さいたま市浦和区の市立常盤小学校で家庭科の調理実習授業中、児童が洗剤を食用油と間違えて使用し、作った料理を食べていたことが６月１６日、分かった。児童に健康被害は出ていないという。調理実習の３日前、家庭科の主任教諭が各テーブルに洗剤を入れたポンプ式の容器を準備。５月１２日、家庭科の調理実習を担当した女性教諭が食用油と勘違いし、児童に使うよう指導したという。野菜いためやスクランブルエッグを調理し、フライパンを洗う際の泡を見て誤使用に気づいたが、児童１１人が味見をしていた。市教育委は「内容物がわかるようにするとともに教員の連絡を密にすることを徹底してゆく」としている。

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