20140117大戦後、フィリピンで30年間潜伏していた小野田 寛郎さん死去 福島

  • 10 年前
2014/01/17

終戦を知らされずにフィリピンで30年間潜伏生活を続け、帰国後は、福島・塙町(はな­わまち)で自然塾を開いていた小野田 寛郎(ひろお)さんが亡くなった。91歳だった。
小野田さんが塙町に開いた「小野田自然塾」は、子どもたちにキャンプなどを体験しても­らうもので、全国から希望者が集まった。
1992年当時、小野田さんは「子どもたちが自主性を出せるように、自ら進んでやれる­ようにというのが狙いなんです」と話していた。
陸軍少尉だった小野田さんは、終戦を知らされないまま、フィリピンのジャングルで、3­0年にわたり、潜伏生活を続けた。
関係者によると、小野田さんは、東京都内の病院に入院していたが、16日午後、肺炎の­ため、91歳で亡くなった。

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