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  • 12 年前
ヤンバルクイナ事故相次ぐ
沖縄本島北部では国の天然記念物ヤンバルクイナが被害にあう交通事故が、去年1年間に35件起き、過去3番目に多くなりました。
ことしに入っても先月(1月)2件起きていることから環境省は、生息地では車のスピードを落とすよう呼びかけています。
環境省那覇自然環境事務所によりますと本島北部でヤンバルクイナが被害にあった交通事故は去年1年間に35件起きました。
過去最悪となったおととしの47件に比べ12件減りましたが、それでも過去3番目に多くなりました。
また35件の事故のうち、5羽は保護されて手当を受け再び自然にかえされたものの30羽が死んだということです。
事故は、いずれも国頭村で起き東海岸を縦断する県道70号線が最も多くなっています。
また事故の7割は繁殖時期を迎える3月から7月までの4か月間に起きています。
ただ、このほかの期間も事故は起きていてことしに入っても先月2件起き、ヤンバルクイナ2羽が死んでいます。
環境省やんばる自然保護官事務所の山本以智人自然保護官は「生息地では車のスピードを落として走行し注意をしてほしい。また事故に遭ったヤンバルクイナを発見した場合は速やかに保護するため関係機関へ連絡をしてほしい」と話しています。
02月02日 15時39分
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