入院中の5歳長男に暴行、母親逮捕

  • 16 年前
入院中の5歳の長男に対し、殴る蹴るの暴行を繰り返したとして、京都府宇治市に住む30歳の母親が逮捕されました。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、宇治市に住む看護学校1年の母親(30)です。

 調べによりますと、この母親は今年2月から3月にかけて、大阪府高槻市内の病院に入院していた当時5歳の長男に、殴る蹴るの暴行を加え、顔などに全治1週間のけがを負わせた疑いです。

 児童相談所では虐待の疑いが強いとして、府内の施設に長男を保護した上、今年5月に警察に告発していました。

 「(長男を)見た時点でもう虐待があると思った」(京都府健康福祉部・松村淳子家庭支援課長)

 調べに対し母親は、「しつけのつもりで殴ったり蹴ったりした」と供述しているということですが、警察は長男が熱湯を無理やり飲まされるなど、日常的に虐待を受けていたと見て調べています。