【福島第一原発】1号機爆発-NHK第一報「重大事故発生の可能性」3月12日 04

  • 12 年前
<パート4>
※3月12日17時23分ごろからの放送内容です

▼NHKでは爆発前と爆発後の映像を比較しながら原子炉建屋の状態を把握しようとするが、情報が錯綜して混乱する。
▼福島第一原発敷地の境界では、毎時1015マイクロシーベルトを観測。
この値は、一般の公衆が1年間に浴びる放射線の限度量を、わずか1時間で受ける量にあたる。
▼NHK科学文化部の山崎解説員による解説・注意喚起
<3分47秒~>
「こういう重大な情報、原子力安全・保安院そして東京電力も適宜情報を出してきてはいますが、こういった重大な事象と思われるものにつながる情報というのは、非常に我々も入手出来ていなかった。原子力安全・保安院そして東京電力、この情報の出し方というのは、今非常に重要な局面に来ています。これは徹底的に糾弾されるべきですし、しっかりと必要な情報を住民、そして我々メディアにも提供していただきたいと思います」
<7分30秒>
「この映像と放射線の数字、この二つの情報を鑑みますと、これはもしかすると
原子炉、そして原子炉格納容器が破損をしたというこが、非常に高い可能性で言えると思います。
非常に重大な状態になっています。放射性物質がおそらく空気中に大量に出ていることが考えられます。
外にいる方は速やかに屋内に退避してください。
そして、これ(事故)はまだ全く国は発表していませんが、現在10キロ圏内で避難指示が出ています。
ただこれは、こういう状況になる前の避難指示です。現在国からは特にその後新しい指示は出ていませんが、念のため、10キロ圏よりも外におられる方もあまり外に出ないように、なるべく建物の中に控えていただいて、窓を閉める、扉を閉める、外部から何か入ってこないような状態にしてもらいたい」
「もし最悪の状況、いわゆる原子炉そして原子炉格納容器が破損・破裂をして多くの放射性物質が出ているという状況が強く考えられます。まだ確認はされていませんが、手元にあるこの高い放射線の数字、そして映像から、そういう重大な事故が発生している可能性が非常に高いという風に考えられます。
その場合は、念のため、10キロ圏内の外におられる方も屋内にいていただく、外を歩いていらっしゃる方もなるべく建物の中に入っていただく。

http://www.youtube.com/watch?v=KQjSkHgWESU

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