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  • 2017/5/20
汚泥肥料の被害 全額会社賠償へ
2017年05月11日 16時24分
胎内市の肥料会社が有機肥料の原料として認められていない下水処理場の汚泥を入れて販売していた問題で、この肥料を使った農産物の認証が取り消された場合、
被害額は数億円にのぼることがわかり、会社側は全額を賠償する方針です。
この問題は胎内市の肥料製造販売会社「ニイガタオーレス」が天然の原料だけで作られる有機肥料に法律で認められていない下水処理場の汚泥を入れていたもので、
国と県は肥料取締法違反の疑いで調べています。
この肥料を使った場合、一定の品質を管理した農産物に与えられる国や県の認証が取り消されるため、値段を下げて一般の農産物として販売されることになります。
県によりますと、認証の取り消しは去年生産されたコメの作付面積でおよそ1800ヘクタール分が想定され、値段を下げることでの被害額は数億円にのぼるということです。
会社側は全額を賠償する方針です。
米山知事は11日の定例会見で「ニイガタオーレスは関連会社の協力を得て賠償額を十分確保しているようだ。期せずして肥料を使ってしまった農家が不利益を
被らないよう見守っていきたい」と述べました。
ニイガタオーレスは「損害の補償は販売先と協議をしながら進める方針でご迷惑をおかけした方々に真摯に対応していきたい。販売先や農家の方々に多大なる
ご迷惑をおかけし、改めて心よりおわびします」とコメントしています。

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