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  • 12 年前
相馬で復興施設見学バスツアー

相馬市で、東日本大震災の後に完成した防災備蓄倉庫などの公共施設について地元の住民たちに説明する、視察ツアーが始まりました。これは、相馬市が住民たちに、公共施設の災害への備えを知ってもらい非常時に活用してもらおうと、初めて企画しました。
ツアーには、応募した相馬市民、20人が参加して、沿岸部などに整備された新しい公共施設をバスで巡りました。
このうち震災後に完成した防災備蓄倉庫では、市の担当者が食料や毛布など、およそ1万人が3日間過ごすための物資が常に確保されていることを説明しました。
また、津波で流された公民館の代わりに、海抜およそ20メートルの高台に新しく再建されたコミュニティーセンターでは、布団などが用意されていて、非常時には宿泊ができるほか自家発電機も備えられていることが説明されました。参加した人たちは、市の担当者に質問するなどして詳しく説明を聞いていました。
参加した相馬市の60代の男性は、「いろんな人たちの協力で順調に施設の整備が進んでうれしく思います。災害時に住民が戸惑わないような防災設備があれば心強いです」と話していました。
このツアーは、今後も月に2回、継続して行われる予定です。
02月12日 13時51分
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