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  • 10 年前
無登録貸し付け 利益は8億か

無登録で、山形県などの会社に2000万円余りを貸し付けていたとして、東京の会社経営者の44歳の男ら9人が警察に逮捕されました。
男らは、全国各地の企業にカネを貸し付けていて、警察は、違法な利益は4年間に8億円余りに上るとみて詳しく調べています。
逮捕されたのは、東京・新宿区にある会社「セオリー」の経営者藤本祐樹容疑者(44)ら9人です。
警察によりますと、藤本容疑者らは貸金業の登録がないのに去年6月までの1年間に、山形県の衣料品販売会社や東京の不動産会社など3社に最大で法定利息の122倍で合わせて2000万円を貸し付けたとして
貸金業法違反の疑いが持たれています。
警察の調べによりますと、藤本容疑者らは全国各地の企業の名簿をもとに「すぐに融資できる」などともちかけ、返済期限を4日から5日程度に設定し、返済できない場合は改めてカネを貸して返済させていたということです。
警察は容疑を認めているかどうかを明らかにしていません。
藤本容疑者らは平成23年から去年までの4年間に、全国各地ののべおよそ260社に、およそ28億円を貸し付けていたということで、警察は、違法な利益は8億円余りに上るとみて詳しく調べています。
2016年01月25日 20時36分

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