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  • 12 年前
原発事故から2年半ぶりに去年、試験的な漁が始まったいわき市沿岸部の漁港で、新年恒例の出初め式が行われ、本格的な漁の再開を祈願しました。
2日朝、いわき市の四倉漁港で行われた出初め式には、およそ10人の漁業者が集まり、係留しているそれぞれの船に乗り込んで、船首や船尾などに塩やお神酒などをささげました。
震災前の出初め式では、海の安全と豊漁を祈って大漁旗で飾った漁船を沖合に出していましたが、原発事故で本格的な漁が再開できていないなどとして、ことしも係留した状態での式となりました。
このあと集まった漁業者たちは漁港から近い神社に場所を移して神事を行い、漁の安全と本格的な漁の再開を祈願しました。
いわき市漁協四倉支所長の鈴木三則さんは、「今年は、試験的な漁で捕ることができる魚種が増えていくと思うので、本格的な操業に向けて頑張っていきたい」と話していました。

01月02日 12時33分
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