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  • 12 年前
“聖域”のはずが…TPP「5品目も検討」に怒りの声

「私どもは、重要5品目は必ず守る。そのことは断言致します」。TPP=環太平洋経済連携協定の交渉を巡って、先週、このように述べた自民党の石破幹事長。しかし、自民党が「聖域」とする農産品5品目について、西川TPP対策委員長は、関税を撤廃できるものがあるかどうか自民党内で早急に検討する考えを示しました。

 自民党・西川TPP対策委員長:「(Q.重要5品目の切り崩しも視野に?)(重要5品目から)抜けるか抜けないかの検討はさせてもらわなければなりません」
 西川委員長が打ち上げた発言について、石破幹事長は、自民党の公約を変更するものではないと強調しました。
 自民党・石破幹事長:「『例外なき関税撤廃ということはやらない』という我が党の公約に何ら触れるものではない」
 一方、生産者からは怒りの声が上がっています。
 小麦・テンサイ農家:「最初の話と違って、全然無責任で、もう少し責任持ってやってほしい」
 米農家:「交渉中に関税撤廃の検討に入るなんて、そんなばかげたことを言い出すなんて、とても信じられません」
 また、JA全中=全国農業協同組合中央会は、「西川委員長の発言の真意について、政府、自民党に確認したい」とコメントしました。

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