プレイヤーにスキップメインコンテンツにスキップフッターにスキップ
  • 11 年前
川内原発で、運転再開の前提となる安全審査が優先的に進められるなか、県庁前では全国から市民が集まり、再稼働に反対する集会が開かれました。
薩摩川内市の川内原発をめぐっては、現在、優先的に進められている、国の安全審査に合格した場合、伊藤知事は再稼働について、県議会などの意見も踏まえながら総合的に判断するとしています。
こうしたなか、13日、県庁前では県内や東京、それに福島などからおよそ700人の市民が参加して、再稼働に反対する集会が開かれました。
参加者は、「再稼働反対」と書かれた横断幕を掲げ、県議会に慎重な議論を行うよう訴えていました。
参加した薩摩川内市の男性(65)は、川内原発から30キロ圏内の福祉施設に家族が入所しているものの、避難計画がまだできていないということで、「どうやって避難するのかまったく決まっていない。こんな状態で再稼働の判断は絶対にしてもらいたくない」と話していました。
東京から家族と参加した女性(39)は、「全国の原発が停止しているなかで十分生活できているのに、電力会社の利益だけで再稼働を行い、私たちの生活を脅かすことはやめてほしい」と話していました。

06月13日 12時30分

お勧め