動画：アメリカ製M1A2Tエイブラムス戦車が台湾に到着

台湾はアメリカからのM1A2Tエイブラムス戦車38台の初回納入を正式に受け取り、防衛能力を近代化する努力において重要なマイルストーンを迎えました。

この納入は、108台の戦車を取得するためのより大きな契約の一環であり、台湾が1994年にM60A3戦車を受け取って以来、初めての大規模な新型装甲車両の調達となります。

台湾の国防部は戦車の到着を確認し、この更新の戦略的重要性を強調しました。M1A2T型は台湾の特定の運用ニーズに合わせてカスタマイズされており、地域の緊張が高まる中で台湾の防衛戦略に調和しています。

戦車に加え、台湾はM88A2ハーキュリーズ回収車14台、M1070A1戦車輸送車16台、およびM1000トレーラー16台も取得しており、これらは今後の納入で引き渡される予定です。注目すべき点として、M88A2回収車4台はすでに新竹の陸軍訓練センターに納入されています。

台湾の国防部（ROC）は、公式チャンネルを通じて納入に関する画像や最新情報を共有し、この進展が島の軍事的即応態勢にとって重要な強化であると強調しました。

この調達は、インド太平洋地域での圧力が高まる中、台湾が防衛態勢を強化するというコミットメントを改めて示しています。

出典と画像：國防部 Ministry of National Defense, ROC (Taiwan) | X @MoNDefense