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  • 12 年前
去年1月、救急車で運ばれていた男性が、25の病院に受け入れを断られ、死亡したことを受けて、埼玉県は、県内のすべての救急車に配備を進めているタブレット端末に、受け入れ可能な病院がリアルタイムで把握できる機能を新たに加え、患者を速やかに搬送できる態勢を強化することになりました。

去年1月、救急車で運ばれていた埼玉県久喜市の男性が、25の病院から受け入れを断られ、死亡したことを受けて、埼玉県は、救急隊員が患者を搬送中に受け入れ先の病院を検索できるタブレット端末を、県内の250台の救急車すべてに配備する計画です。
すでに6割の救急車に配備され、運用が始まっていますが、埼玉県はことし4月からさらに機能を充実させることになりました。
具体的には、これまで1日2回しか更新されなかった、患者の受け入れが可能な病院の情報が、リアルタイムで把握できるようになります。
また、患者の病歴や症状などに合わせてすぐに対応できる病院を検索する機能も加えられます。
埼玉県医療整備課の小野寺亘課長は「タブレット端末を活用し、少しでも早く患者を病院に搬送し、多くの命を救っていきたい」と話しています。
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