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  • 12 年前
国産小麦の消費を うどんやラーメンでPR
自給率が10%前後にとどまっている国産の小麦の消費拡大につなげようと、小麦を使ったうどんやラーメンをPRする催しが東京都内で開かれています。
この催しは、国産小麦の生産や消費の拡大に取り組んでいる団体が初めて開きました。
東京都内のホテルには、北海道や九州など全国各地から12のうどんやラーメン店が集まり、国産の小麦を使ったことを全面に打ち出したメニューを提供しています。このうち福岡県でラーメン専用に栽培されている「ラー麦」と呼ばれる小麦を使った麺は、コシが強くのびにくいのが特徴です。
また、北海道産の「ゆめちから」と呼ばれる粘りの強い小麦で作ったラーメンも、訪れた人たちの人気を集めていました。
子どもと一緒に訪れた母親は「安心・安全を考えると、子どもにはできるだけ国産の小麦を食べさせたい」と話していました。
主催した団体によりますと、雨が多い日本では小麦が栽培しにくいうえ、これまで国が技術開発に力を入れてこなかったため、外国産と比べて色が黒ずんでいたり、粘りが弱かったりして低い評価を受けていましたが、このところ新たな品種が相次いで開発され、見直され始めているということです。この催しは、東京・港区の「東京プリンスホテル」で、22日午後3時まで行われます。
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