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  • 2014/2/18
大熊町に元の校舎があり、原発事故の影響で避難先で授業を受けている、双葉翔陽高校の生徒たちが、大熊町の仮役場を訪れ、自分たちで考えた子どもたちの室内遊び場を、町の職員に提案しました。
会津若松市にある大熊町の仮役場を訪れたのは、双葉翔陽高校の3年生3人です。
生徒たちは、去年から授業の一環で、将来、町に帰れるようになったことを想定し、子どもたちが放射能を気にせずに遊べる室内遊び場の設計図作りに取り組んできました。
生徒たちは、町の幹部職員たち20人を前に、自然に近い形での室内遊び場として、低木を植えて作る迷路や、水遊びや川下りができるウォーターランドなど、3つの設計図を提案しました。
説明を聞いた武内敏英教育長は、「町に戻った時にはこれをもとに室内遊び場を作ろうという希望がわいてきました」と話していました。
大熊町出身の3年生の池田健一郎さんは「自分たちは小さい頃から自然の中で走り回ってきたけど今の子どもたちは地元の自然で遊べないので、こういった遊び場で遊んでほしいと思い設計しました。建築関係の学校に進学するので、将来は町に戻って家を設計するなどして復興の役に立ちたいです」と話しています。

02月18日 21時43分

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