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  • 11 年前
関西電力・高浜原子力発電所で、事故が起きたという想定で原発から半径30キロの範囲を対象に、住民の避難などを実施する県の防災訓練が、今年8月、初めて実施されることになりました。
これは、県議会の代表質問で西川知事が明らかにしたものです。
それによりますと、県は今年8月31日、高浜町にある関西電力・高浜原発で事故が起きたという想定で、原発から半径30キロの範囲を対象に、住民の避難などを伴う訓練を実施するということです。
東京電力・福島第一原発事故を教訓に、実際に住民が参加する防災訓練を、原発から30キロの範囲で行うのは、県内では初めてです。
対象となる地域には高浜町、おおい町、小浜市の全域、若狭町の一部に住む、約5万5000人が含まれ、県は、自衛隊や海上保安庁とも協力し、訓練を行う計画です。
一方、隣接する京都府には高浜原発から半径30キロの範囲に県内の2倍余りの約12万8000人が住んでいることから、今後、県は京都府との連携も検討したいとしています。
高浜原発3・4号機をめぐっては現在、国の原子力規制委員会が再稼働の前提となる安全審査を行っており、鹿児島県にある川内原発に次いで2番目に審査が進む見通しです。

06月20日 19時00分

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