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  • 15 年前
アメリカの企業が、早ければ2011年にも、民間で初めてとなる宇宙旅行サービスを開始します。
第1弾のチケットを手に入れたのは、世界でおよそ370人。
その中で、フライトを待ちわびる日本人の元サラリーマンを取材しました。

アメリカ・ニューメキシコ州で進む、宇宙空港の建設工事。
宇宙旅行者らがチェックイン手続きなどをするターミナルビルは工事中だが、滑走路は完成している。
民間初の宇宙旅行を販売した「バージン・ギャラクティック」社が先日、滑走路の完成記念式典を行った。
その中に、若い日本人男性、稲波紀明さん(33)の姿があった。
稲波さんは、3万人を超える応募の中から、抽選で選ばれた370人の宇宙旅行者の1人。
稲波さんは「日本人枠が1名しかなかったので、当然、申し込んだら絶対落ちるだろう、『そんな、当たるわけないよ』と思って、結構、軽い気持ちで申し込んだんです」と話した。
見事、当選したとはいえ、宇宙空間で無重力体験ができるのはわずか6分間という、この旅行に支払った費用は2,000万円。
コンピューター会社に勤めていた稲波さん、サラリーマンにとっては大金となる。
稲波さんは「頑張りました。小さいころから、新聞配達とか家庭教師とか、バイトもいろいろやってましたし。運用もして、地道に徐々に増やしていった成果なんですね。長い年月をかけて、徐々に増やしていった。それを一瞬にして使ってしまおうと」と話した。
悩んだ末に、両親の猛反対を押し切って旅行に申し込んだ稲波さんは、その後、宇宙空間に飛び立つ際に、体にかかる重力加速度を克服するための訓練などに参加した。
当選から5年の月日がたち、あとは出発を待つばかりとなったこの日、宇宙空港で初のデモ・フライトが行われた。
2つの飛行機をつなぎ合わせたかのような形をした「スペースシップ」。
旅行者は、この2つの間に設置された一回り小さな機体に乗り込む。
この機体が、高度1万8,000メートルで切り離され、ロケットエンジンに点火、宇宙空間を目指す。
計画が順調に進めば、2011年7月にも、稲波さんは日本人初の民間宇宙旅行者の1人として、宇宙へ飛び立つことになる。

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