プレイヤーにスキップメインコンテンツにスキップ
  • 12 年前
県内初の子育て支援住宅整備へ

福島市は、県外に自主避難している子育て世代を対象にした支援用住宅を、県内で初めて、整備することを決めました。
福島市は、去年、2回にわたって、福島市から県外へ自主避難している18歳以下の子どもがいる子育て世代、およそ1600世帯を対象にアンケート調査を実施しました。
その結果、少なくとも50世帯以上が、放射線量の低い地域であれば、福島市内に戻って居住することを、希望していることが明らかになりました。
このため福島市は、市内でも比較的、放射線量の低い町庭坂地区に子育て世代を対象にした支援用住宅を整備することを決めました。こうした取り組みは、県内で初めてです。
市は、現在、土地の取得に向けた交渉を進めていて、今年度中に、20世帯分、およそ1500平方メートルの土地を取得することにしています。
土地の取得費用は、全額、福島市が負担し、建物の建設費用は、3分の2を国が、3分の1を市が負担する計画で、3DKの間取りを中心とした集合住宅型の建物を建設する予定です。
福島市では、自主避難している世帯が、少しでも戻りやすい環境を整えることが喫緊の課題となっていて、市の担当者は、「年内にも建設が始められるよう準備し、来年の春までに希望する世帯が入居できるようにしたい」と話しています。
01月23日 10時11分
最初にコメントしましょう
コメントを追加

お勧め