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  • 2014/1/31
玄海原子力発電所の事故に備えて、原発30キロ圏内に市内のほぼ全域が入る唐津市が策定した住民の避難計画をめぐり、原発に反対している市民団体が避難が難しい人の実態の把握や避難の受け入れ先となる自治体との協議の状況などについて尋ねる質問書を提出しました。
質問書を提出したのは玄海原発の運転差し止めを求めて佐賀地方裁判所に訴えを起こしている市民団体「原発なくそう!九州玄海訴訟」です。
メンバーおよそ20人が唐津市役所を訪れ担当者に質問書を手渡しました。
質問書の中で、市民団体は、玄海原発の事故に備えて唐津市が策定した住民の避難計画をめぐり、自家用車での避難が原則となるなか避難が難しい人の実態の把握が進んでいるのかや避難の受け入れ先となる佐賀市や鳥栖市など12の市と町との間で具体的な協議が進んでいるのかなどをたずねています。
市民団体は2週間以内に文書で回答するよう求め、唐津市の担当者は「内容を検討して回答したい」としました。
玄海原発をめぐっては国の安全審査が進むなか原発事故に備える防災対策をめぐり市民団体が各地の自治体に対して対策の実効性をただす動きが相次いでいます。

01月30日 20時41分

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