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  • 12 年前
県内の除染支援拡充を要望
宮城県の村井知事は13日、環境省を訪れて東京電力福島第一原発事故の影響で放射線量が高い県内の地域の除染について国の支援を拡充するよう求めました。
宮城県の村井知事は13日、東京・霞が関の環境省を訪れ、井上環境副大臣と会談しました。
この中で村井知事は、原発事故の影響で宮城県内では福島県よりも放射線量が高い地域があるにも関わらず、住宅の庭の表土を除去するなど福島県では国の支援の対象となっている除染に対して支援が受けられないと現状を訴えました。その上で村井知事は、福島県と同じ手法で除染する費用について宮城県でも国の補助の対象とするよう求めました。
井上副大臣は、「柔軟に制度を運用するなど工夫できないか考えさせてもらいたい」と述べました。会談のあと村井知事は記者団に対し、「問題意識は共有できたと思う。除染を県境で差をつけるのではなく、放射線量で差をつけてほしい」と述べました。

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