20140711がれき受け入れに宮古市長感謝 石川

  • 10 年前
震災で発生した岩手県宮古市のがれきを受け入れた金沢市を、11日宮古市長が訪問し、「おかげで全てのがれきの処理が終わり、復興のスタートラインに立てました」と感謝の言葉を述べました。
金沢市は、東日本大震災で出た岩手県宮古市の漁業用の網などのがれきを受け入れ、去年10月までに約2000トンを金沢市戸室新保の埋め立て場で処理しました。
この協力に対する感謝を伝えるため、岩手県宮古市の山本正徳市長が、11日金沢市役所を訪れ、山野之義市長を表敬しました。
この中で山本市長は「おかげで、今年3月に全てのがれきの処理を終えることができました」と感謝の言葉を述べました。
その上で、「やっと、復興のスタートラインに立てたので、高台への移転と町並みの再生の両方を考えた町作りに取り組みたい」などと今後の意気込みを語りました。
これに対し山野市長は「これを機会に色々な連携をとって、良いおつきあいをしていきたい」と述べました。
東日本大震災で特に被害が大きかった東北3県のうち、岩手県と宮城県では今年3月にがれきの処理が終わりましたが、福島県では放射性物質への懸念から処理が進んでいません。
表敬後、岩手県宮古市の山本市長は「今後に生かすため、金沢市の町作りについても勉強して帰りたい」と話していました。

07月11日 14時18分

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