修学旅行復活へ初セミナー 福島
原発事故のあと福島県を訪れる修学旅行などが大きく減っていることから、福島県は首都圏の学校関係者などを対象にセミナーを開き、豊かな自然や歴史に加え震災と原発事故の現実を学べるという福島の良さをアピールしました。
17日、東京で初めて開かれたセミナーには学校や旅行会社の関係者などおよそ100人が参加しました。
はじめに東京や千葉の学校関係者が原発事故のあと取りやめていた福島での林間学校などを再開したいきさつを説明し、保護者の理解を得るためにホテルの中ま で放射線量を測るなど苦労があることを指摘した一方で、鶴ヶ城など会津藩の史跡が多く残り、歴史を深く学べることを高く評価したと説明しました。
このあと震災を学ぶ一例として、語り部として活動する新地町の村上美保子さんが津波で家族を失い、原発事故のため漁に出られなくなった漁師たちの思いを題材にした紙芝居を披露しました。
修学旅行や林間学校で福島県を訪れる児童生徒は、震災前は年間70万人以上いましたが昨年度はおよそ24万人で、今年度も震災前を大きく下回る見通しだということです。
県の担当者は「福島を訪れる児童生徒は回復傾向にあるがまだ厳しい状況にある。放射線量の正確な情報を発信するとともに語り部の活動などを紹介していきたい」と話していました。
01月18日 12時31分
原発事故のあと福島県を訪れる修学旅行などが大きく減っていることから、福島県は首都圏の学校関係者などを対象にセミナーを開き、豊かな自然や歴史に加え震災と原発事故の現実を学べるという福島の良さをアピールしました。
17日、東京で初めて開かれたセミナーには学校や旅行会社の関係者などおよそ100人が参加しました。
はじめに東京や千葉の学校関係者が原発事故のあと取りやめていた福島での林間学校などを再開したいきさつを説明し、保護者の理解を得るためにホテルの中ま で放射線量を測るなど苦労があることを指摘した一方で、鶴ヶ城など会津藩の史跡が多く残り、歴史を深く学べることを高く評価したと説明しました。
このあと震災を学ぶ一例として、語り部として活動する新地町の村上美保子さんが津波で家族を失い、原発事故のため漁に出られなくなった漁師たちの思いを題材にした紙芝居を披露しました。
修学旅行や林間学校で福島県を訪れる児童生徒は、震災前は年間70万人以上いましたが昨年度はおよそ24万人で、今年度も震災前を大きく下回る見通しだということです。
県の担当者は「福島を訪れる児童生徒は回復傾向にあるがまだ厳しい状況にある。放射線量の正確な情報を発信するとともに語り部の活動などを紹介していきたい」と話していました。
01月18日 12時31分
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