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  • 12 年前
自民は舛添氏「支持」で調整、民主も相乗りか

 東京都知事選、8日までに主な候補だけで3人が出馬表明していますが、去就が注目される舛添元厚生労働大臣も8日に事実上の出馬表明を行いました。自民党は舛添氏を「支持」する方向で最終調整を行っています。

 「本格的な検討に入った状況です」(舛添要一元厚生労働大臣)

 8日午前、こう語った舛添氏。事実上の出馬表明です。

 「基本的には無所属で出ることになると思います」(舛添要一元厚生労働大臣)

 都民からの広い支持を得るため、無所属で出馬する考えを示しました。

 一方、自民党は「他に有力な候補者を探すのは難しい」として舛添氏支持の方向で調整を進めていますが、8日夕方に東京都連が開いた会合では結論は先送りされました。

 「都議会の方が巷間言われている方に接触することになる」
Q.巷間言われている方とは?
 「舛添さんです」(自民党東京都連 石原伸晃会長)

 舛添氏を支持するうえでネックとなってるのが、この出来事です。

 「我が党(自民党)の執行部に危機感が足りない」(舛添要一元厚生労働大臣 ’10年4月)

 当時の谷垣総裁ら幹部を批判し、離党を表明したことで、自民党は舛添氏を除名処分としました。党内では「けじめ」を求める声は今もくすぶっています。こうした経緯から都議団の中にも舛添氏への警戒感は根強く、9日に都議団の幹部が舛添氏と面会したうえで対応を決めることになりました。

 一方、民主党は舛添氏について「条件をクリアしており、応援するのはおかしくない」という考えで一致しましたが、最終的な決定には至りませんでした。

 「都政を都民の側に取り戻す」(前日弁連会長 宇都宮健児氏)

 東京都知事選には宇都宮・田母神両氏がすでに出馬表明していますが、8日はドクター・中松氏が出馬会見を行いました。

 「東京を超発想力で生き返らせます」(ドクター・中松氏)

 また、山口節生氏、吉田重信氏の2人も立候補を表明しました。

 23日の告示に向け、候補者調整もいよいよ本格化し始めました。(08日23:07)

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