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  • 11 年前
この作品の当時、コケージャンだけの街でコケージャンだけの普通の人びとがいて……という批判がありました。私たちは普通の人びとではないのか……という我が国だけに生ずる、「彼等(描かれる)は普通の人びとではない」という思潮でした。私はどうだったでしょう?。それに引き摺られていたか、それともどうでもよかったか……。率直に私はそれらを冷ややかに観ている眼があった、心があったとおもいます。そして歳月が経れば経るほど、ここに描かれる人びと、頃日訪れる痼りとか、そのどうしようもできない痼りに苦悩しつづける、ことばにならないくらしに、そして結果は出ないこれからに、私も含めて観想を持ち得なくなる。普通の人びとに秋がくる、そして冬がくる。これだけがはっきり分かるだけです。

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