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  • 5/21/2025

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00:00Imu Jinga wa mizuki yoku, tōtō to nagaru
00:16Imu Jinga wa mizuki yoku, tōtō to nagaru
00:28Omoi wa haruka
00:33Rekord ga yotei no zenjitsu ni
00:35Hatsubai chūshin ni oikomareta no da
00:39Tōtō to nagaru
00:43Kita no utaichi kara
00:46Kita-chōsen to kankoku no gunji-kyōkaisen o mataide nagareru
00:51Jitsuzai no kawa o daizai ni
00:54Bundansareta hitotachi no kanashimi o egaita uta
01:12Sono hatsubai ni
01:14Chōsen-sōren kara kōgi ga haitta no da
01:18Imu Jinga wa mizuki yoku, tōtō to nagaru
01:31Tori ni watashi ni
01:36Chiyū ni kawa ni mau
01:49Soshite uta wa
01:53Furusato kara hikihanasare
01:55Kita-chōsen ni ita kono hito no kokoro ni mo todoku
02:12Sūki na unmei o tadotta uta
02:16Imu Jinga wa
02:18Ima akasareru uta ga unda kazukazu no kiseki
02:29Imu Jinga wa
02:31Kore hodo jidai ni honrō sareta uta ga atta deshou ka?
02:39Unmei no bunkiten wa
02:41Senkyūhyakku rokujūhachi gen ni gatsu hatsuka
02:47The Folk Crusaders no rekōdo
02:52Imu Jinga wa no hatsubai chūshi ga kimatta hi desu
02:57Chōsen hanto o nanboku o mataide nagareru jitsuzai no kawa o utai
03:02Bundansareta hitobito no kanashimi o arawashita Imu Jinga wa
03:09Hatsubai chūshi go mo
03:11Nippon, Kita-chōsen, Kankoku to hirogari tsuzuke
03:16Ōku no hitobito no mune o uchi
03:19Dorama o umu koto ni narimasu
03:25Daiichi no shiten wa
03:30The Folk Crusaders no Imu Jinga wa o sakushi shi
03:34Nihonjū ni shirewataru kikkake o tsukutta Matsuyama Takeshi
03:42Imu Jinga wa ni miryōsare
03:44Hatsubai chūshi ni yotte dare yori mo kizutsuita otoko no another story
03:57Imu Jinga wa no nihongo no kashi o kaita otoko wa
04:01Kono hi mizukara steiji ni tatteita
04:05Imu Jinga wa izuki oku
04:10Matsuyama Takeshi
04:13Uta ni kometa no wa heiwa e no negai
04:17Tada hitotsu no kawa no onogatari janakute
04:21Hedateru sekai to ippai aru janai desu ka
04:25Nanka sūkoto ni yappari minasan ga kyōkan shite kudasau no ka na
04:30Naze sono uta ga kakoku na unmei o tadoru koto ni natta no ka?
04:401960 nendai, Kansai dewa aru amachiwa group ga ninki o atsumeteita
04:48The Folk Crusaders, tsūshō fōkuru
04:54Toku ni ninki o hakushiteita uta ga kaette kita yopparai
05:00Komikaru na kono kashi o kaita no ga Matsuyama Takeshi datta
05:06Gruupu no riidā wa
05:15Groupu no riidā wa nochi ni Nippon no ongakushi ni nā o kizamu Katō Kazuhiko
05:22Sono hoka, isha o mezasu Kitayama Osamu nado
05:27Isai o hanatsu groupu datta
05:33Matsuyama wa tōji, urakata to shite band ni sanka
05:37Jibun ga kashi o kaita Imujin gawa o karera ni tsutaeta
05:45Kitayama Osamu
05:49Kitayama Osamu wa hajimete kiita toki no uta no inshō o kōkataru
05:55いい曲だなと確かに思いましたね
06:00誰の心の中にもどんな人間の関係の中にも
06:06あるいは政治や世界のことを考えると
06:12いつも分断っていうのがあって
06:14その分断の悲劇っていうのは誰にでもあるはずだと
06:20朝鮮半島を北と南に分断した朝鮮戦争
06:27その記憶が生々しく残る1960年代
06:33日本には多くの在日韓国朝鮮人がいた
06:43松山が生まれ育った京都にも多く暮らし
06:47子供ながらに見えない隔たりがあると感じていた
06:54当時は朝鮮中学校と朝鮮高校の子と
07:01日本の学校の生徒でいがみ合っていて
07:05喧嘩沙汰もしょっちゅうあったし
07:09同じエリアに生きているのでどうしようもないですよね
07:14そこで当時中学2年生だった松山は
07:19ある考えを思いつく
07:23向こうほらサッカー結構盛んにやってるからね
07:26じゃあサッカーでもやっていこう
07:28そういう交流をスポーツ交流をしたらいいんじゃないかということで
07:33交渉のため恐る恐る松山が訪ねた学校がこちら
07:46職員室を訪れた松山
07:49学校側は心よく試合の申し出を引き受けてくれた
07:56そして帰ろうとした時
07:59美しい旋律を耳にする
08:22朝鮮半島に伝わる名誉だろうか
08:26松山は思わず足を止めた
08:36綺麗な曲だなと思って
08:38意味わかんないけどメロディーはすぐ頭にほぼ入ったので
08:43たぶん帰り道鼻歌で歌って帰ったと思います
08:49すごく気になる歌になったんです
08:57その後松山は朝鮮学校の生徒から手書きの譜面をもらった
09:06タイトルは北朝鮮の読み方でリムジンガン
09:12すぐに松山は辞典を頼りに翻訳した
09:19リムジンガは水清く唐々と流る
09:25水鳥自由に群がり飛び交うよ
09:31我が祖国南の地
09:34思いは遥か
09:39北に暮らす人が南の祖国を想い
09:43鳥のように自由に行き来したいと願う傍聴の歌だった
09:50松山の周りにも
09:53祖国が分断されて帰る場所を失った人たちがいた
09:58その心の痛みを痛感した
10:04僕らの時代の中学生って
10:07たぶん今の子供なんかよりはるかに大人だった
10:11マセって言ったし、坂塩先生もして
10:14この分断の状況がいつかなくなれば
10:18みんなが自由に人が行き来できて
10:22そういう時代が来たらみんながわざかまりなく
10:26会うこともできる時代が来るのかなみたいな
10:29そういう思いはありましたね
10:34松山とフォークルのメンバーは
10:37この歌をライブで歌おうと決めた
10:42しかし、受け取った歌詞には
10:46一番しかなかったため
10:49松山は分断の悲しみに寄り添うように
10:53自ら二番をしたためた
10:59誰が祖国を二つに分けてしまったの
11:04イムジンガは空遠く
11:08虹よ、かかっておくれ
11:18当時の映像が残っている
11:23イムジンガは水清く
11:28とうとうと流る
11:33イムジンガはラジオでも放送されるようになり
11:39若者たちの間で人気に火がついた
11:53イムジンガは水清く
11:59当時、歌に魅了された一人
12:03ジ・アルフィーの坂崎光之介
12:08裏刈り飛び交うよう
12:12それはめちゃくちゃインパクト強くて
12:16やっぱりイムジンガ聞いた時に
12:18二番のね、誰が祖国を分けてしまったのっていう
12:22あそこのフレーズで
12:25やっぱりなんか問いかけですよね
12:27誰が分けてしまったの
12:29聞くほうの、当時まだ僕も若かったんで
12:33中学生の小僧だったんで
12:36どれを分けてしまったんだろうみたいな
12:38兄貴に聞いてみたりとか
12:41学校ではそこはなかなか触れないですよね
12:44授業とかでは
12:46文壇の悲しみを
12:48切々と歌うフォークル
12:51音楽業界が放っておくはずがなかった
12:57ビートルズ日本公演の仕掛け人であり
13:00大手レコード会社のディレクターだった
13:03高嶋裕之
13:08あ、これは絶対売れると
13:11イムジンガはその場ですぐに売れると思いました
13:15とにかくね、メロディーが綺麗ですよ
13:18綺麗な歌詞が続きながら
13:21底辺に流れる思いは
13:24なぜね、この時代に
13:26一つの国がね
13:28二つに分かれてるんだって
13:30これはもう絶対にね
13:32若者にウケるなと思いましたね
13:37こうしてフォークルはメジャーデビューが決定
13:41まず帰ってきた酔っ払いを発売
13:46その後、満を持して
13:49イムジンガはを準備した
13:51ところが
13:53思わぬことが起きる
13:57予定の前日に
13:59発売中止
14:05北朝鮮を支持する朝鮮総連から
14:09レコード会社に抗議があったからだ
14:16当時、抗議下側にいた男がいる
14:20朝鮮総連の下で音楽部長を務めていた
14:25リ・チョルウ
14:31実はイムジンガは民謡ではなく
14:35北朝鮮に作詞作曲者が存在した
14:39それが記されていないことへの抗議だった
15:06イムジンガは北朝鮮に
15:09秀されたような思い込みだった
15:12今で言えば
15:14思ったことはありますけど
15:18さらに原曲には
15:20二番も存在したことがこの時判明する
15:25そこには南の農地よりも北の方が豊かであるという
15:30政治的なメッセージが含まれていた
15:36朝鮮総連は松山の歌詞の修正も求めたという
15:46政治問題にまで発展しかねない事態
15:50レコード会社は発売中止を決定した
15:59ラジオからもイムジンガは聞こえなくなった
16:06イムジンガという曲が急遽発売中止になりました
16:12えーって感じで
16:14なんだよって思いましたけどね
16:18悔しいことは自分の中にギュッと押し込んで
16:26フォークルのメンバーたちも
16:28悔しい気持ちは同じだった
16:31すぐに自分たちの思いを込め
16:34代わりの歌を作った
16:38メロディーは加藤和彦が
16:41わずか3時間で書き上げたという
17:04悲しくてやりきれない
17:07発売中止の悔しさをそのまま表現したような歌は
17:1225万枚のヒットを記録した
17:29分断の悲しみを描いたイムジンガは
17:34逆に分断の深さを際立たせ
17:37その後長く封印されることになる
17:48このままでは
17:49イムジンガはという歌そのものが消えてしまう
17:55実はこの曲が生まれた北朝鮮では
17:58フォークルが歌う前から
18:00ほとんどの人が知らない
18:02忘れ去られた歌となっていました
18:08第二の試点は
18:10京都で在日朝鮮人の生徒たちに
18:14この曲を教えたカン・イルス
18:21そして彼は
18:23北朝鮮でのイムジンガワの演奏会にも
18:27携わることになるのです
18:31北朝鮮でもあるドラマを生んだ
18:34一人の音楽教師のアナザーストーリー
18:48松山たけしがイムジンガワを初めて聞いた
18:53京都の朝鮮学校
18:58ここでは今も
19:00イムジンガワが生徒たちの間で歌い継がれている
19:27朝鮮の伝統的なリズムも
19:30川が流れるように
19:32緩やかに流れる感じで
19:35綺麗だと思います
19:40この朝鮮学校で
19:42イムジンガワを20年近く教え続けた
19:46在日朝鮮人の生徒たち
19:49イムジンガワの生徒たちに
19:52イムジンガワを教えてもらう
19:55イムジンガワを教え続けた
19:58在日二世のカン・イルスン
20:01そこには一つの思いがあった
20:06自分と同じように日本で生まれ
20:10祖国の風景を知らない若い世代に
20:14この歌を伝え続けたい
20:18アナウトを聞いたら
20:21やっぱり古さと思うんですよね
20:23ノスタルジアになるんですよね
20:24やっぱりイムジンガワ
20:25それがそのままノスタルジアであり
20:28赤友だと思うんですよ
20:35やがてカンはこの歌を
20:38北朝鮮に届けることになる
20:46カン・イルスンの少年時代
20:49在日朝鮮人の間で
20:52北朝鮮へ渡る
20:54いわゆる帰国事業が盛んに行われていた
21:00地上の楽園と歌われた北朝鮮
21:03差別や貧困に苦しんだ
21:06在日韓国、朝鮮人やその日本人妻
21:11およそ9万人が海を渡った
21:17しかしカンの一家は
21:19祖国への思いを募らせながらも
21:21経済的な理由から
21:24日本で暮らすことを選んだ
21:29その後
21:30京都の朝鮮学校で音楽教師となったカン
21:35その頃ライブ会場で聞いたのが
21:38あの歌だった
21:51誰が祖国を
21:56開けてしまったの
22:01それは
22:03故郷を知らず
22:05苦しむ自分たちの心を映しているようだった
22:11こういう綺麗な曲を大事にしていきたいな
22:15という気持ちはありました
22:18悲しい民族だなという
22:21センチメンタルな気持ちになりました
22:30カンは生徒たちに
22:32イムジンガワを教えると決め
22:36多くの生徒たちが歌を覚えて卒業していった
22:40カンは生徒たちに
22:42イムジンガワを教えると決め
22:48そんなカンにある依頼が舞い込んだのは
22:52教師を辞め
22:54京都で音楽家として活動していた
22:571987年のことだった
23:03京都市公共楽団が
23:05交流のあった北朝鮮の2つの都市で
23:09演奏会を行うことになり
23:12その演説をカンが任されたのだ
23:19演奏会のメインはクラシックだが
23:22アンコールに
23:24イムジンガワがあった
23:32朝鮮総連の一員として
23:35抗議活動に関わった
23:37リ・チョルウ
23:39発売中止にはなったものの
23:42より多くの人に歌の魅力を知ってほしいと
23:46メロディだけのオーケストラ版を作っていたのだ
24:08このオーケストラ版を聴いたカン
24:11心が熱くなった
24:38しかしこの時
24:41カンには一つ気がかりがあった
24:47在日朝鮮人の間ではよく知られるイムジンガワだが
24:52実は北朝鮮では
24:55すでに忘れ去られた曲になっていたのだ
25:00そんな北朝鮮で
25:03イムジンガワは受け入れられるのか
25:06不安と期待が入り混じる中
25:09カンは北朝鮮に渡った
25:17当時の映像が残されている
25:201987年8月3日
25:25平壌でのコンサート本番
25:301800人の市民が駆けつけた
25:37イムジンガワの歌
25:40イムジンガワの歌
25:43イムジンガワの歌
25:46イムジンガワの歌
25:55そしてアンコール
25:57イムジンガワ
26:00イムジンガワの歌
26:04人々の反応は薄く
26:07会場は静まり返ったままだった
26:15アレアレという感じで
26:18どこの曲、どこの国という
26:21そういう不思議な顔をしていた人もいるし
26:24実際に私に質問しに来た
26:27観客の方もいらっしゃったんですね
26:32北朝鮮で知られていないことは分かっていたものの
26:36カンは表紙抜けしたような心情だったという
26:43ところが3日後
26:46日本海側の港町
26:48ウォンサンでの演奏会で
26:51カンは驚くべき光景を目にする
26:58イムジンガワの歌
27:09イムジンガワを演奏すると
27:15大勢の人が立ち上がり
27:18目に涙を浮かべたのだ
27:22初めのメロディーのフレーズが流れた時に
27:26涙を流している人がいっぱいいらっしゃいました
27:30左見ても右見ても
27:33日本から渡った方
27:36あるいは日本人住まる方
27:39そういうことだったと思います
27:42すぐ分かりました
27:47涙を見せた人の中には
27:50カンの知り合いをはじめ
27:52かつて日本で暮らし
27:54イムジンガワを聞いていた人たちがいた
28:01地上の楽園と言われた北朝鮮に
28:04帰国事業で渡った彼らの多くが
28:08船が発着するウォンサンに住んでいたのだ
28:16初めて泣いている人の方が多かったのではないでしょうかね
28:23涙でその自分の感情を表したと思うんですよ
28:27ノスタルジーなんです
28:29自分のふるさとを思い
28:31自分の育ったところを思い
28:35その人たちの気持ちが伝わってきたような
28:38そういう感情になりました
28:40涙話には聞けない
28:42そういうメロディーだったと思います
28:49イムジンガワ
28:51その曲は文壇によるもう一つの悲しみを抱える人々の心に
28:57響いたのだった
29:05北朝鮮でも再び聞かれるようになったイムジンガワ
29:11そして日本でも
29:14イムジンガワ
29:17発売中止騒動から30年以上たった2001年
29:22紅白歌合戦で歌われ大きな話題となりました
29:27歌ったのは
29:30韓国人歌手キムヨンジャ
29:36第三の試点は浮き沈みのある人生の中で
29:40イムジンガワを愛し続けた韓国の歌姫のアナザーストーリーです
29:52韓国 ソウル
29:55イムジンガワ
30:08イムジンガワを今も大切に歌う歌手キムヨンジャ
30:14この歌の持つ力を信じている
30:25どんな言葉に表せても
30:30歌に込めてる心とか歌詞だとか
30:35それは絶対勝てないな
30:38全てを代弁してくれる
30:40素晴らしい力を持てると思います
30:47どんなに波乱の人生を迎えようとも
30:51彼女はこの歌を決して手放すことはなかった
31:00キムヨンジャが日本で注目されるようになったのは
31:05ソウルオリンピックのあった1988年
31:13大会の閉会式で熱唱した歌が日本でも大ヒット
31:19これを機に日本に活動の拠点を移す
31:27多くのステージをこなしながら
31:30在日コリアンとの交流も深めたキムヨンジャ
31:34そこでイムジンガワに出会う
31:41すごい歌だなってまずはそういう印象でした
31:46愛が恋がじゃなくて
31:49その民族の別れを悲しむ
31:59キムヨンジャも少なからず
32:01分断の悲しみを胸に秘めていた
32:09朝鮮戦争後
32:11家族や親類が北と南で離れ離れになった
32:16離散家族
32:20キムヨンジャにも分断に苦しむ親戚がいた
32:27やっぱり切ないですよ
32:30なんで韓国と北朝鮮が分断されているのかな
32:36早めにやっぱり統一してほしい
32:39統一になってほしいですね
32:45キムヨンジャはハングルと日本語を混ぜた独自の歌詞で
32:51ライブを中心にイムジンガワを歌うようになる
32:58そんな時だった
33:012000年6月
33:03初めて南北首脳会談が行われ
33:10その翌年には
33:12キムヨンジャが北朝鮮の音楽祭に
33:16韓国人歌手として招待された
33:19そこで歌ったのが
33:22キムヨンジャは
33:24ハングルと日本語の歌詞でイムジンガワを歌い
33:28その歌声は
33:30テレビで北朝鮮全土にも放送されていた
33:36キムヨンジャは
33:38ハングルと日本語の歌詞でイムジンガワを歌い
33:42その歌声は
33:44テレビで北朝鮮全土にも放送されていた
33:48テレビで北朝鮮全土にも放送された
33:56そして
33:58キムヨンジャの歌うイムジンガワは
34:01故郷から引き離され北朝鮮にいた
34:04この人にも届く
34:09拉致被害者の
34:11ハスイケ・カオル
34:13日本から北朝鮮に拉致されて
34:1620年以上が過ぎていた
34:22テレビから聞こえてきたのは
34:25学生だった頃よく聞いていた
34:28イムジンガワ
34:30釘付けになった
34:46普通的になった
34:49考えずに暮らしてきたのに
34:54鳥になって
34:56故郷に帰れたらな
34:59という思いが
35:01無意識のうちに入ってきて
35:04抑えきれなくなった覚えがあります
35:08何か大きな変化があるんじゃないか
35:11ということを予感させるものでした
35:16And then, nine months after the concert in North Korea,
35:30Kim Jong-un burned down Imjinga in the Kohak Utagassen in 2001.
35:39The night of the New Year was filled with joy.
35:44And then...
35:48This year, 34 years later, it was released as a CD again.
35:55In March 2002, Imjinga, the vocal version, was discontinued.
36:03It was released as it was.
36:08In fact, Imjinga, which had been sealed for 30 years,
36:15was gradually becoming a part of the past due to the conflict between Japan and China.
36:26In October of the same year,
36:29the weather was bad for this man who had a strong desire to go to Imjinga.
36:33Kaoru Hasuike, a victim of the Lachi Incident,
36:39has been stepping on Japanese soil for the first time in 24 years.
36:46He hoped that many people would improve relations between Japan and North Korea.
36:56However...
36:57In 2004, after the second Japanese-Chinese summit,
37:03Japanese-Chinese relations deteriorated due to the nuclear development of North Korea and the launch of missiles.
37:12Kim Jong-un is having a hard time singing Imjinga.
37:18Even in the mother country, South Korea, the resistance to North Korea's songs is strong,
37:23and Kim Jong-un had no choice but to leave the concert.
37:33The position of Japan, South Korea, and North Korea...
37:40Even though the songs are so good,
37:42I feel sorry for them.
37:45I wonder why they are being hindered by their own country.
38:04In addition, her own situation is getting worse.
38:12Her husband, who was married in Japan, got divorced.
38:16And they got separated.
38:19Kim Jong-un is trying to return the base of his activities to South Korea from now on,
38:26but the times are full of K-pop.
38:29He has lost his place, and there are fewer opportunities to stand on the stage.
38:34However, Kim Jong-un did not give up.
38:47The new song of 2013 spread on SNS among young people,
38:55and the light shines again.
38:57And Kim Jong-un regains the song.
39:07Kim Jong-un sang Imjinga on a popular Korean TV show.
39:13It was a great response.
39:27Kim Jong-un's song is a song that expresses the sadness of the people.
39:36I think it's the power of the song.
39:42It's a song that expresses the sadness of the people.
39:47Until the unification...
39:51As long as I can sing, I have to do my best.
40:01Imjinga is a song that was born in North Korea and became well-known in Japan.
40:08Kim Jong-un's song is loved in South Korea.
40:20When I was in junior high school,
40:26I put the feelings of peace in the lyrics of Imjinga.
40:32Takeshi Matsuyama
40:35He still says he will never forget this song.
40:41Imjinga
40:47And 52 years ago,
40:51Lee Chol-woo, a member of the Korean Soviet Union,
40:55gave a lecture on the record sales of Imjinga.
41:06The sunset is beautiful.
41:10Looking at the sunset, the North Korean river looks like a river.
41:22Lee is over 80 years old.
41:26He wants to tell Matsuyama something.
41:30He left a message to us.
41:33Lee Chol-woo
41:36Nice to meet you.
41:39I'm Takeshi Matsuyama.
41:42My name is Lee Chol-woo.
41:45I'd like to say a few words.
41:48I've read in a book that Matsuyama translated Imjinga
41:55with his own feelings.
41:59I was very impressed by the way he translated it.
42:08He always teased me,
42:12and I was very happy that he spoke to me
42:18in a kind way.
42:24Lee Chol-woo
42:27The Korean Peninsula is getting a rainbow.
42:32Lee Chol-woo
42:36I hope the reunification of Korea will happen as soon as possible.
42:42Japanese people have such feelings.
42:47I realized this for the first time at this age.
42:52I want to say thank you.
42:56I want to thank you.
43:22Lee Chol-woo
43:27When will people be able to go to Imjinga
43:33like a bird flying freely?
43:40Imjinga
43:43That song is asking us again today.
43:47Imjinga
43:50Imjinga
43:53Imjinga
43:56Imjinga
43:59Imjinga
44:02Another Stories
44:07I'm dead.
44:09There were people who saved Japan with bold ideas.
44:13Let's play a game.
44:17Welcome to the world of the International Ceremonial Museum of the Living.
44:23In fact, all the living things were shining.
44:27A parallel world that cannot be seen by human eyes.
44:31Koyamu
44:34It's been three days since the festival,
44:37but Yukiko disappeared after the festival.
44:41I'll destroy Yukiko.
44:43I found her!
44:45Next Week
44:47On the 23rd, NHK's four commentators will determine the B-League final.
44:53Will Utsunomiya win?
44:55Or Ryukyu?
44:58Hot-blooded basketball
45:01Next Week

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