イミテイション・ゴールド ・山口百恵 1977年収録

  • 7 年前
イミテイション・ゴールド ・山口百恵
作詞:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 1977年

シャワーのあとの 髪のしずくを
乾いたタオルで ふきとりながら
彼が窓辺で 話しかけるわ
流れる雲さえ 季節の色だと
私は軽いめまいを感じ
マニキュアの指 かざしてみるの
ア・ア・ア イミテイション・ゴールド
ア・ア・ア やけた素肌が
ア・ア・ア イミテイション・ゴールド
若いとおもう 今年のひとよ
声がちがう 年がちがう
夢がちがう ほくろがちがう ごめんね
去年のひとと またくらべている

西陽の強い 部屋の片隅
彼が冷蔵庫 バタンと閉じる
パックのままの牛乳かかえ
身軽な動作で 運んでくれるわ
ア・ア・ア イミテイション・ゴールド
ア・ア・ア 命そのまま
ア・ア・ア イミテイション・ゴールド
飲み干したけど 今年のひとよ
くせがちがう 汗がちがう
愛がちがう きき腕ちがう ごめんね
去年のひとに まだしばられてる

ア・ア・ア イミテイション・ゴールド
ア・ア・ア そのやさしさで
ア・ア・ア イミテイション・ゴールド
まっててほしい 今年のひとよ
陽が当れば 影がちがう
色がちがう 光がかわる ごめんね
去年のひとを 忘れるその日を