通称「ユニバ裏」でドリフト走行、新たに15人を摘発 大阪府警

  • 7 年前
大阪市此花区のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」近くの道路をドリフト走行で暴走したとして、運転手ら5人が摘発された事件で、大阪府警は16日、道交法違反(共同危険行為)の疑いで、新たに堺市中区福田の無職男(33)ら9人を逮捕し、6人を書類送検して捜査を終えたと発表した。

 逮捕・書類送検容疑は2月18日深夜、大阪市此花区梅町の市道で約367メートルの区間をサーキット場に見立て、乗用車4台でタイヤを横滑りさせて曲がるドリフト走行などの暴走行為をしたとしている。いずれも容疑を認めているという。

 府警によると、現場はUSJの西約800メートルの工場地帯。ネット上などで「ユニバ裏」と呼ばれ、公道を暴走する「ドリフト族」らが集結、騒音などへの苦情が相次いでいた。

 府警は今年9月に暴走に関与した建設業の男らを逮捕し、捜査を進めていた。