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  • 6 months ago

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00:00カズキ…本当にカズキなの?
00:06ええ。今はタナトスとも呼ばれてるけど。
00:09私…あなたが死んだと思って…
00:13あら、忘れたの?あの時言ったはずよ。
00:16大丈夫よ。私は死なないわ。いつか必ず、また会えるから。
00:22言った通りになったでしょ?
00:25カズキ!
00:30ちょっとハマね。
00:32カズキ!
00:33こんなに重たくなって。
00:35ひどいよ、カズキ。
00:55ええ。
00:56カズキ!
01:01白く膨らん。
01:03胸に、突き刺さる黒いトゲは、きあい。
01:09目をさます、とよくなのくささやいた。
01:44恋は果てない空で生きる風を受けてはただ進む
01:52僕らが選んだ未来に迷いはない昨日を脱ぎ捨てそう
02:02孝頼を奪ってくる
02:05孝頼を奪ってくる
02:07孝頼が真実
02:10What are you doing?
02:12Where did you put it?
02:15Is this a real thing?
02:16Of course, it's a real thing.
02:18I made the German Mania.
02:20I dropped it.
02:22K-TRACK.
02:25I removed it.
02:26Do you want to put it in the tank?
02:28If you want to put it in the engine,
02:30you'll be able to put it in the tank.
02:32I got it, I got it.
02:34I got it.
02:35It's your turn.
02:37What are you talking about?
02:39Well...
02:41You got it.
02:43You'll have time for now.
02:44You'll be away from now.
02:46It's very hot.
02:48Really?
02:50You're going to work hard.
02:53I don't care.
02:54I'm not a dog.
02:58Taratos大佐!
02:59What are you doing?
03:02You're going to be in the tank.
03:05If you get to know, tell me.
03:07You're going to be in the tank.
03:09This is...
03:11You'll be in the tank.
03:13First, we'll do it.
03:15You'll be in the tank.
03:17I'm not saying that.
03:18You'll be in the tank.
03:20I don't know.
03:50ジミーの嫁よ。ほら、ジミーのお蕎麦屋さんで猫メイドがいたでしょ?
03:56あの二人、同質人物?
03:58彼女は潜入捜査官よ。ジミーとの結婚も任務だったのだけど、本気になってしまったのね。
04:06この世は嘘だらけね。
04:08それが悪いことばかりだとは思わないわ。少なくとも彼女、ゾーイ・グラハムは悲願ともいえる目標に近づいた。
04:17目標?
04:17その目標を餌にして、彼女の助力を取り付けたのよ。
04:29ジェイ・ショーイ。
04:31やあ、カザミー。目覚めたのかね?
04:33なんであんたがここにいる?
04:35この船を運んできたのは私だよ。そしてオーソロから君を奪い返し、ここに運んできたのは三浜学園の学生たちだ。
04:46どうぞ。
04:47失礼します。マイク・マイヤー隊、ミス・タナトスが今後の行動について相談したいことがあるそうです。
04:55甲板までお戻りください。
04:57うん、そうか。
04:59隊員になったのか。
05:01軍医は出世が早いからね。
05:03その辺の話は、また今度ゆっくりしよう。
05:07後を頼むよ。
05:07お任せください。
05:11初めまして。合衆国中央情報局から参りました。ゾーイ・グラハムです。
05:18ラングレーの人間か。
05:20私のグラハムという名前にお心当たりは?
05:23いや、悪いが。
05:26昔、イース・オスロを追う一人のジャーナリストがいました。
05:30彼はオスロに関する原稿を書き、新聞社へと向かう途中、飛び出してきた少女を跳ねてしまった。
05:42慌てた男は少女を病院に運びますが、その少女はオスロの死兵でした。
05:47彼女は男の首にボールペンを刺して殺し、転落した車の燃料に火を放ち、多くの証拠品を消失させて逃走したのです。
06:06その少女こそあなた。そして男の名前はポール・グラハム。私の父です。
06:13俺は、あんたの父親の仇というわけか?
06:16まあ、その通りです。
06:20今俺を殺せば、この船ごと吹き飛んでしまう。もう少し待ってほしい。
06:26すべてを終わらせたら必ず戻ってくる。あんたに殺されると約束する。
06:31信じろというのですか?
06:33俺は人を殺しすぎた。いつかはこんなことになる覚悟もしていた。
06:38だが、俺にはまだやらなければいけないことがあるんだ。
06:43オスロとの決着ですか?
06:45そうだ。
06:49あなたがオスロと共に滅んでくれるのなら、これからも生まれるであろうオスロの被害者を救うことになります。
06:56それがあなたの使命であり、合衆国及び私の願いです。
07:02オスロを殺すまで、身勝手な死は私が許しません。
07:06分かった。その仕事を引き受けよう。
07:10タイ?この艦の新しいオーナーとなられるミス・タチバネです。
07:18いえ、まだ買うと決めたわけでは、潜水艦が新しい校舎となってむちゃくちゃじゃないですか。
07:24そうはおっしゃられましても、あちらをご覧ください。
07:27コミネさん!
07:303500トン級大型個人船舶。その名も、三浜学園です。
07:35困ります!
07:36船体の内入れが終われば、当艦は速やかにこの場から撤収します。
07:41お二人とも、艦内に戻って出航の準備をなさってください。
07:46あなたは戻らないのかね、ミス・タナトス。
07:49私は、もう少しここで日本を眺めています。
07:59世界ってこんなにも綺麗だったのね。
08:03姉ちゃん。
08:05体の方はもういいの?
08:07それはお互い様だろ。これから、どうするつもりだ?
08:12このまま、南の島まで逃亡かしら。
08:16太平洋のミクロネシア地域に、個人所有の島があるの。
08:20個人所有?誰の島だ?
08:23あなたの島よ、ユージ。
08:25俺の?
08:26草壁朝子が、会社からもらった金を継ぎ込んで買った島。
08:31それが彼女の死後、あなたの名義になっているわ。
08:34あの女、そんなこと、俺には一言も言わなかった。
08:39他に、何か聞きたいことは?
08:41いや、急には思いつかないな。
08:44嘘?だったら、あなたから私に何か言いたいことは?
08:50目を閉じて、足を開いて、歯を食いしばれ。
08:54いいわ。
08:55どれだけ心配したと思ってんだ、バカ姉。
09:03そうね、ごめんなさい。
09:06あのさ、なんかもう、俺、あれだ。
09:10とりあえず、泣いてもいいか。
09:12おいで、ユージ。
09:13体ばかり大きくなっても、相変わらず泣き虫なのね。
09:25ユージ、これからあなたはどうする?
09:29どうしたい?
09:31選択肢は二つよ。
09:33一つ目は、爆弾を腕ごと切り落として、一緒に島へ逃げ込むこと。
09:38あとは、私が全部なんとかするわ。
09:42私が、一生あなたを守ってあげる。
09:45もう一つは、自分の手でヒース・オスロとの決着をつける道。
09:51戦うことも勇気なら、逃げるのもまた勇気。
09:55今のあなたなら、この言葉の意味は理解できるわよね。
10:00姉ちゃん、俺、オスロのところへ行く。
10:05姉ちゃんと約束しただろう。
10:07オスロを倒すって。
10:10まあ、そう言うだろうと予想してはいたわ。
10:13でも、オスロの居場所は知っているの?
10:16それは、姉ちゃんが調べてくれよ。
10:20お姉ちゃん、お願いは?
10:22姉ちゃん、お願い。
10:24姉ちゃんじゃなくて、お姉ちゃん。
10:26おは大切よ。
10:28お姉ちゃん、お願いします。
10:31お願いでいいのよ。
10:32お姉ちゃん、お願いしますだと他人行儀になるじゃない。
10:35どうしてもっと上手に甘えられないのかしら、この子は。
10:39まったく…。
10:41だんだんイラついてきた。
10:43はい?
10:44カズキ、ちょっとこっち来い!
10:47あ、ちょ、一体何をするの?
10:49来るんだ!
10:50いや、やめなさい、ユージ。
10:52あなた、お姉ちゃんにこんなことして、タダで済むと思ってるの?
10:56絶対に許さないんだから!
11:04仕方がないわね。
11:06今回だけは、あなたの言う通りにしてあげるわ。
11:10ありがとう、姉ちゃん。
11:11いい?ユージ、お姉ちゃん以外の女の人に、あんなこと、しちゃダメなのよ?
11:19ん?
11:20ああ。
11:27あんなことって、どれのことだろう?
11:30ジーニー!
11:42ひどいよ、ジーニー!久しぶりに会ったのに!
11:46ああ、すまん。受け止めるつもりだったんだが、お前せっかくパイロットになったのに、
11:52俺のために全部捨てて、何やってんだと思ったら、逆に腹が立って、つい。
11:58ちょっと、ユージ、あんた女の子に何してんのよ!
12:01ああ、ジーニーのやることにケチつけてんじゃねえぞ、こら!
12:05え、え、なんで?
12:08とにかく、これで全員揃ったのかしら?
12:12これからどうすんの?
12:13お前たちは、この船で逃げろ。
12:16俺はオスロのところへ行ってくる。
12:18え、せっかく苦労して助け出したのに!
12:21そのことには感謝している。
12:24おかげで、俺にもまだ帰るべき場所があることがわかった。
12:29心配するな。死にに行くつもりはない。
12:32必ず帰ってくる。
12:35笑って、送り出すべきなんでしょうね。
12:39じゃあ、ご飯作って待ってるね!
12:42私は何も言わないわよ!
12:44いえば絶対引き止めちゃうし。
12:47だから…
12:48無事に帰ってこられるように、お守りをあげるわ。
12:54わあああああああ!
12:57どう?ご利益ありそうでしょう。
13:00ずるいよ!私は我慢したのに!
13:02メインヒロインの特権よね。
13:04憎たらしい!なんて憎たらしいのよさ!
13:07やっつまえ!
13:08What?
13:10Wow!
13:12That's it!
13:13It's me!
13:14It's me!
13:16I can't believe it!
13:18How can't this girl be able to be tired?
13:22Do you know where the place is?
13:24Do you know where the place is?
13:25Yes.
13:26It's about 703km.
13:28The enemy is on the ground.
13:30The Tartaros is on the ground.
13:32He is here.
13:38If you go to Oslo, you're too bad.
13:42You're too bad.
13:44J.B., you were there?
13:46Who are you thinking?
13:48I'm Asako's son.
13:50He didn't have to win.
13:53What's that?
13:54Oslo and Asako were fighting once.
13:58Oslo and Asako were there.
14:00Oslo took a step to the place.
14:02Oslo took a gun from the army.
14:04Oslo took a gun.
14:06Oslo was not a gun.
14:08He was a gun.
14:10He was a gun.
14:12He was a gun.
14:14He was a gun.
14:16He was a gun.
14:18He was a gun.
14:20He was a gun.
14:22He was the most important woman.
14:24He was killed.
14:26Oslo was killed.
14:28He was killed.
14:30I'm just going to kill him.
14:32Oslo and Asako were killed.
14:34It's only that.
14:36Oslo was killed.
14:38Asako did not happen,
14:40I'm not as scared for me.
14:42Oslo was killed.
14:44Oslo was killed.
14:46Always in a while.
14:48He was killed.
14:50Dad.
14:52It's the end of the day!
15:10How will you do this, TANATOS?
15:13I'll let you know about TANATOS system.
15:16Ah...
15:17遅くとも、数時間後には、
15:19オスロはTANATOSシステムの乗っ取りに成功するでしょうね。
15:23今、この状況から奪い返すのは難しい。
15:26なら、もう思い切って捨てちゃいましょう。
15:29捨てると言っても、一体どうやって…
15:32現在のTANATOSシステムは非常時ということもあり、
15:36太平洋上の超積力発電施設からの複電源で稼働しています。
15:41つまり、そこからのケーブルを切ってしまえばいいのよ。
15:45そういうわけで、松島みちる?
15:47え?
15:48あなたには、海底400メートルにあるケーブルを切断してもらいます。
15:52ど、どうやって?
15:54潜水服を着て、クレーンで海底に沈めます。
15:57操作は、コミネ・サチ。
15:59あなたにお願いしようかしら?
16:01あ、はい!沈めます!
16:03ちょっと!
16:04他の子たちは…
16:06そうね、爆弾探しでも押してもらおうかしら。
16:09ミリエラ、高度が低すぎだ!
16:14でも、これ以上高いと対空レーダーに引っかかっちゃうよ!
16:18オスロは俺が来ることを分かってる。
16:20今更コソコソしても、あまり意味はない。
16:23それにしても、今日は星が綺麗だ。
16:27流れ星がたくさん見える。
16:29ねぇ、ジーニー。
16:31なんだ?
16:32ジーニーは何のために戦うの?
16:36自分がしてきたことを嘘にしないためだ。
16:39人には散々偉そうなことを言っておいて、
16:42いざとなったら逃げ出すような真似はしたくない。
16:46これは、俺自身が乗り越えなければいけない壁だ。
16:50何かを変えようと思えば、自分が変わるしかない。
16:54悪にならなければ悪を倒せないのなら、俺は悪になる。
16:59それだけの話だ。
17:01ありがとう、ミリエラ。
17:04俺をここまで連れてきてくれて。
17:06もういい。あとは俺が得る。
17:09俺に任せろ。
17:10分かった。
17:12もう、何も言わない。
17:16幸運を…
17:24答えは出た?
17:26ええ。候補は二箇所。
17:28一つ目は杉並区にあるアポロン製薬の工場。
17:32ここは事実上、オスロの会社なのよ。
17:35ふむふむ。もう一箇所は?
17:37新宿にある同社の研究施設。
17:40というか、薬剤試験場ね。
17:43オスロの息のかかった、生化学兵器の実験開発をしているわ。
17:48損害という意味では、実験施設だけで十分。
17:52もう一箇所は、世界中に衝撃と恐怖をすり込むことを目的として、
17:57分かりやすくて派手な場所を選ぶんじゃないかしら。
18:01I9029は、未だ行方不明のままです。
18:05なんとかオスロより先に確保して、交渉に仕えんのかね。
18:09はぁ。そのために、9029に関する専門家として招集した人物がおります。
18:15まったく。なぜ風見の問題となると、いちいち私を呼び出す。
18:21あなたは9029の元上官です。呼び出されるのは当然でしょう。
18:26私が上官だったのは、兵衛学校での話だ。
18:30今晩は、アダム・ブラック。それとも、ケビン・フューリーとお呼びしたほうが。
18:38誰だ、貴様。なぜ私の名を。
18:41タナトスさんは何でも知っているのよ。
18:44タナトスだと。まさか。
18:47そう。オリジナルコアのタナトスです。
18:50今すぐ、アニエス・ギャレット隊員に変わりなさい。
18:59ちょっと、本当にこんなんで大丈夫なんでしょうね。
19:03ミチル様。今の私には、ミチル様がとても輝いて見えます。
19:08あ、そうかな。
19:10はい。元気出して、行ってみましょう。
19:17どうでもいいけど、ちゃっちゃしろし。
19:20薬剤試験場と、死んだわ。
19:23了解した。すぐに処理班を向かわせる。
19:26と、言いたいところだが。
19:29どこの部隊を出すんだ。
19:31こんな時のためのイチガヤだろ。
19:33しかし今は、指揮系統がはなはだ不安定で。
19:37少々時間がかかりそうだな。
19:40うん。
19:42私が指揮を取ります。
19:44ハルデラさん。
19:45いくらSARSでも、室長不在のままでは浮き足立つのも仕方のないことです。
19:51大塚本部長、私がイチガヤに戻ります。
19:54現場の指揮を任せてください。
19:56すまない、ハルデラ君。
19:59船で送ってあげることはできないのよ。
20:02どうするつもり?
20:04ミリエラ・スタンフィールド周囲のヘリに送ってもらいます。
20:07注意には逮捕状が出ています。
20:10それを保留できるのは、赤坂とラングレンにパイプを持つ私だけでしょう。
20:15私も戻ります。
20:17そう、あなたも言ってしまうのね。
20:20私には、あなたの弟が作る未来というものを見届ける義務があります。
20:25それに、旦那を残してきてしまいました。
20:29彼を死なせたくありません。
20:32後のことは、私たちにお任せください。
20:35分かったわ。
20:36私たち素人は、予定通りこのまま楽園へ逃げ込むことにします。
20:41あなたたちも、今回の件が片付いたら、弟の島に遊びにいらっしゃいな。
20:46ええ、ぜひ。
20:48見張りだってのに、呑気にタバコなんか吸ってるバカがいる。
20:57自分がどんな悪事に加担しているかなんて、考えたこともないんだろうな。
21:03そのことで、どれだけの人間が苦しんでいるのかも考えない。
21:10一刻が滅んだとしても、自分には関係ない。
21:13理由にならない言い訳ばかりが得意な、生きている価値もない人間だ。
21:17そして、それは俺も同じだ。
21:20同種の人間だからこそ、あんたを止める権利があるんだ。
21:23止める。殺す。
21:26何が正しくて、何が間違っているのかなんて、俺には分からない。
21:33それでも、俺があんたを止めなければいけないんだってことだけは分かるんだよ。
21:37オスロさん。
21:39俺も帰ってきたぞ。
22:00ヒース・オスロ。
22:02初めて、君のことを考えた夜から。
22:15君のいない部屋は、雨の中のお散歩みたいで。
22:28君のいない部屋は、雨の中のお散歩みたいで。
22:37不意に泣きたくなる。
22:42フルゴールの音色が、浮かんでは消えてゆく。
22:51出会いの日に、戻りたくて私。
22:57ドアを開けて、走り出したよ。
23:02大好きな君のこと。
23:05奪われたくはなり。
23:08だから私は、強くなる。
23:13揃わない足並みで、君を迎えに行くんだ。
23:19オレンジ色染まる空に、愛してる。
23:32次回、ブランエールの種、6。
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