原発事故の影響で試験的な漁を続けている福島県の漁業の現状について理解を深めてもらおうと、13日、相馬市で首都圏の消費者を招いた視察ツアーが行われました。このツアーは、福島県の水産物に対する不安を払拭しようと、県が定期的に行っているもので、13日は首都圏から主婦や大学生など、25人が相馬市の松川浦漁港を訪れました。
一行は、試験的な漁で必ず実施している、放射性物質の検査の様子を視察しました。
担当者は、放射線量が国の基準を超える魚介類は次第に減り、現在は対象の1%程度にとどまっていることや、現在、出荷されている魚介類は、一定期間、基準を大幅に下回り続けている31種類の魚介類に限定していることなどについて説明していました。
これに先だって、参加者たちには、地元で水揚げされた魚介類を使った昼食が振る舞われ、タコの刺身やカレイのからあげなどを味わっていました。
説明にあたった漁業者の男性は、「検査に十分に時間をかけて安全なものだけを出荷していることを一人でも多くの消費者に伝えてほしい」と呼びかけていました。
東京都から訪れた43歳の女性は、「検査の仕組みがわかりすごく安心できました。東京に戻って知人や友人に伝えたい」と話していました。
02月13日 20時07分
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