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  • 10 年前
2015.9.6 BS日テレ NNNドキュメント15 制作=札幌テレビ放送

70年前の8月、終戦を迎えてもなお樺太や北方四島では砲弾が飛び交い、住民らが戦火の中を逃げ惑っていた。旧ソ連が突然、軍事侵攻してきたためだ。そして8月20日、樺太の旧真岡町の郵便局では電話交換手をしていた9人の若き女性たちが青酸カリを飲み込み集団自決するという悲劇が起きた。「北のひめゆり事件」だ。 当時、豊原郵便局に務めていた栗田八千子さん(88)はその日、真岡郵便局から1本の電話を受けた。「これが最後です。さようなら。」元同僚の女性は9人の気持ちをこう代弁する-ソ連兵から辱めを受けた果てに殺害されたくはない-。日本人女性としての修身、通信という重要な任務を担う仕事への誇り。最期の声を聞いた栗田さんの、70年目の慰霊の旅を辿りながら、女性たちが集団自決に至った、その意味を問う。

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