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  • 2017/12/21
外国人技能実習生として来日したベトナム人5人が、明石市の住宅で貴金属などを盗んだとして逮捕されていたことが警察への取材で分かりました。

5人は職場から逃げだして空き巣を繰り返していたとみられ、警察が捜査しています。

いずれもベトナム人で、住所不定、無職のグエン・クオック・ビエン被告(33)ら5人は、ことし2月、明石市の住宅に侵入し、貴金属やノートパソコンなどおよそ25万円分を盗んだとして先月までに逮捕され、その後、起訴されました。

警察によりますと、5人は働きながら技術を学ぶ技能実習生として、おととしから去年にかけて来日し、建設業などに携わっていましたが、ことし1月までに職場から逃げ、失踪していました。

その後、空き巣を繰り返していたとみられ、警察は、被害は45件、およそ880万円に上るとみて捜査しています。

外国人技能実習制度を巡っては実習生が失踪するケースが相次ぎ、背景には、実習先の企業が正しく賃金を支払わなかったり、違法な長時間労働をさせたりする問題もあるとみられています。

警察によりますと、調べに対して5人はいずれも「仕事がきついのに賃金が安かった。生活費が欲しかった」などと供述しているということです。

2017/12/21 14:24

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