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教育
トランスクリプション
00:002008年スーパー戦隊シリーズの主役に抜擢され
00:10一躍人気者になった俳優の古原康久さん
00:14おはようございます
00:18古原康久です
00:19康久くん
00:21朝市ではリポーターとして康久くんの愛称で親しまれるなど
00:27活躍を続けてきました
00:29そんな古原さんにはつらい過去が
00:37幼少時代ネグレフトを経験
00:41その後両親は離婚し5歳から高校を卒業するまで
00:48児童養護施設で過ごしました
00:53自分が捨てられたと分かるまで
00:56それから2年くらいかかりました
00:59今思えば当時は現実を受け入れられなかったんだと思います
01:05今では自分を産んでくれた母親に感謝しているという古原さん
01:12芸能活動の傍ら
01:17自らの経験を講演やSNSを通じて
01:21発信し続けています
01:22少年時代をどんな思いを抱えながら過ごし
01:29その日々をどのように受け止めているのか
01:33古原さんに伺います
01:35シリーズ私のリカバリ
01:40ゲストは俳優の古原康久さんです
01:43どうぞよろしくお願いします
01:44よろしくお願いいたします
01:45古原さん今日は児童養護施設での経験など
01:49少年時代のお話を中心に伺いたいと思いますけれども
01:51今日はどんな思いでこの番組をご出演いただいたんでしょうか
01:54そうですね
01:55自分自身が親が16歳で僕のことを産んで
02:00それで養護施設に入ることにはなるんですけれども
02:03今となっては親が捨てたんですけれども
02:07ただ産んでくれたことに対しての感謝が
02:10その気持ちを上回ったので
02:12今は結果感謝しているというふうなことと
02:15あとは今養護施設にいる子どもたちとか
02:18社会的養護の子たちに向けて
02:21僕ができるんだから見習ってできるよ
02:24ということをやっぱり伝えたくて
02:25この番組に出演させてもらうことに決まりました
02:27ありがとうございます
02:28ぜひ今日いろんなお話を伺えたらと思うので
02:30よろしくお願いいたします
02:31よろしくお願いいたします
02:32そして一緒にお話を聞いていくのは
02:34田島陽子さんです
02:35よろしくお願いします
02:36よろしくお願いします
02:37田島さんもお母様との関係に
02:40悩んだ経験があるということですけれども
02:43今日古原さんに聞いてみたいことなんかはありますか
02:46私想像つかないんだよね
02:51お母さんが胸が熱くなっちゃって
02:59それなのに今感謝するって言えるっていうのが
03:03すごいなって思って
03:05なかなかそうはいかないんじゃないかなと思って
03:09私なんか永遠と恨み残しちゃうような気がして
03:12だからすごいなって思って
03:15その心の整理が
03:17どんなふうにその思いが変わっていったのかというところに
03:20注目していきたいと思いますけれども
03:22さては古原さんにとっての私のリカバリ
03:25まずは児童養護施設に入所するまでの経緯から
03:29振り返っていきます
03:30僕はお母さんが16歳の時に産んだ子供で
03:37お父さんの年齢は忘れましたが
03:40とにかく若い両親に育てられました
03:43共に夜の仕事に就いていたという古原さんの両親
03:50家に帰ってこないことも珍しくありませんでした
03:56たまにおじいちゃんが遊びに来た時に
04:02僕のおむつが何日も変えられていないことに気がついたり
04:06おい何日もおむつ変えてないじゃないかと
04:10両親が叱られている姿を見た記憶があります
04:14もう一つ古原さんが覚えている
04:20数少ない両親の思い出
04:23お父さんが飲んでいたビールの缶を
04:28僕が倒してこぼしてしまったことがあったんです
04:31そうしたらお父さんがこれを飲めというので
04:36僕は机の上のビールを飲まないといけなくて
04:41すごく苦かったことを覚えています
04:43当時はお父さんお母さんに
04:49嫌われたくないという気持ちがあって
04:51二人の言うことをちゃんと聞いていたんだと思います
04:56たまに自宅に帰ってきても
05:01すぐに罵り合いの喧嘩が始まりました
05:04結局古原さんが4歳の時両親は離婚
05:10当時19歳だった母親に引き取られ
05:14二人で暮らすことになります
05:16古原さんを無人家保育園に預け
05:22夜の仕事で生活をつなぐ毎日
05:25そんな暮らしもやがて限界を迎えます
05:315歳の時古原さんは児童養護施設に預けられることになりました
05:41また新しい保育園か何かに移ったのかなと思っていました
05:48お母さんは最初の方はちょこちょこ面会に来てくれていたんですが
05:55それが半年に1回
05:581年に1回と頻度が減っていって
06:01ついに来なくなったのが小学5年生の時です
06:06自分が捨てられたと分かるまで
06:10それから2年くらいかかりました
06:12古原さん古良島お二人とも若かったようですけれども
06:22親御さんたちどんなお二人だったかという記憶はありますか
06:25そうですね
06:25なんかお父さん怖いっていう記憶がやっぱり一番強かったっていうのと
06:31お母さんはすごく優しいお母さんっていうイメージがありますね
06:36育児の環境も大変だったというようですけれども
06:40そのあたり記憶はありますか
06:42いやなんかずっと喧嘩してるやっぱり記憶があって
06:47お父さんとお母さん帰ってきたら
06:48で多分どっちも夜の仕事やってたんで
06:51酔っ払ってると思うんですよね
06:53なので多分そういったところから
06:56なんかやっぱり喧嘩が始まったのかなとか
07:00そうした記憶が断片的に
07:02そうですね断片的に
07:03だからそれこそ僕はずっと待ってたんでしょうね
07:06なんかお父さんとお母さん帰りが遅くて
07:09でもなんかそこで
07:11例えばわがまま行ったりとかしたら嫌われるんじゃないかなとか
07:14そうした中でご両親が離婚することになって
07:19当時19歳だったお母様が古原さんを引き取って
07:232人での生活ということになりました
07:25そうですね
07:26どんな暮らしだったんですか
07:27お母さん仕事があるので
07:29僕は無人化保育園っていう
07:32いわゆる夜の
07:34なんかそういう仕事してらっしゃる方が
07:37結構預けてるようなところで
07:39なんかもうだからね
07:41友達とかできないんですよ別にそんなに
07:44僕もだからすぐ寝ちゃったりとかするし
07:47でなんか寝てる最中に起こされて
07:50おんぶされて帰るみたいな
07:52常になんかお母さんの背中でこうやって揺られる
07:55起きたら揺られてるみたいな
07:56そういう記憶がありますね
07:59今お話にあったその児童養護施設に入った
08:02預けられたのが5歳の時ということですけれども
08:05この時もそのこうした場所に入るよっていうのは
08:08お母様から説明とか
08:09それがなかったんですよ
08:10だからまた別の保育園に来たのかなみたいな
08:15そういう感じですね最初は
08:17で要は保育園行っても
08:19また1週間後とか1ヶ月後とかに変わったりとかするから
08:23またすぐに変わるのかなって思ってたら
08:26なんか全然変わんないし
08:28なかなかそれまでと同じようには
08:30お母さんに会えなくなって
08:31最初はそれこそ結構来てくれてましたね
08:35本当に1週間2週間に1回とか
08:38それが1ヶ月に1回ってなって
08:40それが3ヶ月に1回半年に1回ってなって
08:43小学校5年くらいの時には
08:46もう本当に1年に1回来るか来ないかみたいになって
08:48最後そのお母さんが
08:50宿泊ももちろんあるんでね
08:53そう12月の25日のクリスマスから
08:551月の5日のお正月を超えてまで
08:5810日間くらい
08:59要は宿泊の外泊の期間を設けてくれたんですよね
09:04僕からするともうずっと来てくれなかったお母さんが
09:08こんな10日間くらい撮ってくれたのがすごくやっぱり嬉しくて
09:13まあなんかもう本当はしゃいでたんですけれども
09:16なんか途中でお母さんが
09:19やーちゃんごめんと
09:20もう帰らなきゃいけなくなっちゃったみたいな感じになって
09:24でも俺はえ?なんで?って思うけど
09:27え?なんで?って言ったら
09:28嫌われちゃうかもしれない
09:30もしかしたらお母さんがもう迎えに来てくれなくなるかもしれない
09:35だから嘘をついたんですよね一つの
09:39大丈夫だよって
09:40最寄りの駅着いて
09:42でデパートのところに着いた時に
09:45やっぱ帰りたくないっていう気持ちが出ちゃって
09:48でもここで泣いたらお母さんが迷惑になっちゃうかな
09:52そう嫌われちゃうかなって思ったから
09:54喉渇いてなかったけど
09:55喉渇いたってわがまま言って
09:58その時の精一杯のわがままですよね
10:01それでジュースを買ってもらって
10:04ミカのジュースだったんですけれども
10:06それをゆっくりゆっくり飲んで
10:09でもそれでもいつか終わりが来るわけで
10:11じゃあ帰ろうかって言われて帰って
10:14でももしかしたらもう会えないかもしれないって
10:17毎回思ってるから
10:18最後にお母さんに
10:20僕このゲームが好きだから
10:22このゲームの福袋買ってねって
10:25そしたら分かったよ
10:27それが最後です
10:29それから
10:30会ってないです
10:32でもねやっぱりお母さんに会えなくなってくの切なかったでしょ
10:37めちゃくちゃ切ないですし
10:39やっぱりずっと信じて待つのが辛くなってくるんですよね
10:42だからその切なさっていうのは
10:46なかなか想像できないっていうか
10:51まさかお母さんが僕のことを捨てるわけない
10:53あんな優しかったお母さんが捨てるわけないっていう
10:56やっぱり気持ちがあったんで
10:57だけど捨てられたって
10:59自分の中で認識しないと
11:02ずっと先に進めないんですよ
11:04さすがに3年目待てなくて
11:08もうこれは捨てられたんだって思った方が楽かなって
11:12そうした方が前に進めるかなって
11:14自分なりに
11:16もう限界まで待ったけど
11:18これ以上待ってたら僕の心が持たないな
11:21だから捨てられたんだって
11:23初めて自分の中で認識して納得させて
11:26そうやってなんか生きてきた
11:30それいくつの時?
11:31それがねだからもう中学校1年生くらいの時に初めて
11:35まあそれまでは納得したくなかったんですけど
11:38やっぱ納得するしかなくて
11:39分かってはいたけど
11:41もう自分で見て見ぬふりするのはできないなっていう感じで
11:46そこから前に進み始めた感じですね
11:47当時その養護施設ではいかに先生に目をつけられないかが重要で先生たちからの指示に従うことができる子が勝つというか生きやすい環境だったと思います。
12:07入所してすぐに職員に目をつけられた古原さん
12:13与えられた日課は洗濯
12:19朝早くから自分の服を洗濯板で洗ってから登校する毎日でした
12:30僕は間違っていることや理不尽なことで怒られた時にごめんなさいと謝れなかった
12:37何かあると正座をさせられて
12:41朝の8時から夜中の3時まで正座させられたこともあります
12:46さらに子供同士の上下関係でも
12:52先輩は怖かったです
12:55みんなで遊んでいたらいきなり
12:59お前ら暇だから今から戦えとか言われて
13:03言うことを聞かなければ先輩からボコボコにされるので
13:08どんなに嫌でも友達同士で殴り合わないといけない
13:12食事の時には力のある先輩がみんな持って行ってしまうから
13:21小学生の頃はお肉を食べられなかったんです
13:25代わりにみんなが食べたくない野菜が僕たちのところに集まってきて
13:32ベジタリアンのような生活をしていました
13:34そんな古原さんにとって数少ない楽しみの一つが
13:41月に1,2度泊りがけで訪れる週末里親の家庭でした
13:47僕が行った里親家庭はすごくいい方々だったんです
13:54僕のことをすごく自由にさせてくれて
13:58動物園に連れて行ってもらったりして本当に楽しかった
14:04しかし小学6年生の時里親が体調を崩し古原さんの数少ない楽しみは終わりを告げました
14:19その後なかったの他の里親さん
14:21そうですね週末里親はもう本当に短い期間ではあったんですけれども
14:26その方だけで終わってしまって
14:29週末里親だけが要は法に縛られている僕の唯一の逃げ場みたいな感じだったんですよね
14:39改めて当時の生活というのを教えていただけますか
14:43当時は虐待とかそれこそいじめとかっていうのがやっぱりすごいあって
14:49まだ殴ったりとか要は殴る蹴るの教育の時代だったりとかしたので
14:54上の人からそれとも先生からです
14:56先生から
14:56もちろん先輩とかから殴る蹴るとかもありましたし
15:01でも当時ですよ
15:03もう僕が入ったのが養護説それこそ30年以上前なので
15:08その当時なので今はだいぶ改善はされてきているんですけれども
15:13今はもう多分殴る蹴るかできない
15:15やっぱそれをやっちゃうと問題なんで
15:18でも当時されてたの
15:20されてましたし
15:21なんか布団にリサイクルの日までぐるぐる巻きにされて
15:24ホールに出されたりとか
15:25死んじゃうじゃないそれで
15:27いやでもね
15:28なんだろう先生とかってやっぱりやり慣れてるんで
15:30割とそういう限界は分かっているんですよね
15:33物欲しなおにだって逆さに吊るされたこととかないですよねお二人
15:37ないですよね
15:38何事されたの
15:39されましたされました
15:40でもそんな目にあったのはあなただけじゃなくて
15:42他の人もそんな目にあった人
15:44いやもちろんあってますし
15:46でもねみんなは生きるのが上手なんですよ
15:48先生にごまするのがうまかったんですけど
15:50僕はやられたらやられた分だけ
15:52やっぱり納得いかないし
15:55結構当時はもう虐待もそうですし
15:58あとね小学校5年生くらいまで
16:00お肉食べられないんですよ
16:02何でかって言うと上の人が持ってっちゃうんです
16:05同じ同級生というか子供が
16:07そうです要は猿山と一緒なので
16:09強い人が一番強いんですよね
16:11その養護室のどこであなたがそんなに鍛えられたの
16:16そのいじめなの先輩やなんかのそれとも何なの
16:19まあ簡単に言うと
16:21その虐待といじめを乗り越えたのが
16:24多分すごく強かったのかなというふうに思いますね
16:27先生とかからの虐待とかにもやっぱ負けなかったんでずっと
16:31それがすごいね
16:32多分そこで負けてたら多分誰に対しても顔色を伺う人生になったと思うんですよね
16:39なるね
16:39そうだねだから大学卒業して社会に出て会社やどこかで出会うかもしれない
16:47いろんないじめとか卑劣なこととかなんかを
16:49もう先に学習しちゃったんだよね
16:51そうですね
16:51多分ね
16:52養護説にいるとやっぱりやんちゃな人もいれば
16:55自分のことを利用してこようとするやつもいれば
16:58さっきまで仲良く遊んでたのに自分を陥れるやつもいるんで
17:01人を見る目が
17:02社会の宿図
17:04だから人を見る目が養われるんですよ
17:06でそれが今こうやって大人になって社会に入った時に
17:13人見る目があるからなんとなく自分が周りからどういう風に思われながら
17:18接せられてるんだろうなっていうのがやっぱり敏感に感じるようになったので
17:22例えばこれ以上大きな例えばトラブルに巻き込まれるのを回避するとか
17:28多分なんかそういったことに多分生きる力につながってるんだと思いますね
17:33やっぱり自分がそこの中でどうやって生きていくか
17:38不器用ながらにやっぱり学んでいくことはたくさんあったので
17:42正直やっぱあそこ乗り越えたから今あれより怖いことはマジで本当に
17:46そうだよね
17:46指折り数えてきた児童養護施設からの卒園
17:52しかしその2週間前のこと
17:56職員から衝撃的な事実を告げられます
18:01就職か進学か決まっていないと卒園できないよ
18:07わずか2週間で就職先を決められるはずもなく困惑する古原さん
18:15それを見透かしたかのように職員は住み込みの新聞配達の仕事をすでに用意していると切り出してきました
18:26別にその仕事が嫌だったわけではないんですが
18:32僕の人生なのに勝手に話を進められたことがすごく嫌で
18:38絶対に先生の思い通りにはさせないという気持ちが爆発したんです
18:44その時頭に浮かんだのが
18:48以前に芸能事務所から受けたスカウトの話
18:52芸能界に入りたいわけではありませんでしたが
18:56施設から出るために事務所に所属することを決断したのです
19:01本当は卒園したら芸能界を辞めようかと思っていたんですけれど
19:09すぐに信太夫プロデュースのドラマ出演が決まって
19:13それからエンジン戦隊ゴーオンジャーの主演を務めることになって
19:19ドラマ出演の反響は古原さんの想像を遥かに超えていました
19:27テレビを見た養護施設の子どもたちが
19:33ヤスがめちゃくちゃ頑張ってる
19:35だからヤスみたいになりたい
19:37と言ってくれた時に
19:39初めて自分が人から必要とされたように思えて
19:43人に認められる瞬間って
19:47意外とそれほど多くない
19:50古原さんの人生が大きく動いたというところだと思うんですけど
19:54改めてですけれども芸能界に入りたくて芸能事務所に入ったわけではないと
19:59はい違います
20:00就職か進学が決まってないと辞められないって言われて
20:04でも2週間で就職か進学決まるわけないじゃないですか
20:09じゃあ2週間で決めて
20:11だからできなかったら新聞配達行ってねって言われたから
20:14人生で一番頭を振る回転させて
20:17なんとかこの場を切り抜けるためには
20:19どうすればいいかって考えになって
20:21そこでそうだと
20:23俺芸能界にスカウトされてた
20:25スカウトされてたんで
20:26スカウトされてるから
20:27俺そっちに行くねって言ったら
20:29養護施設は芸能界に入れるなんて思ってないもんだから
20:33信じてないと思うよ
20:34信じてないですよ
20:35だからじゃあ分かった
20:36芸能事務所の社長から連絡一本ちょうだいね
20:40所属したらって言われたの
20:41これも所属してやろうと思って
20:43絶対に所属してやろうと思って
20:46それでスカウトされてた
20:48その名人とかたくさんあったんだけど
20:50僕今こういう状況で
20:52なんとかして就職か進学決めなきゃいけないんだけれども
20:55って言って紹介されたのが
20:57芸能入った事務所っていう感じです
21:00そういう流れがありました
21:02だから僕としては芸能界に入りたいじゃなくて
21:06養護施設を辞めるために
21:07一旦芸能事務所に所属しないと
21:09辞められなかった
21:11なので養護施設を辞めたら
21:16この芸能事務所も
21:18じゃあ分かんない辞めるかも
21:20くらいに思ってました本当は
21:21だけどその間に
21:23ドラマが決まったりとかして
21:25やっていくうちに楽しくなって
21:28今です
21:29そのまま
21:32そのまま続けてるかね
21:34楽しいなと思ったらそのまま
21:35はいそうですね
21:36どんな反響が具体的にありました
21:37今まで本当にゴミみたいな扱いをされてた僕が
21:43初めて人に認めてもらった
21:45初めて人に必要とされた
21:48それがやっぱりエンジンセンターゴーオンジャーの
21:51やっぱり主役を受けた時に
21:53勤めた時に
21:55何だろう
21:56人から必要とされたのが多分なかったから
21:59今まで
21:59そこで初めてそういう風に思って
22:02ちょっと頑張っていこうかなって
22:05さらになったんだと思いますね
22:07後輩というか施設の
22:08いや本当超ちびっこですよ
22:10本当に3,4歳とか5歳の子とかが
22:13僕が日曜日ね
22:15現場がない時とかは
22:16同じ放送をリアルタイムで一緒に見るってことをやってたんですよ
22:19そしたら
22:20喜ぶ
22:21え?これ安?
22:22どうやってやってんの?返信してんの?とか
22:24え?僕も安みたいになりたいみたいな
22:26やっぱり言ってくれるんですよ
22:27そうなった時とかに
22:28ああなんかやってよかったなって
22:30やっぱそうやって思ったのがきっかけですかね
22:33それからやっぱ続けていこうと思いましたね
22:35うん
22:36芸能界で生きていくことを決めた古原さん
22:41事務所に所属する時からお願いしてきたことがあります
22:45それは芸名を使わず本名で活動すること
22:51どこかで見てくれてるんじゃないかって思って
22:57本名で芸能活動を始めました
23:00お母さんは僕を捨てたんですけど
23:05結果的には感謝している部分があって
23:09彼女は僕のことを打退することもできたはずなのに
23:15そうしなかったんです
23:165年前のこと
23:21母親の姉だという女性から連絡がありました
23:27その1年ほど前に
23:31母親は病気で亡くなったということでした
23:35見てくれていたそうなんですよ
23:42亡くなった後に手紙なんかがいろいろ出てきたらしくて
23:48やっちゃんがすごく頑張っているみたいなことが書かれていて
23:52すぐそこにいるけど会えない
23:56会いに行く資格がないといったことも書いてあった
24:02そうですね
24:06何か思い出しましたね
24:10お母さんもつらかったでしょうね会いたかったでしょうね
24:14何かそういうふうには手紙には書いてあって
24:18でもやっぱ自分には会いに行く資格がない
24:20ということもそういった胸のことも書かれてたんで
24:24お母さんも僕のことをずっと思いながら
24:29やっぱ抱え込みながら生きてたのかなって思うと
24:33やっぱつらかったのは僕だけじゃなかったなって
24:36お母さんもつらかったんだなって思いましたね
24:39実際そのお母様との再会は
24:42叶いませんでしたけれども
24:44生前ずっと見守っていてくれた
24:48そうですね
24:49京都の映画の舞台説とかにも内緒で来てたんですよ
24:53本当
24:54だから何かそういうのを聞いて
24:57俺が何か芸名でやらなかったって
25:01本名でやってた
25:02良かったなって
25:03それだけでも本当に良かったなって思いましたね
25:07ちゃんと自分の思いが届いてたなって
25:09なるほどね
25:10思いました
25:11お母さんのお姉さまとは実際会ったりとかして
25:17お母様の品々とか見たりとかされたんですか
25:22それまで僕本当に写真
25:25お母さんの1枚しかなかったんですよ
25:27その1枚の写真だけしかなかったんだけど
25:30お母さんが亡くなるまで
25:31僕の写真を大事に持ってて
25:34お母さんが
25:35はい
25:36くれてたみたいで
25:37遺品という形でね
25:39そう
25:40だからそこに手紙とかも書かれてあって
25:44本当に申し訳ないと
25:46やっぱりやっちゃんにやっぱり色々と迷惑かけたみたいな
25:50胸も書いてあったりだとか
25:52やっぱりその自分の後悔とか
25:54やっぱりそういったこととかも書かれてて
25:56でも俺のことはすごく応援してて
25:59見に行ってたっていうこととかも
26:02やっぱり色々と書いてあったんで
26:05なんかもうその手紙があっただけでも
26:07なんか救われましたね
26:09うーん
26:11うーん
26:12浦原さん改めて今こう
26:14お母様に対しては
26:15どんな思いを抱いてらっしゃるんですか
26:17いやもう感謝しかないです
26:19自分の行ってた学校は結構やんちゃな学校で
26:21周り高校1年生結構
26:24妊娠して下ろしちゃう子が多かったんですよ
26:26だからなんか下ろされなくてよかったなっていう気持ちになったんですよね
26:31だからそんだけ16歳で子供を産むのが大変なんだっていうことを
26:35初めてそこで知って
26:37そこからですよねなんか
26:38なんか感謝の気持ちが芽生えたのは
26:40ああそうか
26:41他の人を見ててお母さんが分かったんだ
26:43そうしかもその時代にね
26:45よく産んでくれたなってなったから
26:48でもお母さんはあなたが許してくれるとは思わなかったんだね
26:52ああそうなのかな
26:53だからなかなか直接来れなかったんだね
26:55うーん
26:56僕の中ではもう本当に乗り越えてるんで基本そこは
27:00そうだからまあ最後ね
27:02お母さんが亡くなる前に一度は会ってみたかったなっていう思い
27:07あります
27:08だけど僕基本ポジティブなんで
27:10お母さんが亡くなってもなんか死んだ気しないんですよ
27:13だってもともといなかった人がいなくなったって言われてもね
27:16全然説得力なくないですか
27:17だってずっといなかったんだから
27:19そうだね
27:20いなくなりました
27:21いや最初からいなかったから
27:22もう小学校5年生の時からいないからって思いますし
27:25なんか今でもなんか生きてる気がするんですよね
27:28だから全然なんかお母さんのことのその死のとかことに対してとかも
27:33もうなんかあんまり自分の中で深く受け止めてないっていうのと
27:38もう1個良かったのは僕の中でのお母さんってずっときれいなままで
27:42ずっと美人なお母さんのままでいるので
27:45そのお母さんのまま記憶が止まっているので
27:50だからなんかそういった意味では結構ポジティブに捉えられているのかなっていうふうに思います
27:55古原さん改めてですけどもこのご自身の幼少時代からの経験っていうのは
28:01古原さんのその人生においてどんな意味を持っているというふうに思いますか
28:05あの時の経験があるから今の自分がある
28:08それこそ月並みの答えではあるかもしれないけれども
28:11それは本当に自分が実感していることですね
28:14それを乗り越えたことだね
28:16自らの体験も発信していらっしゃいますけれども
28:19改めてどんな思いで取り組んでいるんですか
28:21当時の僕みたいな子どもたちを少なくしていきたいなと思います
28:25やっぱりあの時相談できる相手がいたらもうちょっと楽だったと思うんですよね
28:31みんな環境のせいにしてるけど
28:33俺ができるんだからみんなだってできるよっていうふうに毎回言ってます
28:36なんか道しるべじゃないけど一つの
28:38一つのだから道しるべみたいになれたらいいなと思いますね
28:42田島さんこれからの古原さんの活動楽しみな部分
28:46見てます
28:47見ててください
28:49見てます
28:50期待をしたいと思います
28:52期待したい
28:53今日は古原さんいろんなお話聞けてよかったです
28:55本当にありがとうございました
28:57ありがとうございました
28:58ありがとうございました
28:59ご視聴ありがとうございました
29:00regionsがありますか
29:02はい
29:04ありがとうございました
29:06Cities
29:07ei
29:12全てに

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