ロケット花火が手元で爆発！

危険な花火遊びによる事故がまた発生した。台湾・新北市に住む少年（１７）は３月１６日、友人３人と公園で釣りやバーベキューを楽しんでいた。そんな中、少年がロケット花火の竹ひごを折り、ケーシング（筒状部分）を持って導火線に火をつけたところ、なんと花火が手元で爆発。親に知られて叱られるのを恐れた友人たちは、「友達が爆発物の被害に遭った」という理由で、通行人に１１０番通報を頼んだ。しかし、駆け付けた警察によって、実は危険な花火遊びによる事故だったことが判明。少年は、右手のひらのやけどがひどく、中指と薬指の骨が見えるほどで、すぐに病院へ搬送された。命に別状はないものの、後遺症が残るかどうかについてはまだわからないという。少年たちは当初、「花火に竹ひごがなく、やむを得ずケーシングを手で持った」としていたが、後になって「花火を手に持ったら、突然爆発した」と話すなど、その証言は二転三転。警察は事故の真相を究明するため、近く少年たちの親を呼び、事情を聞く予定だ。現地の新北市消防局は、「ロケット花火にも殺傷能力があり、しかも火災の原因になりやすいので、遊ぶ時には十分注意してほしい」と呼びかけている。

http://www.appledaily.com.tw/animation/archive/index/20140317/35705493/Today

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