っててピューッとするってくるってくるってくるね
22:35それどうなるんですか?
22:37だからまともになるねんけど
22:39うちすぐ頭おかしくなるけど
22:41なんでそんなことみんなやってたかっていうとね
22:43稽古をやるわけですよ
22:45それは徹夜稽古なんですよ
22:47寝られへんからね
22:49徹夜稽古してもう次の日は舞台を開くわけですよ
22:51寝れないからみんなこれなの
22:53目を覚ますために
22:55そうそう
22:56今じゃないですよ
22:57今当たり前に
22:59この時代
23:00で眠るやつもあったらしいよ
23:02売ったらすぐ寝ちゃうらしいんですよ
23:04すごい効くやつで
23:06売ったらコテって寝ちゃうから
23:09注射器が刺さってると
23:11張りの刺さってると
23:12抜けない
23:13血が逆流して
23:15出血した量でやばくなるんで
23:17でどうするかっていうとね
23:19注射器をゴムで柱から
23:21引っ張ってくるらしいんですよ
23:22でプッと打って
23:24カクッと寝たら
23:25ゴムの反動で
23:26柱にパッカーンって当たって
23:28音がするらしいんだ
23:30パーンって音がしたら
23:31あ、誰か寝たなって分かった
23:35そんなこと
23:36そういう時代ですよ
23:37時代が
23:38時代がね
23:39薬局で売ってたよね
23:40そうだよ
23:41方法だったんですよあれ
23:42そうやったんですよ
23:43うん
23:44だからロックザ壊す時に
23:45天井裏に
23:46空のアンプルが
23:48すーっごいっぱいあったって
23:49で
23:50天井裏にあるんだ
23:51何しに来たんや
23:55それでレオナルドクマさんの
23:57お弟子さんとの漫才っていうのは
23:59うまくいったんですか
24:00うまくいって
24:01名古屋にね
24:02大宣言場ってあるんですよね
24:04関西と関東から行って
24:05みんな泊まり込みでやる
24:07でそこ出た時に
24:08社長に呼ばれて
24:101年間寄せ出ろって言われて
24:131年間のスケジュールもらったんですよ
24:15で関西は寄せがあるけど
24:18関東って寄せないわけですね
24:20あんまり
24:21嬉しいじゃないですか
24:22寄せなんて
24:23安定するし
24:24やってたら
24:26ホープから電話かけて
24:28おい
24:29熊さんが怒ってるよ
24:30って
24:31なんで
24:32熊さんと
24:33ふぎりしちゃってね
24:34そのままなって
24:35漫才やってるって
24:36耳に入ったら
24:37漫才やらせないって
24:38怒ってるって言うからさ
24:40それ聞いて相方連れて
24:42ちょっと挨拶行こうよって
24:44熊さんとかに
24:45夕方6時に行って
24:46正座して
24:47すいませんって
24:48夜中の2時まで
24:51もう話なんか
24:53何にもなりゃせないの
24:55最後にもう
24:57布団の下から
24:58手羽筆を出して
24:59おい
25:00漫才やるんだったら
25:01指詰めろこんにやろうって
25:02こうだよ
25:03俺もさ
25:05何だこう
25:07芸人じゃないじゃねえか
25:09もうこれダメだなと思うから
25:12辞めて
25:13一人になったけど
25:15オーサル演芸者のスケジュールが
25:17もったいないなあ
25:18せっかくもらったの
25:20誰か相方いないかなあ
25:22って考えてたら
25:23そうだ
25:24フランスアで一緒になって
25:26やってた相方は
25:27あれいいなあ
25:28コント一緒にやったんだから
25:30そんなの
25:31お笑いなんて
25:32簡単だろうと思ってさ
25:33相方呼びに行ったんですよ
25:35漫才やる
25:37本当にどないと
25:38相方はもう
25:39ぐーたらな
25:40もう最初から
25:41ぐーたらな性格でさ
25:43そうなんですか
25:44竹内さんね
25:45うん
25:46フランスアで
25:47適当にやってるのが
25:48いいみたいで
25:49あんまり
25:50いい返事しなかったんですよ
25:51あんまり
25:52そんな
25:53向上心はない
25:54ない
25:55それでそれ
25:56でもさ
25:57舞台一緒にやってたんで
25:58面白かったから
25:59こいつ
26:00なんとか引っ張り出そうと思って
26:023ヶ月ぐらい
26:03くどいて
26:04それでコンビを組んだ
26:06その感覚がすごいですね
26:08だからビートたけしよう
26:10っていうことでしょ
26:11で
26:12ツービートが結成したんでしょ
26:14そうなんですよ
26:15コンビ組んで
26:16どこが面白いと思ったんですか
26:17いや
26:18舞台やってるときにね
26:19しっちゃかめっちゃかなんだけど
26:20なんかこいつは面白いんですよ
26:22それで僕
26:23考えたのはですよ
26:24田舎モンと都会の人間じゃさ
26:29全然その
26:30店舗もそうだし
26:32経験したことが全然違うわけじゃないですか
26:35で
26:36そのときに僕は
26:37田舎モン同士組んだって
26:39ダメだなと
26:40東京のやつと組まなきゃいけない
26:42って
26:43その相方の面白さを分かってたんで
26:45漫才やろうって引っ張り込んで
26:47結成して
26:49まあ我々も同じ時代ですから
26:51早かったですよね
26:52人気が出たのは早くないですよ
26:54お姉さん
26:55そうですか
26:56コンビ組んで
26:57やっぱり10年ぐらい経ってからだからね
26:59えっ
27:00そんなに
27:01そうそうそうそう
27:02当時はキャバレー全席の頃でね
27:04キャバレーの仕事なんか行くじゃないですか
27:06もう全部クレームですよ
27:08酒飲んで舞台上がってくるんだから
27:11お客さんが
27:12いえいえいえうちの相方が
27:14漫才始まるって誰も聞かないじゃないですか
27:18名前もないし売れてもいないの
27:20ホステスさんが一生懸命売り上げ上げようと思って
27:23お客ごまつってるわけでしょ
27:25そん時見ないからうちの相方が出てて
27:28おいこらお前このブス漫才ビローとかって始まっちゃうのよ
27:33直接ね
27:34直接
27:35だけど俺はもうまずいなと思うから
27:38ポケットにね
27:40マジックネータ2つぐらい入れてて
27:42お前しゃべんなもん
27:43俺がやるからいいから
27:45すいませんよ僕がマジックやりまーすって
27:47手品
27:48手品
27:49この紐が一瞬のうちに変わりますとか
27:53食ってたって
27:54誰も聞きやしないよ
27:55見ちゃいない
27:56そしたらまったら横から出てくるんだよ
27:58てめえこの野郎うちの相方がマジックやってんだからめろこの野郎とかって始まるわけよ
28:04もうね
28:05言いたい放題
28:07言いたい放題
28:08そしたらそこにさ裏社会の人間が飲んでたんだよ5、6人ぐらい
28:13頂戴して
28:15そしたらそれに絡み出したのようちの相方が
28:19おいこらその頂戴してんのお前
28:21頂戴してっからえれってもんじゃねえよって
28:24頂戴して俺はもう酒飲んでないじゃん
28:26やばいと思ったわけ
28:28そしたら向こうがさ顔色が変わってくるわけじゃん
28:31いややばいなと
28:33そしたらもう部長が
28:35キャバリーの部長が飛んできて
28:38とにかくステージを終わらせたんですよ
28:41降りろと
28:43で怒られてさ
28:45お前を客席に絡むのをただやってればいいからって言われて
28:48そういう時はうちの方はい分かりましたって言うのよ
28:51へー
28:52それでまた2ステージ目上がってったらさ
28:54バンドがまた年寄りばっかりだったんですよ
28:58それをネタにしてた
29:00いやーここのバンドはすごいですよ
29:03みんな看護機に片足突っ込んでる連中ばっかりです
29:07そしたらさ
29:08案の定クレームついて
29:10すいませんって言ったら
29:11向こうは
29:12いやお前は一生懸命やってたからいいけど
29:14何だお前って相方に怒られるわけですよね
29:17酒ベロベロなんてお前仕事なんかやってんじゃいけないだろう
29:20この野郎とか言われて
29:21はいすいませんって謝って
29:23ギャラもらえないんだ
29:25ギャラもらえないんだ
29:27そんなのばっかりだよ
29:29だから1回僕は解散しようって言ってやめたんですよ
29:32解散したんですか?
29:33うん解散したんですよ
29:35だけどちょっとしたら相方から電話が来て
29:39もう1回やろうよって言うから
29:42ほらちゃんとやんないとやんないよって言ったら
29:44ちゃんとやるからっていう話になって
29:46また組み直したんです
29:48そういう態度は悪いけれども
29:50やっぱりこいつは才能があるなっていうのは
29:52そうなんだ
29:53気持ちにあったんですか?
29:54そうなんだ
29:55面白い
29:56まともにやったら面白いよね
29:57もうアドリブばっかり来るんだから
30:00そういう時でも
30:01自分はあんまり受けないっていう
30:03寂しさというか
30:05いや
30:06寂しさってね
30:08ツッコミとボケって根本的にですよ
30:11そのツッコミってのは競馬の機種みたいなもんで
30:15締めたりね
30:16離したり
30:17こういろいろ
30:18だから受けてないんじゃないですよ
30:20そういう立場におったから
30:22両方受けるというよりも
30:24二人の形が受けるって
30:26そういう思いやったら
30:28ツッコミも別に全然そんな
30:30そういうのはないですよね
30:32二人受けようとすると
30:33食え合いなんて面白くなくなっちゃうんですよ
30:35潰し合いになって
30:37だから俺はもうやっぱりこう
30:40持ち上げ役だなって
30:41いやだから
30:42たけしなんでも
30:43ほんまになんで
30:44きよしなんで
30:45言うたか言うたら
30:46やりやすいんですよ
30:47横が
30:48うん
30:49横がかぶしてくると
30:50やりにくいっていうか
30:51だから
30:52お兄さん自身はやりやすいから
30:53もうペックもうって
30:54多分言わはったやと思いますよ
30:55そうですよね
30:56だから
30:57こう別々仕事やって
30:59あれだけ世界の
31:00来たのになってるんだから
31:01コンビナ解散したって
31:03いいと思ってんだけど
31:04解散しないんだね
31:06えっ今もしないんでしょ
31:07しないんでしょ
31:08今まだツービートなんですか
31:10ツービート
31:11ツービート
31:13昭和の漫才ブームとともに
31:16お笑い界のレジェンドとなった
31:19ツービート
31:21しかしその過中で
31:23Bときよしさんは
31:25あるトラブルに巻き込まれていたんです
31:29人間って金が入って
31:31名前が出てくると
31:33何を考えるかって言ったら
31:35もうこっちじゃないですか
31:36みんな
31:37そうでございますか
31:38上野住んでて
31:39上野の喫茶店
31:40いつも行ってるところに
31:42いつも女性が
31:45タイプの女性が
31:47いいなぁと思ってるうちに
31:49話し合いできるようになるじゃないですか
31:51何回も言ってる
31:52何だかんだしてたら
31:55ちょっと金貸してよっていう話が
31:57出てきちゃったわけ
31:58相手の女性から
32:00それもツービートで人気が出ているから
32:03そうそう
32:04それで何でって言ったら
32:06いや店やってて
32:08金が今大変で
32:10それが五十坪の
32:12上野の広工事って
32:13一等地に
32:14クラブやってたんですよ
32:15いくらって言ったら
32:16100万って言うから
32:17いいよって
32:18いつ返すって言ったら
32:191ヶ月後に返し持つって言うから
32:21100万貸してあげて
32:22帰ってこないから
32:23どうしたって言ったら
32:24まだ金足りないと
32:25結果的に
32:27400万ぐらい金出したわけですよ
32:30店を辞めろって話があったんですよね
32:32なんで俺が金出したら
32:34どうするの
32:35金返ってこないじゃないか
32:37いや申し訳ないけど
32:39って言うから
32:40分かった後
32:41じゃあ俺がやろうわ
32:42その400万を捨てればよかったんだけど
32:46立て直しをしようとした
32:47そう
32:48クラブを俺がもう始めたわけですよ
32:50オーナーになったんですか
32:52女の子が35、6人ぐらいいた
32:54金を見せる
32:56そうなんですよね
32:57それで
32:58最初始めた時
33:00誰もお客がいなくて
33:02なんだこんな店
33:04なんでお客が来ないんだろう
33:06と思ってね
33:07こうやって考えてたら
33:08本があったんですよ
33:09スナック
33:11なんとか経営
33:13経営の本が
33:15その中にね
33:16精神的なサービスより
33:18物品的なサービスって書いてあったんですよ
33:21これだなと思う
33:23クラブだから
33:24女の子がサービスするのは当たり前じゃないですか
33:27例えばフルーツだ
33:29なんかそういうサービスで出してあげよう
33:31って来たお客に出してあげたんですよ
33:34店からです
33:35最初
33:36きょっとんとしてるよね
33:37お客さんは
33:38なんで俺にこんなフルーツなんか出してくれるんだろう
33:40って
33:41いやいや
33:42これからもよろしくお願いしますって
33:44そのお客さんが
33:45友達連れてくるわけですよ
33:47あそこの店行くと
33:49俺なんか特別扱いしてくれるみたいだから
33:52行こうよって
33:53連れてきた時
33:54また出してあげるの
33:56ほら見ろ
33:57って
33:58だんだんお客が連れてくるようになって
34:00上手
34:01それで
34:021ヶ月くらいで満タグしたんですよ
34:04素晴らしい
34:05満タグなったんです本当に
34:07で
34:08上のあたりのクラブより
34:09ちょっと安めに設定したからね
34:11金額を
34:12で
34:13満タグなったから
34:14もういいだろうなと思う
34:16まあ
34:17金が足んない
34:19毎月ですよ金が足んない
34:21まだ足りない
34:22だって月800万買うんだ最低
34:24そんな大きかったらそうでしょ
34:26そうそう後日も
34:27それでやってて
34:28毎回毎回金足んないって
34:30なんで金足んないんだって
34:31こんなお客入ってるのに
34:32どうしたって言ったら
34:33付けが多くてね
34:35付け見たら4000万ぐらいあるわけですよ
34:37付けだけ
34:38なんでこのあれを集金しないんで
34:40集金しないのか
34:41うん
34:42いや集金やっても持ってこないんですよ
34:47持ってこないって
34:48なんとか取んなきゃダメだろうって言ってたら
34:51お客さんに言われたんだ
34:52共産党のマネージャーって
34:54いい給料取ってんだねって言うから
34:56いやなんでって
34:57俺普通だよって言ったら
34:58いやホステス3、4人連れて
35:00毎日何か
35:02飲み行ったり
35:03飯食い行ってるよ
35:04え?
35:05って言ったらみんなこれですよ
35:07知らなかったんですか?
35:09俺はだって
35:10テレビでこっち仕事やってるから
35:12あんまり店顔出さないじゃないですか
35:14俺がこっちで稼いだ金を
35:16つぎ込んでいくから
35:17もう辞めた
35:181年ぐらい経って
35:20辞めたって言ったら
35:21入口に裏社会の人間が
35:24つらっといるわけですよ
35:25で、どうしたの?
35:27って言ったら
35:28いや金貸してるから
35:30金貸してるって俺借りてないよ
35:33ほら
35:34で、社経費者出したんですよ
35:36見たら女の名前言うよ
35:38これ俺の借りた金じゃないんじゃないか
35:42って言ったら
35:43いやお前が経費者だから
35:44貸したんだから
35:45その女から金取って持ってこいの
35:481箇所が
35:501500万とか
35:521700万とか
35:547箇所ありましたよ
35:557箇所
35:56じゃあ1億
35:57近いわね
35:581億ぐらい
35:59俺の貰ったんですか?
36:00いや貰わない
36:01月金利1割だもん
36:04うん
36:05月の金利1割なんか
36:06払えるわけないしよ
36:07どう考えたって
36:08えっ
36:09怖い
36:10怖い
36:11だから
36:12もう出はバンバン買ってても
36:13イルス使うとさ
36:15マンションの入口のドアに
36:17スプレー持ってして
36:18金返すって書いていっちゃうんだから
36:20へぇ
36:21だからもう
36:22イルスとかそういうの
36:23使えないわけですよ
36:24テレビ番組出てて
36:25テレビ局に来られたら
36:27もうえらいことになっちゃうから
36:28もうこれはダメだなと
36:30ツービートの仕事しながら
36:32その借金として
36:33整理をしてたわけですか?
36:35そういうでその事務所に
36:37俺が一人で行って
36:38行って
36:39すいませんって言ったら
36:40おい金持ってきたんかお前
36:42いや金は持ってこないんですけど
36:45ちょっと話に来ました
36:47バカ野郎金持ってこないで
36:48何の話に来るんだもんやろとか
36:50グングン言われるんだけど
36:52もう腹くくってから怖くなるんですよ
36:54もう深見師匠で慣れてるから
36:56慣れてるから
36:57慣れてるから
36:58深見師匠だって
36:59てめえバカ野郎この野郎って
37:00必ず言う人だからね
37:01そんなの聞き慣れてから
37:03平気なんだけど
37:04金利なしの分割にしてください
37:06って頼み込んで
37:07もう大胆な
37:08大胆に頼み込んで
37:10バカ野郎
37:11こういう世界から金借り出て
37:13金利なしってどういうことなんだ
37:15って言われたけど
37:16いやダメだったらしょうがないけど
37:19なんとか借りた金は
37:20返そうと思って話に来たんで
37:22すいませんけど
37:24ダメだったらいいですよ
37:25どうでもしてください
37:27その時に何か起点がきくんだね
37:29俺どたんぱになると
37:30オタクだけじゃなくて
37:32借りてるところが7か所あって
37:34みんなどっから借りてくかって
37:36みんな言ってあるんで
37:38今まで全部OKしてくれた
37:41嘘なんだもん
37:42ここ初めて来たんだから
37:43OKしてくれて
37:45オタクで俺を縛ってね
37:48他に金行かなくなったら
37:50みんな話に
37:52オタクに来ると思うから
37:53よろしくその時お願いします
37:56って言ったらさ
37:57変わるんですよ
37:58タイプが
37:59えっ
38:00じゃあお前よ
38:02月ぐらい持ってこれんだ
38:04その世界ってのは
38:05自分のとこより
38:06格上のとこが来たら
38:08まずいんだ
38:09まずいんですよ
38:10全部納得してくれたんですよ
38:12賢い
38:13だから逃げちゃいけないんですよ
38:15何があっても逃げると
38:17逃げたら追っかけられるし
38:19でもその後も
38:20焼肉屋も潰したでしょ
38:22焼肉屋ってあれ
38:24名前だけ貸したんですよ
38:25名前だけ貸して
38:27人が良すぎるんじゃないですか
38:29人がええねんや
38:31名前貸しても
38:33あるでしょ
38:34名前貸して
38:36お前金一銭ももらえないで終わりだよ
38:38そういう要するに
38:40いろんな挫折があるときに
38:42武さんに頼ろうとはなさらなかった
38:45それは相方は相方だったから
38:47そこがだから
38:48それはもう僕らも分かりますよ
38:50そんなんね
38:51それは男として
38:53意地でも頼みに行こうと思わない
38:56筋通す人やからね
38:57みんな例えば芸人で
38:59そこそこちゃんとやってる人は
39:00みんなそんなんしないでしょ
39:023日ぐらい遅れてたら
39:05もうあの良いって言ったわけ
39:07単紋が腐って破裂しちゃったらしい
39:10うわー
39:11それであわーこれ手遅れかな
39:13染めちゃおうかなと思ったらしいんですよ
39:15先生が
39:16医者を紹介してくれって言ったの
39:18山口病院って
39:20ややこしいな
39:21ややこしい
39:22ややこしい
39:23ややこしい
39:24そんなさっきの話の取り立ての後に
39:27水泳の岩崎京子選手が14歳にして
39:35オリンピック金メダルを獲得し
39:38100歳とは思えない元気さで人気を博した
39:42金さん銀さんが流行語大賞に選ばれた
39:46平成4年
39:482ビートがヒットし
39:51大活躍の裏で
39:53ビート清さんは
39:55ある病に侵されていました
39:58夜中寝てて急にお腹痛くなっちゃってね
40:02であの救急行ったら
40:04いけるんだって言われて
40:06でその時は薬もらって
40:08ぼさまったんですよ
40:10で1日くらい置いたらまた痛くなって
40:13また行ったらこの間何て言われました
40:15いけるんって言われたって言ったら
40:17いけるんですねって言うの
40:19えーっつよ
40:21森本さんのラジオ番組で
40:23テレ
40:24CBSのラジオ番組で
40:263時間番組のコーナー僕が
40:29レギュラーでもらってやってたんですよ
40:31その現場から中継するのに
40:34カミさんにちょっと
40:36なんかヤバくなると嫌だから
40:38運転しててっつって運転させて
40:40現場着いた途端に痛くなっちゃった
40:42これおかしいなんていけるんじゃねーなと思って
40:46番組終わってすぐ
40:48番組は務めたんですか?
40:50でもそれが森本さんがあんまりひどそうだから
40:52すぐパパンと終わってくれたらしいんですよ
40:54それで僕はね大塚に知ってる社長がいて
40:59その大塚の社長のとこ遊び行くと
41:02医者を紹介してくれてたの
41:04山口病院って
41:06ややこしいな
41:08ややこしいよ
41:09ややこしいよ
41:10ややこしいよ
41:11そんなさっきの話の取り立ての後に
41:13病院が何?
41:14山口病院
41:16山口病院で
41:17そこにカミさん連れてけっつって
41:19その病院行ったんですよ
41:21みんな大塚さん知ってるわけじゃん
41:22僕のこと紹介してくれてから
41:24病院行ったら
41:25木吉さんどうしたの?
41:27ちょっとお腹痛くてダメだよ
41:29寝てて診察座に寝せられて
41:33クックって押されたんですよ
41:35痛いって言ったら
41:36これ探石だよって
41:38その先生一発ですよ
41:40すぐに入院と言われて
41:42入院した時に
41:43もうでもね
41:443月の28日ですよ
41:47でも4月1日から
41:48コルドンブルー1ヶ月入って
41:50番組も入ってたんですよ
41:53それマネージャーが
41:541ヶ月散らして伸ばせないんですか?
41:56って言ったら
41:57一緒ダメ
41:58命の保証はできないって言われて
42:00即入院したんですよ
42:02それで3日、2日間の後に
42:05手術したのね
42:06後で聞いたんだけど
42:08開けたらこう
42:10石だらけ?
42:11いや、海だらけ
42:12海だらけ?
42:13それね
42:14タン管に石が詰まって
42:17タンノンが腐って破裂しちゃったらしいんだ
42:19うわー
42:20それで、あわー
42:21これ手遅れかな
42:22染めちゃおうかなと思ったらしいんですよ
42:24先生が
42:25だけどちょっとやるだけやってあげようって
42:28内臓全部出して洗ってくれて
42:3130年間なんともなかったんです
42:33染めちゃおうかなと思って
42:35染められたら
42:36染められたらもうここにはいらっしゃらない
42:38それで3日くらい遅れてたらもうあのよいって言った
42:42だからそれが生き返ってくる
42:45え、去年の病気は?
42:46去年の病気は
42:47腎臓が悪いって病院行きながら言われてたんだけど
42:51もう入院しろ入院しろって言われてたのよ
42:54だけど仕事あるから入院できないよって言ってて
42:5812月だから仕事は悪いじゃないですか
43:02言ってるうちにブックブックこんなんむくんできちゃって
43:05足の中こんなん
43:06足が?
43:07体がこんなんですよ
43:08うん
43:09で、20キロくらい水分が体の中でこうなっちゃって
43:14水風船みたいな感じ
43:16そうそうそう
43:17だから仕事行ったって衣装着替えられないんですよ
43:20体が曲がらないって言うんだ足が
43:22病院行きながらな
43:24分かるやんそれ
43:26それで入院したんですね
43:28入院したらいきなりここにクタ突っ込まれて
43:32透析です
43:33透析?そっから?
43:35そこまで悪かったよな
43:37ほったらかしとくから
43:39それも治ったんですか?
43:40それはだから今、透析して元気になった
43:43透析したら元気になった
43:44ほったらかしてなかったら
43:46早いこと言ってたらよかったんですね
43:48いやでもね、もう悪くなるから気を付けなきゃいけないって言われても気を付けないんだよね俺
43:55何やそれ気を付けながれなコンビ組んで俺の相方が世界の北に乗られたんだそれすごいじゃないですかそれはうれしいですよずっと漫才やっててうちの相方をこうやってやると楽しいんだよねそれ面白いね今の言葉ね
44:16今のたけしさんの世界でも注目されている相方についてご覧になってどう思われますか?
44:25違う、俺が読んでよかったなと思う
44:28だって俺が読んできた奴が世界の来たのに慣れたなってんだもん
44:34それはそういう目があったなって俺自分で
44:37これほんまですよね、このお姉さんそうほんま、こう言うとは別にその妬み辛みとかそんなないし、この人良かったなと思うっていう、それがいい、それがいいね
44:49だって違うんですよ、そのみんなね、相方の男をなんだかんだ言って、それは自分が惨めになるじゃないですか
44:56だってそんなことは言わないで、コンビ組んで俺の相方が世界の来たのに慣れたんだ、それはすごいじゃないですか
45:04それは嬉しいですよ
45:06自分が選んでね、やろうよ、じゃあなんか
45:08でもね、ずっと漫才やってて、もう他のコンビでやるとこう気使うじゃないですか
45:16こうやって笑わせなきゃいけないとか
45:18ところがうちの相方をこうやってやると楽しいんだよね、逆に
45:22やってても楽しい
45:24いや、楽しい、だから俺が笑っちゃうの
45:28でも時々、よしなさいって止めなきゃいけない
45:30そうそう、よしなさいやめなさいって
45:32もう喋るだけで喋らせて、走らせるだけ走らせておいてて、引っ張らればいいんです
45:38今日は私たちがよしなさいですね
45:40よしなさい、大概よしなさいやったんだ
45:43焼肉屋で開店した時に、よしなさいって店の名前だったの
45:49じゃあうちの相方から花が届いたんだよ
45:51よしなさいさんへやめなさいだって
45:55もういきなりなの、そんな花束届いたり
46:00いいコンビですね
46:02いいコンビやなほんま
46:04令和7年の今日という日はBと清志さんにとってどんな日になりましたか?
46:08いや、今日はね、もううれしい、すごいうれしいし、鶴瓶師匠とも会えるし、俺もね、久しぶりだったから、もう、そうなんですか。
46:17とおもろいでしょ、この人、すばらしい。
46:21いや、こんなどろどろした世界で過ごされたとは思えない、思えない。
46:25どろどろって、なんかね、性格がこう、なんかがバンときても、いや、これ、俺の生き方に、神様がお前、調子いいことばっかりやってるから、試練を与えてんだなっていう感覚になっちゃうんですよ。
46:41だからここをなんとかうまいこと頑張って乗り切ろうっていう考え方なんですよアホっていうか楽天的っていうかいやいや素晴らしいなほんまに今後したいこととかないね北野武史の映画に出たいとかじゃあうちの相方気遣っちゃうんだよ俺を使うとあっそう面白いね今の言葉ねだって虎次郎の夏っていう映画あったじゃないですか
47:10お父さんのね、俺が出ろよって言って出て、台湖なんか何もないんだよここでこうしてこうしてこうね、でやるじゃないですか漫才になっちゃうわけよそこでだからスタッフがウケちゃうんですよ笑ってだからこれあのテレビじゃないからダメだってカットカットやり直したりそんなのばっかりだったんですけどただね性格的にもう自分が好きなことやってるのが一番
47:40いいですよ何が好きなんですかプラプラしてるのがプラプラしてるのがプラプラしてるのがもうゴルフやったりなんか好き勝手のことやってうちの相方と俺とどっちが幸せかなって俺考えたのねはいどっちが幸せなんだろうなってやっぱりいつまでも人気者になってわーみんな注目されてこういうのもいいだろうけど俺みたいに好き勝手のことをやった方が
48:10何やろうが使ってくださいよいやそういう性格じゃないからごめんなさいねなんかを冗談冗談めっちゃおもろかったですよ最後に昭和の大先輩
48:40というので人情ですビート清でした
48:46次回の昭和の大先輩は女優松原千里子さん日活三人娘と呼ばれた当時の出来事や数々のヒット作の裏側を語っていただきます
49:00うちの相方とコンビ組んで酒飲まなくなっちゃったんだそんな人生送っててお酒飲んでないって信じられない
49:06うちの相方が酒でしくじってばっかりいたから飲めなくなっちゃったんですよ
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