ジープ・チェロキーが2026年に復活　力強いデザインと新パワートレインを搭載

2023年に生産終了となった**ジープ・チェロキー（Jeep Cherokee）**が、2026年モデルとして完全に刷新されて復活します。

アメリカ市場で10年間にわたって安定した人気を誇ったミッドサイズSUVのチェロキーは、Wagoneer Sや**2025年型コンパス（Compass）**で見られるジープの新しいデザイン言語を採用し、外観を一新して再登場。最初の画像では、ジープ伝統の7スロットグリルを備えた象徴的なフロントフェイスと、ジープらしいタフなボディスタイルが確認できます。

新型チェロキーは、ステランティス（Stellantis）のSTLA Large Transverseプラットフォームをベースに開発され、ハイブリッドモデル（すでに確認済み）を含む複数のパワートレインオプションを展開予定。内燃機関モデルや電気自動車（EV）バージョンも計画されており、EVモデルは100kWhバッテリーと600馬力のデュアルモーターを搭載するWagoneer Sに近い仕様になる可能性もありますが、チェロキーはやや控えめな性能になると見られています。

ジープCEOのボブ・ブローダードルフ（Bob Broderdorf）氏によると、新型チェロキーはブランドの製品ラインアップ拡大において重要な役割を担い、より高度なテクノロジー、充実した標準装備、そして競争力のある価格帯を提供するとのことです。コンパスとグランドチェロキーの中間に位置付けられるこのモデルは、自動車市場で最大のセグメントにおけるシェア獲得を目指しています。

正式な発表は2025年中に行われ、販売開始は2026年を予定しており、アメリカ市場も対象に含まれます。

画像：Instagram @jeep