福島県相馬市で14日、酪農を営んでいた54歳の男性の告別式が行われた。牛舎の壁板に書き残された言葉。
馬鹿につける薬なし
原発で手足ちぎられ酪農家
やる気力なくした
姉ちゃんには大変おせわになり
長い間おせわになりました
ごめんなさい
大工さんに保険金で支払って下さい
原発さえなければと思ます
残った酪農家は原発にまけないで頑張て下さい
先立つ不幸を
仕事をする気力をなくしました
ごめんなさい なにもできない父親でした
仏様の両親にももうしわけございません
原発さえなければみんな平和に暮らせた
この弟が逝かなくて済んだのに
酪農家の人たちがこの後を追わないようにね
一人も負わないように
こんなことがあってはならないから
今国会でこの総理が駄目だ あの総理は駄目だと
喧嘩してる矢先じゃないでしょう
もっともっと国民のために働かなくちゃなんねえのに
なんのあのザマ
みんな笑ってますよ 国民が