小泉被告の死刑確定へ 元厚生次官連続殺傷事件 2014/6/13

  • 10 年前
元厚生次官襲撃の小泉毅被告、死刑確定へ
2014年06月13日 18時24分
2008年に起きた元厚生次官宅連続襲撃事件の上告審で、最高裁第2小法廷は13日、2人を殺害し、1人に重傷を負わせて殺人罪などに問われ、
1、2審で死刑判決を受けた
無職小泉毅被告(52)の上告を棄却する判決を言い渡した。
死刑が確定する。山本庸幸(つねゆき)裁判長は「殺害対象の元厚生次官を選び出して入念に計画を練った犯行。社会に与えた衝撃も大きく、
死刑はやむを得ない」と指摘した。
小泉被告は08年11月、行政への不満などから旧厚生省の元官僚の殺害を計画。
さいたま市内で元次官の山口剛彦さん(当時66歳)と妻の美知子さん(同61歳)を刺殺するなど、2日間で3人を殺傷した。
公判では「過去に殺処分された愛犬の敵討ちだった」と動機を説明したが、2審判決は「無罪主張のための口実に過ぎない」とした。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140613-OYT1T50121.html?from=ycont_top_txt

小泉被告、死刑確定へ 元厚生次官宅襲撃事件
2014年6月13日17時29分
元厚生事務次官宅を2008年に連続して襲撃し、2人を殺害、1人にけがをさせたとして殺人などの罪に問われた無職小泉毅被告(52)の死刑判決が確定する。
最高裁第二小法廷(山本庸幸裁判長)が13日、一、二審の死刑判決を不服とする被告の上告を棄却する判決を出した。4人の裁判官全員一致の意見。
小泉被告は捜査段階から元次官らを襲った動機について「子どもの頃の飼い犬チロが殺処分に遭ったことのあだ討ち」と強調していた。
この点について小法廷は、「犯行の動機は独善的で酌量の余地はない」と指摘。
「強固な殺意に基づく極めて計画性の高い犯行」と結論づけた。
判決によると、小泉被告は08年11月17日、さいたま市内で元次官山口剛彦さん(当時66)と妻美知子さん(同61)を包丁で刺殺。
その翌日には、東京都中野区で別の元次官の妻を包丁で刺して重傷を負わせた。
http://www.asahi.com/articles/ASG6F45Z6G6FUTIL01J.html

小泉被告の死刑確定へ 元厚生次官連続殺傷事件
(2014/06/13 18:55)
元厚生次官の夫婦を殺害した罪などに問われた裁判で、最高裁は弁護側の上告を棄却し、被告の死刑が確定します。
小泉毅被告(52)は2008年、元厚生省事務次官の山口剛彦さん(当時66)と妻の美智子さん(当時61)を刺して殺害し、その翌日に別の元厚生次官の妻を
刺して重傷を負わせた罪などで起訴されました。
小泉被告は、「34年前に狂犬病予防で殺処分になった愛犬チロのあだ討ちで、歴代厚生事務次官を殺害することを決意した」などと話していて、1、2審ともに死刑判決でした。
最高裁は13日、弁護側の上告を退けたため、小泉被告の死刑が確定します。