病死、火葬後に本人が現れ別人と判明
  • 15 年前
 病死で見つかった男性の遺体を、福岡県警が身元を間違って別の家族に引き渡していたことが、火葬をした後にわかりました。

 今月17日、福岡県大牟田市の駅前で、高齢の男性が病死しているのが発見されました。男性の持ち物と見られるリュックに入っていた預金通帳から、大牟田警察署では名義人の男性と見て、男性のいとこに顔写真を見せました。

 そして、いとこが「8年前に会った。間違いない」と話したため、名義人の男性と判断し、遺体を引き渡したということです。

 ところが、遺体を火葬した数時間後に、男性の兄弟らが、死亡したはずの男性が歩いているのを見つけ、遺体が別人だったことがわかりました。

 大牟田警察署は、「指紋などで最終確認すべきだった」と話しています。福岡県警は、今年8月にも女性の遺体を取り違えていて、身元確認の徹底を指導したばかりでした。(23日11:39)