食品大手の「マルハニチロホールディングス」の子会社が生産したピザなどの冷凍食品から農薬の一種が検出され、商品の自主回収を始めた問題で、商品を生産する工場では、この農薬を使う工程がなく、敷地内からも見つかっていないことから、会社では、警察とも連絡を取りながら原因の究明を急ぐことにしています。
この問題は、「マルハニチロホールディングス」の子会社で冷凍食品を生産する「アクリフーズ」の群馬工場で、ミックスピザやコロッケなどの冷凍食品から農薬が検出されたものです。
会社では、商品の裏面に「製造者アクリフーズ群馬工場」と記載されているものなど90品目の冷凍食品を対象に商品の自主回収を行っています。
商品から検出された農薬は、殺虫剤などとして使われる「マラチオン」という農薬で、会社側のこれまでの調査によりますと、群馬工場では生産などすべての工程でこの農薬を使うことはなく、工場の敷地内からもこの農薬は見つかっていないということです。
一方、商品に共通する原料の小麦粉は、国内の製粉会社から仕入れる際、「残留農薬証明書」が添付されたものを使っているということです。
このため会社では、生産の過程で誤って農薬が混入する可能性は低いとしています。
会社では、群馬工場での生産や出荷を停止するとともに警察とも連絡を取りながら原因の究明を急ぐことにしています。
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