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  • 2014/1/17
福島・いわき沖の試験操業で、ヤリイカが水揚げされた。
漁獲量も安定し、福島第1原発事故後、初めて関東に出荷された、いわき沖の魚介類は、­どんな評価を受けたのか。
夜明け前の16日午前5時、茨城・水戸市の市場は、この時間から活気づいていた。
原発事故後、初めて県外に出荷されたのは、いわき沖で水揚げされたアジとヤリイカ。
取引は、卸売業者と仲買人が交渉して、値段を決める方法で行われた。
仲買人は「いろいろ、テスト(検査)クリアして来ているわけだから、安心して消費され­ればいいと思う」と話した。
いわき産の魚介類は、すぐに完売したが、ヤリイカは、震災前よりやや低い、1kg = 300円ほどで取引された。
常洋水産鮮魚部の秋山直道さんは「一般の魚屋さんとか、小売店には、そんなに抵抗がな­い。普通通り売れていく。ただ、量販店さんと魚屋さんと、いろいろ引き合いがあって、­値段が競争されて、上がっていくので、競争率がないんですよね」と話した。
いわき沖の試験操業で水揚げされた魚介類は、対象の魚種が拡大されれば、2014年度­中に、東京へ出荷することも予定されている。

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