プラダジャパン元部長の女性、外見を指摘されたうえ一方的に解雇されたとして提訴
  • 14 年前
プラダジャパンの元部長の女性が、外見を指摘されたうえ一方的に解雇されたとして、解雇の無効と慰謝料を求める訴えを東京地裁に起こした。
2009年9月に人事部長から、社長の言葉として「髪(形)を変えろ、プラダルックにしろ、やせろ」などと言われたという、プラダジャパンの元部長・ボブリース里奈さん(36)。
ボブリース里奈さんは「最後にあった強制販売はバッグって指定だったんですけども、もう10~30万円代ぐらいなので、決してお安いものではないです」と話した。
イタリアの高級ブランド「プラダ」。
この日本法人プラダジャパンの部長を務めていたボブリース里奈さんが、一方的に解雇されたとして、解雇の無効と慰謝料を求め、裁判で争うことを明らかにした。
会見で、ボブリース里奈さんは「『君はやせろ。プラダのオペレーション部長にふさわしくない。君の醜さが恥ずかしい』(と言われた)。女性に夢を与えるブランドのする態度ではないと」と話した。
ボブリース里奈さんによると、外見を指摘され、降格や解雇された社員は、ほかにも10数人いたという。
この件について、イタリア・プラダ本社は「プラダに対してなされた、そのイメージを傷つけるいかなる非難をも、名誉棄損とみなします」とコメントしている。
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